土曜日, 3月 18, 2023

春うらら

  梅の花が散り、桜の花が咲きそうな雰囲気。そして、オンラインではChatGPT祭り。講演、原稿、会議・・・。次から次へとくる仕事をひたすらこなし、気が付くと3月も終盤に差しかかっている。それでも、山場となる仕事はなんとか終えた。

 来年度(と再来年)は副主任なる仕事をやらなくてはいけないので、果たして研究の時間をとることがができるのか。いや、やらなくてはいけない。幸いなことに科研費基盤Aが獲れたので、特任助教/ポスドク/技術支援員は1名雇用できそう。企業との新しい共同研究もできそう。

 自分がやりたいこと、仕事としてやらなくてはいけないこと、すべて書きだして整理してみよう。少し立ち止まって見直してみたら、新しいこと、楽しいことが見えてくるかもしれない。大変だが、大学教員はやりがいのある仕事であり、自分の人生そのものだと。

 

 

 

 

土曜日, 2月 25, 2023

るぽ・コーヒーハウス

 名古屋以外で、久々に喫茶店らしい喫茶店を見つけた(名古屋は喫茶店がたくさんあって楽しかった)。場所的には埼玉ではなくて清瀬市になる。「るぽ・コーヒーハウス」というお店で、ドラマの収録にも使われたことがある喫茶店だ。外観も内装も写真のように、昭和を感じるレトロな感じ。

 子どもたちはクリームソーダ、私は珈琲とコーヒーゼリーを(ケーキが売り切れだったので)、妻はミルクティーとパフェを頼んだ。総額4000円越え!みんなでシェアしないと、財布が大変なことになる!

 ごはんもおいしそうだが、気軽に行くには金額が...。あと、オーダーしてから、食べ物と飲み物が届くのに時間がかかるのが難点。でも、雰囲気は抜群にいい。ごはんはまた今度。








月曜日, 2月 06, 2023

メリハリ

  2022年度の担当授業が(ほぼ)終わり、やっと一息。今年も4つの授業は土曜1, 2限で、すべてZoomによるオンラインだった。4つとは、情報・サービスと経済・社会システムI、デジタルマーケティング、数理情報分析基礎IとII。

 朝早いので大変といえば大変だが、1時間ぐらい前に起きて、朝食を食べて、書斎でコーヒーを飲みながら、スライドの最終確認。100分講義したら、日常に戻れる。それはそれでよかった。

 しかし、2023年度から土曜日の授業はハイブリットになることが決まった。つまり、学生は教室で授業を受けても、オンラインでもOKだけど、先生は教室にいて、そこからZoomにつながないといけない。

 うーん。これが仕事なので仕方がないが、土曜午前中をつぶされると、運動会や遊戯会などの子供たちのイベントに出られない。休校にして対応する手もあるだろうが、急に病気なったり、学会でどうしても休校にしなければならないこともあるので、そう簡単にはいかない。

 土曜が仕事の替わりに火曜を休みにしているのだが、実際に休めたためしはない。結局大学に言って仕事をしていたり、何だかんだで会議が入る。

 来年度からは、完全に火曜は研究のためにブロックしよう。副主任を向こう2年間やることになり(正式な役職ではないので、手当はつかない)、ただでさえ忙しくなる。何としても研究のための時間、授業準備の時間、学生指導の時間、家族との時間、そして自分の時間を死守しなけらばならい。メリハリだな。

 

木曜日, 2月 02, 2023

駆け抜けた1月、どうする2月

 気がつくと怒涛の1月が過ぎていた。ただただ忙しかったが、なんとか乗り切った。2022年の積み残しの依頼原稿は全てクリアした。

 去年の年末から、ちらほらと講演依頼をいただいていた。執筆の目処も立ったし、来年はもう少し時間があるだろうと、大体のものを引き受けた。その結果、ほぼ同時に講演日の日程調整をやることになり、ただただ後悔。

 もちろん大変にありがたいことだが、引き受けすぎると、結局、十分に準備する時間を割くことができなくなり、結果的に相手にとっても失礼になるし、自分も不完全燃焼の講演になってしまう。そんな思いをするぐらいなら、いっそ断ってしまった方がまだ良い。ということで、しばらく講演依頼は遠慮することにする。相手のためにも、自分のためにも。

