土曜日, 12月 23, 2017

胸キュン

 今回の海外出張の機内で、恋愛ものの映画を2つ観た。念のために言っておくと、僕は普段はほとんど恋愛ものは観ない。そんな僕が、そして、40過ぎのおっさんの僕がキュン死した。どちらの作品も、時間がらみのSF的な要素がある。
 1つ目の作品は「君と100回目の恋」。主演は歌手のmiwaと坂口健太郎。物語の内容もいいが、ういういしいmiwaの演技と歌声がいい。クライマックスのシーンで流れる歌が物語とリンクしていて、切なくなる。
 もう1つの作品は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」。こちらの主演は、福士蒼汰と小松菜奈。物語の構成はもちろんすばらしいのだが、ディテールがまたすばらしい。大学生ぐらい男子の理想の彼女像が描かれていて、大学時代を思い出す。愛美がいつもなぜ涙を流すのかの理由が明らかになる時、涙がちょちょぎれる。
 ネタバレになるのであまり内容に言及できないが、興味を持たれた方はぜひお勧めしたい。

火曜日, 12月 19, 2017

IEEE Big Data 2017

 IEEE Big Data 2017の計算社会科学のワークショップに参加するために、ボストンに行き、その後IUに立ち寄って、昨日帰ってきた。
 M1学生との研究を共著でワークショップに投稿した。中国人は米国入国にはビザが必要なので、論文受理の通知が来てから申請では遅いと判断し、出発日一月前にはビザの面接を受けさせた。しかし、出発1週間前になってもビザがまだ来ない。中国人のビザ審査は厳しく、中には3ヶ月以上も放置される事例がネットで報告されていて、それを見た学生ががっかりしていた。
 そこで、私は、領事館の担当部署に電話をして強い口調で抗議した。それが効いたのかかどうかはわからないが、彼のビザは無事に出発までに間に合った。
 ところがである。出発の日、今度は飛行機の燃料漏れが発見され、フライトが欠航になってしまった。ワークショップは学会初日だったので、この時点でワークショップに間に合わないことが決定してしまった。そこで、苦肉の策として、学生に音声説明入りのスライドを作成させ、それを発表時間帯に上映してもらうという方策をとった。この状況では、これが最善の策だった。
 ここまで参加に苦労した国際会議は初めてだ。IU再訪問については、また別の機会に書きたい。

土曜日, 12月 09, 2017

レゴランド

 レゴランドに行ってきた。当初の想定ほどお客さんが来ていないとのことだが、そんな感じだった。そんなにアトラクションが多いわけでものないのに入場料が高く、中の食事はさらに高い。チキンバーガーセットが1350円って、ありえないだろ。
 年パスを買わないと、となりのメイカーズピアにも行けない。おかげで、メイカーズピアでは閉店する店が続出。メイカーズピアには良さげなお店がたくさんあるので、もったいない。まったく利用者にたいする配慮がない。
 と、まあ、文句はいろいろあるものの、2歳の子供を連れて行くにはいい。2歳でも乗れるアトラクションが多いし、遊具もたくさんあるので、うちの子にとっては楽しい場所だ。子供が小さいうちはまた来るだろうということで、結局、年パスをかった。あと3回は来ないと。
 

木曜日, 11月 30, 2017

研究が語る

 つくづく大事だなと思うことは、定期的に研究室を飛び出して、異分野の人たちと積極的に交流することだ。
 今年は、さきがけ、新学術、CRESTなどの大型プロジェクトに関わることになり、いろんな分野の優秀な研究者と話す機会が増えた。その度に新しい発見があり、それによって同じものでも違った見方ができるようになる。一言で言えば、セレンディピティ。
 出会った研究者の中で僕が好きだなと思う研究者は、自分で多くを語るのではなく、研究自信に語らせることができる人。つまり、研究結果が凄いので、話をもらなくてもグラフが語ってくれる。
 自分もそういう研究者になりたいし、そういう研究者を育てたい。

