テオ・ヤンセン展 - 新しい生命の形 に行って来た。テレビ番組で彼の作品を知って、実物をぜひ見たいと思っていたところ、ちょうど日比谷で展覧会をやっていた [Link]。テオ・ヤンセン(Theo Jansen)[Link] はオランダの芸術家で、Strandbeest(砂浜生物)という風力で動く人工生命を創作している。その動きは、人工物であることを忘れさせるくらい自然で生命力に満ちている。ただの人工物であれば、どんなに美しくてもやがて飽きるだろう。しかし、ヤンセンの作品が見せる「動き」は、僕の生命に対する妄想を掻き立ててやまない。DNAがあることは生命の必要条件でも十分条件でもない。
彼の作品はBMWのCMにも登場した。格好いいのでご覧あれ。
彼は大学で物理学を専攻して、のちに画家に転向したそうだ。科学とアートがみごとに融合・昇華している。僕もこういう人工生命を目指さなくては(絵心は母のお腹の中に忘れてきましたが...)。テオ・ヤンセン展は会場が狭く、実際に動く作品が2つしかなかったのは残念だった。でも一見の価値はあった。
0 件のコメント:
コメントを投稿