 散々苦労した去年と駆け抜けた1月の成果が、2/17に出版される。多くの方に読んでほしい。

土曜日, 1月 21, 2023

テレ東大学と東京科学大学

  昨年末、テレ東大学というYouTubeの番組の出演した。撮影日は12/14。撮影場所はお台場で、院生のときに住んでいた国際交流館のすぐ前にある建物だった。

 昔は「船の科学館駅」という名前だったが、「東京国際クルーズターミナル駅」と名前が変わっていた。コロナでずっとターミナルが使われていなかったそうだが、ちょうどその日、船が来ているようだった。

 ひろゆきとか成田さんとかが出演したものは数10万再生、100万再生なので、それと並ぶと、数万再生の私の動画は「(再生数が)伸びなかったね」とバッサリされるだろう。私はユーチューバーではないので、一向にかまわないが。

 幸いなことに、見てくれた人からは比較的好意的なコメントをもらった。大学時代のサークルの先輩から、「笹原君、見たよ」とメールをもらったりもした。 御笑覧ください。

 そうこうしているうちに、私の所属する大学は、東京工業大学から東京科学大学になるらしい。東京医科歯科大学と合体して、医学、工学、理学が融合するので、まとめて科学にしたのだろう。英語名は、Institute of Science Tokyo。なんかしっくりこない。

月曜日, 1月 09, 2023

Monbellと珈琲

  最初にディープフェイクの新書の執筆依頼をいただいたのは、2021年1月。CRESTが12月に採択され、ちょうど関心が出てきていたので、執筆を引き受けた。しかし、ポルノやプロパガンダ以外のディープフェイクの話題が見つからず、本としてまとめるには、どうしたものかと、頭をなやませていた。 

 インプットはするものの、なかなかストーリーも構成も決まらず、本をすらすら書ける状態には程遠い状態が続いた。そんな流れが変わったのが、2022年8月以降の画像生成AIの一大ブームだ。これで一気に流れをつかんだ。

 とはいえ、大学で授業をもちつつ、雑用もこなしつつ、プロジェクトの研究も進めつつ、別の講演・執筆の依頼もこなしつつなので、精神的にはかなりきつかった。「執筆しなければ」というプレッシャーを抱えて、旅行や帰省もしなければならなかった。

 編集担当者にはご迷惑をおかけしたが、12/31(正確には1/1早朝)についに脱稿した。いったん書けるフロー状態になると、自分の体が別の生き物のように動き出し、一気に進む。執筆は42.195キロのフルマラソンみたいなものかもしれない。いくつか寄稿依頼が残っているものの、先の苦労を思えば、何ということはない。(ただし、しばらくは、執筆依頼は遠慮する)

 この連休、自分へのご褒美も兼ねて、Mon-bellのダウンと珈琲豆を買った。なかなかいいお値段するが、そのぐらいの贅沢は許されるだろう。この連休が実質的な冬休みになった。


火曜日, 1月 03, 2023

小吉モードで

  1/1早朝まで執筆をして脱稿してからは、正月休みモードでだらだらしている。いや、それが普通のことなんだけど。

 休みになると、子どもたちと過ごす時間も増えるので、「こんなこと言えるようになったんだ」とか「こんなことできるようになったんだ」と感心する瞬間が多々ある。

 子どもたちと遊んだり、ただぼーとするのも悪くない。ぽたぽたとコップに水が溜まっていくかのごとく、やる気が少しづつ溜まっていく。あれしたい、これしたい、と。

 今年のおみくじは小吉だった。これまでは「大吉でなければ」などとどいう変なプレッシャーでがんばっていたのかもしれない。しかし、小吉結構、ばんばんざい。肩の力を抜いて、前に進む。いちいち人の評価など気にしない。小吉モードで。

 

日曜日, 1月 01, 2023

あけおめ 2023

  明けましておめでとうございます。コロナになってからの3回目の新年です。今年こそ、自分の手を動かして研究をしたい。そんな思いを強くした新年です。

 盆も正月もなく、ずっと執筆に追われていましたが、たった今、脱稿しました。まだ編集やチェックの作業は続きますが、白紙と睨めっこして、一文字も出てこない恐怖とはおさらばです。

 こんな時間まで作業していたので、本当に良い内容の新書になったのかは、改めて読んでみないとわかりませんが、ひねり出した言葉で、わかりやすいストーリーを紡いだと思います。時間がたつと、あれが足りない、これが足りないという焦りがこみ上げてきそうな気もしますが。とにかく、やれることはやった。

 元旦の今日ぐらいはゆっくりしたいが、締切を超過している原稿が...。しばらく執筆の仕事は遠慮したい。

日曜日, 12月 25, 2022

メリクリ22

 2022年のクリスマスも過ぎようとしている。子供たちがサンタクロースがくるかどうか、そわそわ。翌朝、プレゼントを見つけて、大喜び。毎年のお決まりのイベントだが、子どもたちがいればこそである。

 横綱級の仕事が次々ときて、夢中で片付けているうちに(まだ処理しきれていないが)、後っという間に12月25日。おもちゃをもらって嬉しそうにしている顔がみられるのは、何よりも自分にとってのご褒美になる。

 冬イベントが終わった。さて、年を越す前に、何としても執筆を終わらせる。正月も働くなんてまっぴらだ。

土曜日, 12月 17, 2022

2022年も残り...

