非常勤の最終講義を終えた。期末試験の監督と採点が残ってはいるが。今年度は、月曜日1限から3コマ連続だったので体力的にはしんどかったが、昨年度作った資料を少し修正すれば使えたので、その意味では楽だった。
ただ、学生がちゃんと取り組まないことを前提にして、講義しなければならないのは大変に辛いことであった。「この演習に取り組んで下さい」と指示しても、何もやらないか、スマホをいじっている学生が多数。抜け殻の体だけが教室にあって、魂は夢の中か「雲」の中。100人超の学生をいちいち注意して回るわけにもいかないし、抜け殻にどう話せばよいのやら。
それでも、議論の場面で目の覚めるような回答をする学生や、授業後に質問に来て、「わかりました。ありがとうございました。」と嬉しそうに帰っていく学生がたまにいて、これだから先生はやめられないとも思う。
2年間だけど、良い経験をさせてもらった。今後、名大の教育に活かせることもあるだろう。
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