木曜日, 11月 23, 2017

留学生

 先週、二人の中国人留学生から問い合わせがきた。
 一人は、ある大学でこの10月から研究生をしている人で、私の研究室のホームページを見て、「これがやりたいことだ!」と思ったらしく、私の所で研究生をやりたいたいと熱烈アピールのメールが来た。
 かなり前のめりな感じなので、まずはお話ししましょうということで、Skypeでミーティングをすることになった。ところが、直前になって、プログラミングができなければ研究にならないということに気づき、ミーティングを辞退したいとの知らせが来た。来てから彼が後悔するよりはいいが、あれは何だったんだ?
 もう一人は、大学院の試験を受けたいとのことだったので、しっかり準備をして望むようにと伝えた。
 そして、昨日は、ブラジルからの国費留学生が、来年4月から私のところで研究生をやることが決まった。どんな研究ができるか楽しみ。
 少しずつ学生が集まるようになってきたのはいいことだ。

木曜日, 11月 16, 2017

あいちサイエンスフェスティバル

 「なぜ社会は右と左に別れるのか?分断の計算社会科学」と題して、あいちサイエンスフェスティバルのサイエンストークで発表をしてきた。産学官連携のイベントして、愛知県内の大学の先生が講師をつとめ、最新の科学の話を、一般の方向けにトークするイベントだ。
 今回は、文化系居酒屋の「ボクモ」というお店が会場で、参加者はワンドリンクをオーダーして、ビールなどを飲みながらトークを聞けるという、なかなかいいイベントだった。
 30名定員で、特に予約などもないので、何人来るかはその回によるが、タイトルが堅かったせいか今日の観客は10数名だった。学会や講演で評判の良かった話を用意してきたので、ちょっと残念だったが、それなりに楽しんで聞いてもらえたのではないだろうか。一般の方の生の反応を感じることができたのはよかった。
 そろそろアウトリーチ活動はセーブして、研究に集中しようと思う。最近、研究というより作業しかしてない気がする...。

水曜日, 10月 25, 2017

KKE Vision 2017

KKE Vision 2017での講演
構造計画研究所KKE Vision 2017で講演を行ってきた。構造計画研究所は、もともとは建物などの構造設計の会社だが、現在は様々なエンジニアリングのコンサルタントを手がけいている。年一回、アカデミアと産業界を橋渡しし、知を共有する場として、このイベントを開催しているそうだ。いわゆる「企業」のイメージとはかけ離れた、とても面白い企業だ。
 僕は、「コンピューテーショナル・ソーシャル・サイエンスによる社会デザイン」というセッションで、「計算社会科学で読み解く人間と社会」と題して、計算社会科学のイントロダクションやエコーチェンバーの話などをした。
 講演後や懇親会で、「先生の話、面白かったです」と言ってくださる方がたくさんいらしたので、充実感が得られた講演だった。いろいろな企業の方との名刺交換をしたので、今後の研究につながればうれしい。

水曜日, 10月 18, 2017

好きなことをやる

 幸いなことに今年度は研究費に余裕があり(さきがけのお陰だが)、今もらっている科研費はあと1年あるので、来年度の科研費の申請書は書く予定はない。とはいえ、他の先生の研究計画の分担や連携に入っているので、まったく何もしなくていいわけはないが。
 僕が入っているさきがけの領域代表の先生は、「3年で何か成果を出せなんてケチくさいことは言わないから、好きなことをやりなさい。その代わり、自分はこんな社会を作りたいというヴィジョンを示しなさい。」と常々おっしゃっている。
 もちろん何も成果が出なくていいわけはないのだが、そういう風に言ってもらえるだけで、「よし、がんばろう」と思える。そこまで言ってもらっているのに、これという成果も出せなければ、研究者失格である。
 自分が本当にやりたいことはなんだろうか。そして、それをする努力をしているだろうか。それに応えることが始めよう。