 気がつくと2022年も半月を切った。自分が引き受けたとはいえ、相も変わらず執筆に追われている。最近は断るべき仕事は断っているのだが、重要な仕事は絶えずやってきて、気が付くと執筆作業から遠ざかる原因に。心を鬼にして断らないといけない。

 12月分の授業は今日で山場を越えたので、何とか執筆に集中して、残り2つを満足いくクオリティで完成させたい。そして、心置きなく2022年を終えたい。2023年が良き年になるように。

 現在執筆している新書(テーマは「ディープフェイク」)の作ったAI生成画像の試作の1つ載せる。DALL·E 2を使って「ピカソ風最後の晩餐」というプロンプトで作成した。AIはこれを数十秒で作る。この現実をどう受け止めるか。



水曜日, 11月 30, 2022

持続可能な査読?

  PLOS ONEのとHumanities and Social Sciences Communications の編集員(エディタ)をやっている。どちらもジャーナルも論文を掲載したことがあるので、学術への貢献と思って、論文のハンドリングをしている。提出された論文を読んで査読してくれる人を探すのは、とても手間で時間のかかる仕事だ。

 特に最近、PLOS ONEがはひどい。毎日のようにエディタ業務のリクエストが来る。最初のうちは、全部ではないにしろ、がんばって引き受けていたが、最近ではほとんど断っている。というか、忙しすぎて、断ざるをえない(それでも常時、1~2本はハンドリングしている状態)。エディタ業務が、かなり自分の時間を奪っている。

 どちらのジャーナルもオープンアクセス系なので、著者が出版費用を払い、出版社はそれで儲けている。しかし、エディタ業務は責任重大で、時間も手間もかかるのに、やったところで1円も支払われないし、業績にも評価にもつながらない。

 自分が論文を出すときは、誰かにお世話になっているのだから、お互い様だとボランティアでやっている。みんなそうだろう。しかし、これは悪く言えば「やる気の搾取」ではないか。

 論文を書く人は山ほどいる。しかし、論文を読んでくれる人はほとんどいない。エディタも査読もただ働き。出版社は著者からの出版費用で利益を得ている。何かおかしいし、腑に落ちない。

 決して、エディタや査読の仕事にお金を払え、と言っているわけではない。しかし、今の査読のシステムは明らかに持続可能でない。やる気の搾取の上に成り立っていると言わざるを得ない。

 人工知能学会誌などの国内の雑誌では、査読を期限までに終わらせると図書カードがもらえる、などの特典があったりする。あるいは、自分のその雑誌で出版する際に割引を受けられる、というケースもある。それはなかなかよいアイデアだと思う。

土曜日, 11月 19, 2022

ビリヤニ

  ビリヤニとは、簡単に言えば、米と肉、そしてスパイスを入れたインド風炊き込みご飯、ということになるだろうか。ポスドクのDilが、ビリヤニを作ってランチにふるまってくれた。

 ジンジャー、コショウ、ニンニク、ナツメグ、クミン、サフランなど、色々な香辛料がきいたごはんに、ラム肉、ナッツが入っていて、上からヨーグルトにオニオンを刻んだソースをかけていただいた。ごはんはピリ辛だが、ソースがいい具合にそれを中和して、なんとも癖になるおいしさ。パラパラしたタイ米がよく合う

 現在ビリヤニが流行っているそうだが、よくわかる。これは癖になるうまさだ。しばらくはまりそう。










土曜日, 11月 05, 2022

どんぐります

  授業の講義回が終わったので、これで少し執筆に専念する時間が増える...といいなぁ。

 オンラインで授業をしているので、その間は自宅の書斎のドアを閉めている。ただ、中から鍵をかけることはできない。授業が終わった気配を察知してか、娘がドアをノックしてきた。これまでそんなことをしたことはない。どこで覚えたのか。

 退屈そうにしているので、近所の緑道にどんぐりを拾いに行った。「虫さんが食べてないきれいなどんぐりを拾うんだよ。」「うん。」袋にどんぐりをつめて、近くの小学校を経由して、コンビニに昼ごはんを買いに行った。

