木曜日, 4月 24, 2014

歯医者

 奥歯の詰め物がとれて、十何年ぶりに歯医者に行った。最後に行ったのは中学か高校の時だと思う。少なくとも大学以降に行った記憶は(口内炎の治療以外では)ない。
 今もでも歯医者が苦手だ。歯を削られる時にドリルが神経を触って、とんでもなく痛かった幼き日の記憶が脳裏に焼き付いているのだ。ちゃんと歯磨きをしなかった自分のせいだが。
 詰め物をつめるのに初診を含めて3回。こうなったら全部治療してしまおうということで、新たな虫歯の治療で1回。そして、歯石除去(歯磨きの講習付き)にあと3, 4回。
 ちゃんと歯磨きをしておけばよかった...。

(追記)「修士の時に南大沢駅前の歯医者に行ったじゃない。」と妻から一言。そうだった。

水曜日, 4月 16, 2014

プスー、プスー

非常勤先の大学の駐車場に奴はいる。
プスー、プスー。
何かが漏れている?空耳か?
プスー、プスー。
いや、やっぱり漏れている。
 この猫どうやら花粉症らしく、鼻が微妙に詰まっていて、呼吸するたびに鼻が「プスー、プスー」と鳴る。猫も花粉症になるんだ。
 きっと「杉の木々を次々と猫パンチでなぎ倒し、爪を磨いでやる!」とご立腹に違いない。杉が犯人だということはお見通しだ。このグジョグジョの目は節穴ではない(花粉症だ)。
 講義が終わって駐輪場へ行くと毎回この猫に出くわす。おにぎりをちぎってあげるが、気に入らないのか口にしない。別の猫がくわえて行ってしまう。
 このワイルドな花粉症猫に幸あれ。
 

木曜日, 4月 10, 2014

新学期2014

 怒濤の3月が終わった。最後の懸案事項だったALIFE14のプロシーディングを書き終え提出し、全てのTODOをこなすことができた。こんなにしんどい年度末はこれっきりにしたい。
 そして新学期が始まった。名大のキャンパスには、春の草花と同じぐらい若さ溢れる新入生たちが集い賑やかだ。自分が入学した時の記憶が蘇ったが、それが18年も前だという事実に愕然とした。何と時が経つのが早いことか。
 今年度から名古屋商科大学で非常勤講師をすることになり、前期は「情報リテラシー1」を2コマ、後期は「情報リテラシー2」と「情報倫理・モラル」を1コマずつ新入生に教える。この大学は講義時間が100分と長い。今週が初講義だったが、2コマ連続で教えるとへとへと。
 名大では昨年度に引き続き「複雑系科学特論」の講義を1つ、それから「情報科学概論」の講義を1つ担当する。こちらは大学院生向け。
 講義の準備は大変だが、やるからには面白い講義にしたい。もし自分が学生だったら、「Cool!」と思えるようなものを。
 研究室のセミナーや勉強会も今週から始動。研究も教育も今年度はアクティブにいきます。

土曜日, 3月 29, 2014

発表だん

 1年ぶりの物理学会での発表。開催地は東海大湘南キャンパス。今回は研究時間があまり取れず満足のいく結果が出せなかったので(別の論文に集中していたのもあるが)、ちょっとテンションが低め。何とか発表は終わったが、自分の納得のいかないものになってしまった。
 発表後、都立大の同期と久しぶりに飲んで、お互いの近況を話し合った。僕は素粒子物理を途中でやめて複雑系に転向したのだが、彼は素粒子一本でずっと頑張っている。実験の話を生き生きと話す彼を見ていると、本当に研究が好きなんだなということが伝わってくる。自分もピュアな気持ちで研究と向き合わなければと反省させられる。
 新学期がもうすぐ始まる。どんな研究をしようか。

日曜日, 3月 23, 2014

ミッション:(イン)ポッシブル

 「正直緊急事態でした。」
 こんな台詞で始まるCMが最近流れているが、本当にこんな状況だった。しかし、何とかミッションは全部クリアできそうだ。
 まずは再投稿の論文。厳しい査読コメントに答えるために解析をすべてやり直し、新しい結果も追加し、本文も大幅に書き直した。再投稿を無事終え、こちらは現在審査中。
 人工知能学会の原稿、国際会議のポスター発表用の論文、これらも書き上げて無事提出。依頼を受けた論文の査読もチェックを終え、コメントも書いた。英語を再度チェックしたら返信する。
 ずっと締め切りに追われる日々を過ごしていたので、久々に晴れ晴れとした気分。新しいことを始めたい気分になってきた。気持ちの余裕って大事。
 