月曜日, 10月 09, 2017

ビアマウント同窓会

 都立大の同期や先輩たちと久しぶりに再開して、高尾山ビアマウントで飲んできた。登山組みは、高尾山の駅から徒歩でお店に向かい、僕は名古屋からだったので、清滝駅からケーブルカーでお店に向かった。
 ケーブルカーは山の頂上に向かう人でごった返し、ものすごい混雑だった。高尾山がミシュラン観光ガイドの三星に選ばれたこともあって、海外からの観光客がとても多かった。
 1時間以上待ってお店に入った。店に入ると皿とジョッキが渡され、2時間の食べ放題飲み放題がスタートする。定番の揚げ物などのお惣菜、ピザや鍋、締めのラーメンなど、比較的メニューは豊富だった。ビールを潤滑油にして、昔の研究室での思い出話や最近の仕事の話など、大いに飲んで食べて語った。終電を逃してしまったので、その日は同期の家にお世話になった。
 みんな個性豊かなメンバーで、
活躍している姿を見ると、自分も頑張らなくては、という気分になる。本当に楽しい時間だった。

土曜日, 9月 30, 2017

秋晴れの日

 昨日は、「これぞ秋晴れ」というような気持ちの良い日だった。余君との論文を国際会議に投稿して、ひと段落したということもあるのだろう。
 午前は、学生たちと議論して出てきたアイデアを形にすべく、システムを作るためにある企業に連絡をとった。そして、久しぶり大学の本屋さんにふらりと立ち寄り、面白そうな本を探して回った。
 午後は、自分の論文を少し直した後、講演依頼を受けた高校の先生と打ち合わせをした。並列に走っている研究とこれから始める研究を絡めつつ、成果としては分けつつ、うまく回すための方策をあれこれと考えた。
 自由に研究できるということは、本当に幸せなことだと感じた1日だった。
 

金曜日, 9月 15, 2017

ネットワーク効果

 これをネットワーク効果というのだろう。「〇〇さんから笹原先生の話をうかがって、...」というような感じで、最近、いろんな方から講演依頼をいただくようになった。研究者としては大変ありがたいことなので、スケジュールの許す限りお引き受けするようにしている。
 先々週は、構造計画研究所の方からお声がけいただいて、KKE Vision 2017というイベントで計算社会科学の話をすることになった。ちなみに、基調講演は田原総一郎さんだ。
 昨日は、愛知県のある高校から講演依頼が来た。将来を担う高校生の前で話せる機会はまたとないので、喜んで引き受けることにした。
 そして、本日は、JAWS 2017という合同シンポジウムで招待講演をすることになっている。が、発表資料がまだできていない。話の流れは考えてあるので、資料を新幹線の中で作ることなる... orz。
 この発表が終われば、「論文や本の執筆に集中できる」とか、「本棚の肥やしになっているあの本が読める」とか自分に言い訳をして来たが、どうやらそれは通用しないようだ。

土曜日, 9月 09, 2017

テキストアナリティクスシンポジウム

 吉祥寺にある成蹊大学で開催された、テキストアナリティクス・シンポジウムに参加してきた。しばらく高円寺周辺に住んでいたので、しばしば吉祥寺には遊びに行ったものだ。吉祥寺は懐かしいような懐かしくないような。
 今回はM1の余君が初めての研究発表をした。彼は中国からの留学生なので、日本語で論文を書くのも大変だし、日本語で発表するのも大変だ。それでも、しっかり研究に取り組んでしっかり結果を出してくれたので、修正するのは時間はかかったものの、それほど大変ではなかった。論文はこれ
 まだまだ言葉に不自由があるし、学会経験も少ないので、本人曰く思ってたほどにはうまく発表ができなかったようだが、僕はなかなかいい発表だったと思う。これからが楽しみな学生だ。
 研究会自体は、大学関係者だけでなく企業の人も多く参加していて、小さい研究会ならではの面白さがあった。何よりも、普段出会うことができないような多様な人たちとのコネクションができたのは収穫だった。
 