 子どもはすぐに大きくなる。いつまで一緒にどんぐりをひろえるのか。貴重な土曜の昼の時間。



水曜日, 11月 02, 2022

一仕事去って、また一仕事

  論文の直し、本の執筆、本の翻訳の作業をほぼ毎日同時並行で進めている。加えて、授業の準備である...。名大で講師をしていた頃は、もう少し時間があったなぁ、などと遠い目になる。

 論文は何としてもアクセプトをもぎ取りたいし、本の執筆も翻訳もやりたいから引き受けたのだが、全部重なるとは思わず、誤算だった。しかし、これらを成仏させないと、次に控えている仕事ができない。また別の執筆が2つある。本の一章と学会誌の記事なので、今やっていることに比べれば、そこまで大変ではないが。

 さらにその後に控えている仕事2つうちの1つが重い。財務省のセミナーは、これまでの講演内容をブラッシュアップすれば良いので、そこまでではないが、先日、内閣官房からある依頼が舞い込んだ。これは結構なリソースを裂かなければいけない。

 年々、依頼内容が高度化して、それらをこなすだけで自分の時間が過ぎていく。しばらくは執筆の仕事は流石にお断りする。最後の依頼を片付けたら、自分の手を動かして研究できる日は来るのだろうか。

日曜日, 10月 16, 2022

ハンバーグと言ったら

  印税という名のボーナスが入ったので、家族でハンバーグを食べに行った。我が家では美味しいハンバーグと言ったら「フライングガーデン」である。ビックリ○ンキーも悪くはないが、やはり「肉肉しい」ハンバーグが食べたければここ。とにかく肉がジューシーでうまい。

 体に悪いことは分かるが、たまにはガッツリとお肉やコッテリとしたものが食べたい。爆弾バーグのキングサイズにガーリックライス。こうゆう食欲が年とともに衰えてきているので、まだ「食べたい!」とか「食べられる!」というのは若さの証拠、生きている証拠なので、ヨシ。

 妻はクイーンサイズ、子供たちはお子様メニューを堪能し、店内の肉の煙を吸って、全身でハンバーグを満喫した。その後で、温泉に行って、さっぱりするのがルーチン。「美味しいね」「暖かいね」を家族で共有する。そんな休日がたまにあってもバチは当たるまい。

月曜日, 10月 10, 2022

リモートワークの良し悪し

  コロナになり、リモートワークが普及した。それはもちろん良いことだと思う。オンラインですむ会議のために、わざわざ満員電車に揺られるのは馬鹿げているし、土砂降りの中、バスと電車を乗り継いで通勤するのもおかしな話。リモートにしてしまえば、もっと有効に時間が使える。

 しかし、ずっとリモートでいいかと言われれば、それもまた違う。物理的に近くにいれば、ちょっとした雑談や相談はすぐできる。それがすぐに何かの役に立たなくても、コミュニケーションすることが大事。そして、クリエティブになる上で程よいノイズが大事。

 コロナ禍初期に研究活動をオンラインに切り替えたときには(名大時代)、大きな懸念があった。過去のブログに、諦めと期待とが入り混じった気持ちを書いている。しかし、この時の学生たちの多くは、対面で築いた関係性があった上でオンラインに突入したので、まだ何とかなった。ただ、自分でペースを決めてやれる人と、そうでない人の差は歴然としていた。

 現在は勉強会を対面でやることで、少なくとも週一回はフルタイム学生が大学に来ることを促している。その効果が出るとすればまだ先のことだが、どうなることやら。個々が学び「I」の実力を高めるのが重要なのは言うまでもないが、ここは研究室なので「We」の意識で、みんなで協力し、高め合うのが大事。

 スマートニュースでもシリコンバレーでも、正直なところ「みんな(職場に)戻って来いよ」と上司は思っているそうだ。すでにやることが決まったプロジェクトならば、オンラインでも仕事は進むだろうが、これから新しいことを始めようとする場合は、そうはいかないケースが多々ある。

 自分の働き方にしても、学生の研究指導にしても、何とか対面とリモートの良いとこどりをしたいところだが、未だに決定打がないのが現状だ。

水曜日, 9月 14, 2022

ありがとう626

  9月13日、名大・笹原研の学生室(情報学棟626室)をクローズし、鍵を返却した。これで名大での重責は全うしたことになる。

 私が異動してから学生たちが困らぬようにと、4台のサーバー、フルフルでカスタマイズしたiMacも置いていった。さきがけや科研費の予算で、アシスタントの方に大変な手続きをお願いして購入したものだ。おかげで一度も壊れることなく、学生たちの研究を支えた。