 

金曜日, 3月 14, 2014

おぼる

 連日の報道によれば限りなく黒に近い小保方氏。Natureの論文に使用されている画像がパクリだろうが、氏の博士論文がパクリだろうが、STAP細胞の存在だけは本当であってほしい。誰もがそう思うのではないだろうか。
 Nature論文の不備は著者たちの責任だし、博士論文の不正でどうにかなるとしてもそれは自業自得。しかし、STAP細胞に生きる希望を見出した難病を抱えた人たちが大勢いたはずだ。
 しかしわからない。一体何のためにこんなことを?真理を探究するのが科学者ではないか。論文でコピペなんて...。自分ならそんなまがい物を世に出したいとは思わない。苦しんで苦しんで自分の中から表現をひねり出してこそ研究者だろう。
 「おぼる=コピペをする」なんて言葉が流行りそうでこわい。

日曜日, 3月 09, 2014

体に珈琲の染み渡る

 葉山珈琲で一息ついている。甘過ぎないシュークリームとちょいビターな珈琲が体に染み渡る。
 ここのところずっと締め切りに追われてて全然気持ちに余裕がなかったが、論文の直しが一通り終わって共著者にチェックしてもらうところまでいったので、一番大きな山は越えたかな。しかし火曜には人工知能学会の原稿の締め切りがあり、まだ気が抜けない。
 無事3月を乗り切ったら旅行をしてリフレッシュしたい。さあ、春はもうすぐだ。

木曜日, 2月 27, 2014

2つの2週間後

 今週に入りめっきり暖かくなった。そして花粉が飛び始めたのだろう、目も痒いし鼻もむずむずする。春はすぐそこまで来ている。
 さて、ここのところ取り組んでいたデータ解析に目処がつき、論文に必要な図と補足資料を全て作った。再投稿の締切は3/5と迫っているのだが、仮に原稿が書けたとしても共著者にチェックしてもらう時間が必要なので、どんなにがんばっても間に合わない。
 そこで、編集長に締切を2週間後に延ばして下さいとメールで懇願した。そんな矢先、今度は以前査読した論文の再査読の依頼メールがやって来た。しかも査読コメントの締切は2週間後だという。うーむ。山のように締切を抱えているが、一度読んでいる論文だから時間はかからないだろうということで引き受けることにした。(実際は2日はかかるだろう)
 因果応報とはこのことを言うのだろうか。編集長から延期を認める旨のメールが届いた。

水曜日, 2月 12, 2014

ソチ五輪

 連日、ソチ五輪での日本人選手の活躍に胸を熱くしている。4年に一度、日の丸付きというプレッシャー、そしてこの日のために積み重ねた努力と根性、頭が下がる。それを思うと論文や申請書の1つや2つたいしたことない、...かな。
 今取り組んでいる論文が、締め切り間近になってようやく少しの進展を見せた。これをえいやっとまとめてしまわないといけない。助成金の申請は4つ出してすでに3つ落選。残りの1つは学内審査をパスして、次の審査結果待ち。
 人事を尽くして天命を待つ。昔は嫌いだったこの言葉。今は分かる気がする。穏やかな気持ちで天命を待てるように、やるときはとことんやれということだ。      

水曜日, 2月 05, 2014

タイムオーバー間近

 研究室の修士学生の発表が無事に終わった。一時はどうなることかと心配したが、わかりやすい発表で良かったと思う。ああすればよかった、こうすればよかったという点も残るが、それはこれから書く投稿論文の中で解決すればいいか。
 さて、次は自分の論文の番だ。締め切りがいよいよ近づいてきて、スーパーマリオのタイムオーバー間近の曲が頭の中で鳴っている。いろいろ解析を試すもののなかなか結果が出ない。そして、別の締め切りもたくさん抱えている。ああ、授業の準備も...。
 などと悩んでいても始まらないので、今は眼前のことに集中する。STAP細胞を作ったリケジョに負けないように。おっ、良さげな結果が1つ出た。

