その日の夜、買い物がてらに車を走らせていたら、いつも見慣れた風景が別の風景に見えて来た。それは、「もうすぐブルーミントンでの生活が終わるのだな」という寂しさ、「この花が咲いていた頃に家族3人でやってきたんだな」という記憶、「でも、名古屋に戻れば新生活が始まるんだな」という期待、いろんなものが複雑に入り混じった心象風景とでもいうべきものだった。
こちらに来たばかりの頃、子どもの夜泣きで目が覚めてしまって眠れず、よく朝活をしていた。早朝のブルーミントンでは、鳥たちがきれいな声でさえずっていた。今日はなぜが目が覚めてしまって、やはり朝活をしている。今日も鳥たちがきれいな声でさえずっている。僕はそれを忘れないだろう。
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