木曜日, 8月 31, 2017

シリコンバレー

IBMの研究所にて
JSTさきがけの一環でシリコンバレーに来ている。さきがけ研究者が4人、領域代表とアドバイザーの先生、事務参事の計7人で、シリコンバレーの企業や研究所を回ってきた。
 自分の研究を売り込むつもりでプレゼンせよ、とのお達しがきていたので覚悟はしていた。それでも、ベンチャーキャピタルでの経験は、ハンマーで頭を殴られたようなものだった。
 投資家が興味があるのは、それが大金に化けるどうかだけだ。だから、「この研究はこんな役に立ちます」的な話は興味がない(基礎研究の場合、それを言うのも簡単ではないのだが)。彼らに研究の良し悪しはわからない。ただ、誰と誰をつなげば、それがお金に変わるのかは知っているし、実際にそれをしてきた。
 どの人も口をそろえて言う「シリコンバレー精神」はうなずける所もあって、あのスピード感とスケールを達成するためには、それが必要だというのは研究にも通じる。そして、理系と文系の区別は弊害しかないのと一緒で、研究とビジネスの区別にこだわるのもまた弊害しかない。それは1つの気づきだった。
 スタンフォード大学で発表したときは、やっと自分のフィールドに戻ってきたような感じがして、のびのびと発表ができた。そして、この視察の意図とは逆になるが、自分は根っからの研究者なのだということが再確認できた。
 「いい経験をした」というだけではもったいないので、今後に活かしていきたい。

火曜日, 8月 15, 2017

お盆も営業中

 世間はお盆休み。院試も終わって、やれやれ。今週と来週は比較的時間があるので、この隙に溜まった書き物を片付けてしまわなくては。
 まずは、自分の論文。ドラフトを仕上げて、共同研究者に見てもらっている間に追加のシミュレーションを回す。pythonだと、とにかく時間がかかるのが難点。
 学生との共著論文が2つ。質を高めるためにはまだまだ作業が必要だ。1つはシンポジウムの論文なので査読はないが、それでもいい加減なものは書きたくない。結果はまずまずなので、あとは書き方しだい。もう一つは投稿論文だが、ちょっと内容的に心配。
 その他には査読やら依頼原稿やら本の執筆がある。もうこれが常態とあきらめて、計画を立てて、1つひとつこなすしかない。
 本の執筆を除けば、がんばれば全部今月中に終われるはずなので、その状態を目指してお盆休み返上で営業する(そのあとに、遅い夏休みをとりますが)。

火曜日, 8月 01, 2017

サイエンティスト・クエスト

 久しぶりにお台場の日本科学未来館に来た。夏休みということもあって、開館前から長い待ち行列ができていた。
 未来館を訪れたのは、サイエンティスト・クエストというイベントで発表するため [コレ]。さきがけのアウトリーチの一環として参加を勧められているのだが、とてもいい経験になるとの声を同僚から聞いていたので、進んで参加した。
 当日を迎える前に打ち合わせをしたり、スライドを何度も修正したりと、学生に戻ったような気分で準備をした。
 まず、お昼すぎに1回目の発表。聴衆は小学生が中心で、SNSを使っている子供がいなかったので、ちょっと話を盛り上げるにの失敗した感が残った。その後、ファシリテーターやスタッフの方たちと反省会を開き、小学校での出来事に例えて共感を得ようという作戦を立てた。
 満を辞しての2回目。今度は小学生はほとんどおらず、大人が中心。しかし、お母さん視点でうなずきながら話を聞いてくださっていたので、今度は伝わったとの手応えが残った。質問もいくつか出た。
 その後、朝日新聞社の記者さんから取材を受けて(研究内容ではなく、アウトリーチ活動や夏休みの課題になりそうな情報系のネタのことなど)、長い1日が終わった。
 大変ではあったけど、とても楽しいイベントだった。未来館のみなさん、ありがとうございました。 

火曜日, 7月 25, 2017

Just Do It!

