日曜日, 8月 29, 2010
祭りの後
夜のロードワークに行ってきた。今日は高円寺阿波踊りがあったので、夜の一時近いというのに、駅前の商店街にはまだたくさんの人がいた。この阿波踊りは町おこしの一環として始められたものらしいが、今では、2日間でのべ100万人の観客が訪れる東京屈指のイベントになっている。つい4時間ほど前まで、高円寺駅には底が抜けそうなくらいの人だかりができていた。駅構内では立ち止まることも許されず、大きく迂回して自宅に帰ってきた。その時から比べると今は静けさを取り戻し、祭りの後独特のけだるさがある。酔っ払いの奇声の背景に秋の虫の声が聞こえる。阿波踊りが終わると、夏の終わりが近づいているのだなと思う。
木曜日, 8月 26, 2010
月を撮る
火曜日, 8月 17, 2010
金曜日, 8月 13, 2010
カフェの小風景
カフェの店内を見るともなく見ていると、いろんな人が目に入ってきておもしろい。道玄坂のモスの場合、男1女3という変則編成の若者グループを見かけると、だいたいは中国か韓国からの観光客だ。ホットドッグをほおばりつつ、ガイドブックを見ながら次の行き先を相談している。
長居してワードで書類を作っているビジネスマンもいる。お店がノートパソコンの電源を解放しているのだ(でも、携帯とかDSとかの充電はなぜか禁止)。蛍光ペンを片手に啓蒙書を読んだり、資格の勉強をしている上昇志向ビジネスマンもいる。
そして最近よく見かけるのは、ある変なお年寄りカップル(たぶん夫婦じゃないと思う)。二人とも金髪で、異様な雰囲気を醸し出している。注文を終えて席に着くと、縫いぐるみの猫(狸かな?)を取り出して、なでながら「xxxちゃん。今日も暑いね。***食べる?」と話しかけたりする。最初はテレビ番組のビックリかと思って、カメラを探してしまった。でもそうではない。他のお客さんもその異様な光景に視線を向けている。しかし、この二人と一匹は気にせず独自の世界で食事を続けている。カフェにはいろいろな人がいる。
土曜日, 8月 07, 2010
恵比寿のアマンディーヌ
ロサンゼルスに住んでいた頃よく行ったカフェ、アマンディーヌ。以前も書いたように、日本にも何店舗かある。今日は恵比寿にあるお店に行って来た。LA店はカフェのみだが、恵比寿店は一階がカフェで二階がレストラン、それより上階はパーティー会場になっている[Link]。
ランチメニューの中から、僕はランチプレートのチキンを、妻はキッシュを注文した。ドリンクなしで千円前後なので若干高めだが、値段以上においしい。となりのお客さんが注文していたけど、ボリュームのあるパンケーキが人気メニューだ。ケーキはLA店ほどは種類がなく、あのケーキを期待していたのでちょっとがっかり。LA店とは全く別のお店だと思った方がよい。でも、落ち着いた大人な感じのするいいお店だった。次回はパンケーキに挑戦したい。
火曜日, 8月 03, 2010
もし武田信玄の軍師がドラッカーの『マネジメント』を読んだら
ビジネス書コーナーに行くと平積みされたドラッカーの本をよく目にした。これは起業家の心得集みたいなものだろうと以前は気にも留めなかった。しかし今年に入ってから、となりに必ずこの「萌え系」の表紙を見るようになった。「もし野球部のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。タイトルからおおよそ内容の検討がつくがおもしろうそうだ。表紙が表紙だけに買うのを躊躇われたのだが、近所の古本屋で安かったので買って読んでみた。
もちろん内容は、野球部を更生するためにドラッカーのマネジメントの教えを生かす、というもの。アイデアとしては悪くない。タッチのように野球のシーンはそれとして楽しかったし、ドッラッカー語録を具体例付きで知れたのもよかった。だからこそこれほど売れているのだろう。しかし、話の進み方が予定調和的過ぎて、ちょっとひねりが少なかった。ちなみに萌え系の表紙をとると、ドラッカーのマネジメント・エッセンシャル版に見えるようになっている。
「人は城、人は石垣、人は堀」と表現していた武田信玄の時代も現代も、いかにして組織をうまく回すかというのは変わらず難しい問題なのだ。
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