水曜日, 9月 29, 2010

変貌するメディア

 森美術館でやっているパブリックプログラムに参加してきた [Link]。今日のお題は「変貌するメディア―ビジネスやアートは新たな価値にどう向き合うのか?」で、講師は小林弘人さん。ワイヤードの創刊を手がけたり、大ヒットした「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」の監修をした方だ。
 Twitterやfacebookなどのソーシャルメディア、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadに電子書籍、テクノロジーの進歩がネットの世界を変え、メディアのあり方も大きく変化しようとしている。これまでのビジネスモデルは成り立たなくなる。そのような言及はネットでも本でも目にするが、実際のところはどうなのか、どうすればいいのか、そんな興味で参加した。
 発表はとてもシンプルでわかりやすく、門外漢の僕でも楽しく聞くことができた。新しいメディアではコミュニティーが中心になる。あらゆるものがフラット化・コモデディー化(潤沢産品)していく中で、「希少」を見つけ出すヒントがそこにある。そのようなことをおっしゃっていた。「つぶやき進化論」を最近読んだばかりだったので、なるほどなと思えた(ちなみにこの本はソーシャルメディア全般の話なので、このタイトルはミスリーディング)。

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