水曜日, 11月 04, 2009

The Oxford Book of Modern Science Writing

 UCLAストアで20%OFFセールをやっていたので、ついつい本を衝動買いをしてしまった。「The Oxford Book of Modern Science Writing」はなかなかおもしろい本だ。利己的な遺伝子の著者、リチャード・ドーキンスが、20世紀初頭から今日までの科学者の書き物の中から極玉の文章を選んだアンソロジー。それぞれにドーキンスのコメントが付いているのもおもしろい。ざっと眺めただけでも、僕のスーパースターたちの文章がこんなにある。
 紙面の都合で泣く泣く収録できなかった科学者がいると言いながら、Carl Saganが入っていたりするのもおもしろい。三流の科学よりも一流のSFの方がはるかにおもしろくて真実を語っているということか。
 本物の科学者が、考え抜いた末にたどり着いたのであろう表現にふれると、それだけでも気分が高揚する。参考文献として、論文を書く際のお供として、カンフル剤として、とても重宝する。

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