日曜日, 1月 19, 2014

センター試験と石油ストーブ

 1/18, 19はセンター試験。今年は案内監視員を担当することになり、朝6時起きで会場の明和高校へ。お仕事は入り口で受験票と顔写真を確認したり、遅刻者の対応したりすること。玄関での作業なのでとにかく寒い。
 受験票をチェックしながら、心の中で受験生に「がんばれ」とエールを送り、20年前の自分を思い出してみる。えっ、20年前!!そんなに時間が経ったのか...。少年老いやすく学なりがたし。
 受験生の入室がだいたい完了すると、玄関の石油ストーブで暖をとる。そういえば石油ストーブも久しぶり。懐かしい暖かさ。今日は一日がえらく長く感じた。
 明日も案内監視員だ。
 

月曜日, 1月 13, 2014

出味夫でGOGO

 三連休の中日、愛車の出味夫(こう呼ばれている)で近くをドライブした。まずカネスエというスーパーで買い物をすませ、名古屋商科大学までのルートを確認し、その後、愛知牧場に行った。車で1時間もかからないところに牧場があるなんて昨日知った。
 牧場にはこの寒さにも関わらず大勢の家族連れが訪れていた。有料で乗馬や搾乳、馬に餌をやったり、ミニ動物園みたいなところで動物と触れ合えたりする。ぜひお勧めしたいのが、愛牧の牛乳の手作りジェラート。うまい。
 その後、ダウニークラシックで遅めの昼食をとり(写真はサーモンとアボガドがのったパンケーキとサラダ)、帰宅した。家で夕食をとったあと、愛牧牛乳でカフェをいれたら濃厚でとても美味しかった。
 半日のドライブでどえりゃぁ旅行感。名古屋は実に楽しい。


 


 
 

火曜日, 1月 07, 2014

スカイアクティブな2014

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 年末年始はいろいろあってバタバタと時間が過ぎ、気がつくと2014年も7日目。新年早々いくつもの締め切りを抱え気分は晴れませんが、「ピンチはチャンス」といつものように楽観の虫が囁くので、何とかなる(いや、何とかしてやる)と思っています。
 昨年末、初めてのマイカーDemio Skyactiveを購入し、これで帰省しました。デザインも燃費(約19km/l)もいいし、小気味良い走りが気に入りました。今年は大いにドライブを楽しみたいと思います。
 もちろん研究も大いに楽しんで、デミオの走りぐらい小気味良く論文をポンポンと。はい。

木曜日, 12月 12, 2013

ジャーナルクラブ

 研究室ではジャーナルクラブ(論文紹介)と勉強会をしっかりやろうと思っている。ユニークな研究をするためには、手を動かして作業をするだけでなく、先行研究や関連研究を時間をかけてフォローし、基礎を身につけておく必要がある。
 今回は僕が、複雑ネットワークの古典ともいえるWattsとStrogatzのNature1998を紹介した。この論文は何度読んでも素晴らしい。大変ではあるが、熟読して発表資料を作ると理解がうんと進む。
 マスターピースを片っ端から熟読しよう。

 

月曜日, 12月 09, 2013

いい質問とは

 学会や研究会、セミナーやゼミに参加して毎度思うのが、「いい質問やコメントをするのは難しい」ということだ。ある意味、発表よりも質問の方が何倍も難しい。
 出身研究室の文化が染み付いているせいか、相手に間違いがあれば遠慮なく指摘する、自分の正しいと信じることは遠慮なく意見する、ということを僕は当たり前としてきた。相手が先生であれ、学生であれ。こういう質疑応答の中で理解が深く正確になり、参加者全体に利すると。
 ところが、分野が違うと必ずしもこれがよいやり方とは限らないようだ。先日見かけたこのツイートが端的にそれを表現している。[Link]
 日本でイノベーションとかが生まれにくいとされるのは、色んなアイディアの粗やリスクを過剰に指摘して「こんな細かなことに気がついて指摘できる頭のいいオレ」をアピールしたがるお利口さんたちのせいかもしれない
確かに工学や芸術など「創る系」の分野では正しければいいというわけでなく、アイディアの多様性が大事だし、少々の矛盾を抱えつつも現実世界にモノを実装せねばならない。そんな人に向かって重箱の隅をつつくようなことを言って、やる気をそぐのは野暮というもの。そんな考え方にも一理ある。
 発表のプラスとマイナスの両面を見た上で一言もの申す、それができるのが理想だろう。

