月曜日, 4月 27, 2020

コロナ禍

 コロナ禍と書いて「ころなか」と読む。こんな読み方は覚えなくてもよい。そんな世界が来るのはいつだろうか。
 愛知県が独自に緊急事態宣言を出したため、名大の教員も原則リモートワークになった。もちろん必要があれば登校してもよい。講義準備には研究室で文献を調べる必要があり、講義ビデオを撮るのは家では厳しい。どうしても大学に行く必要がある。
 そこで、先週は電車には乗らず、自転車で大学に行き、研究室と自宅の往復で人に接触しないように心がけた。これはこれでいい運動だ。
 幼稚園も5月末まで休園がアナウンスされた。こんな調子が続き、妻も朝から晩まで子ども二人の世話をしていたら、煮詰まってしまう。私まで自宅にいて仕事をしていたら、お互い精神衛生的によくない。やはり私は気をつけて大学で仕事をし、妻には自由時間を作って、そこで羽を伸ばしてもらう。我が家ではこれがベターなやり方だ。
 そういえば、ネットで評判になっていた「コロナ時代の僕ら」を読んでいる。科学的視点と文学が融合した素晴らしいエッセーだ。これで何かが解決するわけではないが、ぜひ読んでおきたい一冊だ。

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