3/26はあいにくの雨だったが、東工大の学位授与式がとり行われた。公式情報によると、東工大から学位を授与されたのは、学士1,041人、修士1,653人、専門職学位課程25人、博士167人とのこと。みんな、これからの日本を背負っていく逸材たちだ。
私の研究室からは4名(専門職学位課程)が無事に卒業した。うち2名は、プロジェクトレポートの優秀賞に選ばれた。また、1名は社会人学生として、博士後期課程に進学する。
学位記手交と謝恩会後、笹原研の打ち上げをした。久しぶりに学生たちと会い、楽しい時間を過ごし、卒業生たちに言葉を贈った。この日の主役は卒業生だが、学生たちがサプライズで、私の教授昇進のお祝いを準備してくれていた。ハンディーなコーヒーミルと手編みのドリッパー。プレゼントはもちろんだが、学生たちのその気持ちがとてもうれしい。
2023年度が終わろうとしている。昨日、CICの居室のドアに、准教授から教授に肩書が変更されたマグネットが張られた。定年退職まで髀肉之嘆なんてまっぴらなので、「自由な発想による研究」がずっとできてない現状を打破する。
思いっきり尖った研究をする。それが自分がやりたいこと。