月曜日, 12月 02, 2013

正の螺旋スイッチ

 毎年言っている気がするが、今年も残すところわずかとなった。ここ数ヶ月、あまり進歩感を感じられない日々を過ごしてしまったので、正直焦りを感じる。周囲には着実に成果を上げている人がいるというのに...。
 しかし、人と比べても仕方ない。それよりも、眼前の事に我を忘れて夢中になることができていない今の自分の問題。研究するにしろ、雑用するにしろ。文字通りハングリーだった昔の、「自分の中に入って行く」ような研ぎすまされた感覚と、枯れない泉のようなやる気。これらを取り戻すことが大事。
 そうすれば、正のスパイラル(螺旋)・スイッチは自ずと入る、はず。

金曜日, 11月 22, 2013

初講義

 名大での初めての講義を終えた。「複雑系科学特論」という大学院の授業で、各講座の先生がリレー式で講義をする。僕は「生物と社会に見られる自己組織化」という題目で2週にわたって講義をした。必修科目でないため受講生が少なかったのは残念だったが、楽しく講義ができた。来年度も同講義を担当するので、さらに内容に磨きをかけたい。
 それから余談ですが、本日、分担執筆を担当した「行動生物学事典」が発売されました。執筆者とはいえ本はもらえないので、まだ現物を手にしていませんが。

日曜日, 11月 10, 2013

ラボ

 研究室ができて2年目。現在一緒に研究している学生は、修士が1名、学部生(来年、笹原研所属)が1名。2人ともTwitterのデータを使った研究をしている。
 自分の過去を振り返ってみると、大学院の研究経験は人生最大の宝物だ。多様な才能を持つ個性的な同僚や先輩、後輩たちと切磋琢磨した。そして1つのことに時間を忘れて没頭できる貴重な時間だった。学生たちにはそんな経験をして、世の中に羽ばたいてほしい。
 これから長い教員生活、いろんな学生に出会うと思う。一を聞いて十を知る切れ者もいれば、いまいち要領の悪い学生もいるだろう。しかし、それぞれに持ち味がある。ここは研究者だけでなく、社会で活躍する人材を育てる場でもある。どんな個性的な人物がやってきて成長し、巣立っていくのか楽しみだ。

月曜日, 11月 04, 2013

Kindleゲット

 出張のたびにMacbook AirとiPad miniとiPhoneを持ち運んでいたが、何か余分だと感じていた。ダブっている機能がかなりあるのだ。
 特にiPhoneとiPadはほぼ同じことができて、違うのは画面の大きさぐらい。iPadの方が画面が大きくて、飛行機やホテルで資料を読むのに便利かなと思って携帯していた。でも、明るいiPadの画面をずっと見ているのは辛い。
 読書専用のデバイスとして、新しいKindle Paperwhiteを購入した。これができることはただ1つ。電子図書の閲覧だけ。Emailもインターネットもできない。でも、それがいい。無意味にネットしたり、Emailを書いたりできないので、帰って読書に集中できる。そして、Eインクの奇麗さは紙の本に匹敵する。これからはiPadの替わりにKindleを携帯する機会が増えそう。
 ちなみに、画面が小さいので論文のPDFを読むのは厳しい。PDFをKindle用に変換することもできるが、図や複雑なレイアウトがあると無茶苦茶になってしまう。

 

木曜日, 10月 24, 2013

テネシー

 「動物の発声系列の解析」に関する研究会に参加するためにテネシーに来ている。国際線から国内線の乗り継ぎに失敗したり、何かの手違いで帰りの便がキャンセルされたりと出だしはずっこけたが、研究会は楽しかった。
 このテーマに関係する約40名ほどの生物系と数理系の研究者が一堂に会した。単に発表を聞いて質疑応答するだけでなく、テーマごとにグループに分かれて議論し、最終的には参加者全員で1つの論文に仕上げる。
 正直、グループ作業についていけるか不安だったけど、自分が好きなことなので自然と「発言したい」と気持ちが湧いてきた。大御所、若手、院生が協力して1つの作業をするのはとても楽しかった。そして、大御所の先生の豊富な見識と見事な議論、衰えない知的探究心としたたかな交渉術を目の当たりにした。
 今月は研究費の申請や研究発表の準備などでいっぱいいっぱいで、とても海外出張に行きたい気分ではなかったけど、本当に来て良かった。