 プリンターのトナーと用紙も予備をたくさん購入して、備蓄しておいた。実はこれが厄介で、基本的にこれらのものは直接経費では購入できない。名大では間接経費をもらえていたので、それを使って購入した。結局使い切ることなく、同僚の先生にもらっていただいた。しかし、もし不足していたら支障が出ていただろう。これでよかったのだ。

 サーバーを東工大に移す手配をし、学生が残していった壊れた冷蔵庫はお金を払って業者に引き取ってもらった。ゴミや学生が残した本などを片付け、最後にざっと清掃をして、626室に鍵をかけた。

 学生たちとセミナーをし、熱く議論した626の部屋とも、これでお別れだ。無事学生たちが巣立っていったという安堵感と一抹の寂しさを感じながら、名大を後にした。

日曜日, 9月 04, 2022

信じられる学生たち

  名大から東工大に異動する際に残っていた学生のうち最後の2名が、この9月に学位を取得して、卒業できる見込みとなった。学生たちに「おめでとう、よくがんばった」と言ってあげたい。

 1名は博士号を取得し、中国のAIの研究所でポスドクとして働くことが決まっている。もう1名は修士号を取得し、名大院の博士後期課程への進学が決まっている。残りの3名は既に卒業し、みんな就職している。全員無事に卒業させることができ、安堵した。

 コロナや異動という条件がなければ、教員の当然の仕事の1つということになるだろう。しかし、名大の教員ではない状態で、かつ、コロナ禍で名大に通えないとか、学生同士の交流がないという状態で、これを達成することは想像を絶する苦労があった。

 異動するときに決意したのは「1名もドロップアウトさせず、必ず全員卒業させ、彼らが望む次のキャリアに接続する」ということ。そのためにできる限りの努力をしてきたつもりだ。それができたことは誇りに思うし、それができたのも、「彼らはきっとやってくれる」と信じられる学生たちだったから。そういう名大生たちと研究ができたことは幸せなことだ。

 名大最後の指導学生は学位授与式の総代(複雑系科学専攻)を務め、東工大最初の指導学生も学位授与式の総代(MOT)を務める。1年で2名の総代が自分の研究室から選ばれた。誇らしい。おめでとう。

水曜日, 8月 10, 2022

ESTAのお化け

 VISA免除でアメリカに行く場合は、ESTAの申請が必要になる。これは短期渡米の入国審査に関する書類で、オンラインで申し込み、その際に21ドルを支払う。これまでも何度かやったので、特に何も難しくない申請のはずだった。
 しかし今回、まんまとやられてしまった。在日米国大使館と領事館のサイトには、リンクが死んだ形で「ESTA申請公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/」となっていたため、面倒臭くなって、Googleで「ESTA」と検索し、検索結果の上位にあったサイトから申し込みを済ませた。最後の最後まで金額は表示されず、21ドルを支払ったものだと思っていた。そして確かに、確認のメールには申請番号も書かれているので、疑うことすらしなかった。
 後でカード明細を見て気づいたのだが、これはESTAの申請代行の業者のサイトだった。実際に試してみるとわかるが、Googleで「ESTA」と検索すると、上位にあるのは全て代行業者だ。実際にHISやJTBが5千円ぐらいでESTAの代行サービスをやっているので、全くの詐欺というわけではないのだが、金額を表示しなかったり、相場とかけ離れた高い値段を請求したりするので、限りなく詐欺に近い。
 私の場合、160ドル近く請求されていたので、「金額を表示しないのは不当である」と抗議して、払い戻しを受けた。結果的には、常識的な代行業者と変わらないぐらいの値段で済んだので、研究費から支払えることになった。
 みなさんも気をつけたし。


金曜日, 8月 05, 2022

あー、夏休み

  気がつくと夏休み。といっても、授業がひと段落したぐらいで、大学の先生の仕事は一向に減る気配がない。院試業務も含めて、事務仕事の多さは名大の時の比ではない。大量のメールとSlackのメッセージに溺れそうだ。

 そして、本の執筆も含めて、山のような執筆。科研費の締切が前倒しされたことにより、科研費の書類の作業も8月中に。毎年、夏は作文で終わるのか...orz 

 元々文章を読んだり書いたりするのは好きだったが、依頼原稿や申請書の類は大の苦手。今は文字ではなくて、コードを書きたい。数年以上、コードをまともに書いていないのではないか。

 夏休みだなと感じる時間を過ごせていない。セミを追っかけ、カブトムシを追っかけしていた少年の夏は何処へ。