 まもなく大学は夏休みに入る。が、まだまだ私は休めそうにない。今週は委員会の仕事が2件、研究費の打ち合わせが1件。来週は、日本科学未来館でのトークが2回、出版社との打ち合わせが1件、そして大学院入試が2日間。何だかんだで時間が取られ、思うように物事が進まない。
 いや、それは言い訳か。毎日、少しずつでも書かなければいけないのはわかっているのだが、なかなか書けない論文と依頼原稿。本の執筆も引き受けることになったので、調査と執筆の計画をしっかり立てておかないと。
 ずっと本は書きたいと思っていたので、今回の依頼は願っても無いチャンス。研究の幅を広げる機会でもある。ナイキじゃないが、Just Do It!

日曜日, 7月 16, 2017

亜熱帯

 まもなく学校は夏休みになるが、自分が小・中学生の頃、こんなに夏は暑かっただろうか?35度を超えるような日など、お盆近くに数日あったかな、ぐらいの記憶しかない。
 今では、クーラーなしではとてもやってられない。名古屋に越してきて6年目。当時そこそこいいエアコンを買ったのだが、それ以来一度も清掃をせずに使ってきた。子どももいることだし、カビが気になるので、業者に頼んで清掃してもらうことにした。しかし、8月まで予約がいっぱいだそうだ。
 大学の居室のエアコンは(最近は)集中管理されていて、居室のコントローラーはほぼ意味がない。エアコンをつけても2時間で止まったり、26度設定にしてもまったく関係ない...orz。
 日本が亜熱帯化しているとよく聞くが、外来のアリが繁殖したり、いるはずの生物がいなくなったり、あながち嘘ではない気がする。鴻志が大人になる頃、日本の夏はどうなっているのだろうか?
 

月曜日, 7月 10, 2017

14年ぶりのケルン

 計算社会科学の国際会議IC2S2に参加するために、ドイツのケルンに来ている。人生2度目の国際会議がドルトムントで開催されたECALで、その時にケルンに立ち寄った。それが2003年なので、14年ぶりになる。
 建物が新しくなったりはしているものの、古い教会を中心にした街並みはそれほどかわっておらず、昔の記憶の通りに街があった。昔ステーキを食べた店がまだ残っていたので、今晩はそこで同じくステーキを食べた。ビールは最高にうまかったが、ステーキは硬くていまいちだった。
 IC2S2は僕にとって一番大事な学会なのだが、今週金曜に大事な会議があるために、学会の途中で帰国しなければならない。明日がチュートリアルで、明後日が自分とRishemjitの発表。明日に備えて、今日は早く寝ることにしよう。

金曜日, 6月 30, 2017

90年代

 この頃、90年代の歌が無性に聴きたくて、Tsutayaでサザンやゆずのベスト盤を借りてきて、ヘビーローテションで聞いている。思い起こすと、論文執筆に勢いをつけたい時によくCDを借りている気がする。
 高校生の頃の小遣いは5000円だっと思う。当時、アルバムはCDで3000円した。当然、1枚しか買えないので、どの歌手のどのアルバムを買うのかは大問題だった。さんざん悩んだあげく買ったCDだから、聞き流すなどと言うことなくて、一曲目から最後の曲まで通して聞いたものだった。一番真剣に音楽を聞いていたのが、高校生のときだったと思う。
 だから90年代の曲には思い入れが強く、今でも聴きたくなる。サザンのこのアルバムとか凄すぎる。いろんな意味で。

金曜日, 6月 23, 2017

NetSci 2017

 ネットワーク科学の国際会議NetSci 2017に参加している。開催地はインディアナポリス。3か月ぶりにインディアナに訪れている。学会会場の目の前は、帰国直前に家族で訪れた博物館があり、年パスを買ってしばしば訪れた動物園もこの近くだ。家族で来れなかったのが残念だ。
 さて、NetSciだが、初めて参加したのは2010年にMITメディアラボで開催された会で、今回の参加は2回目。年々規模と参加者が多くなり、バンケットでの発表によると約680人の参加があったそうだ。この手の学会の規模としてはだいぶ大きい。発表内容も多様になり、理論よりも実用や応用寄りのの話が増えたような印象を受ける。
 私の発表は学会初日で、プロジェクターが不調で接続に戸惑ったが、何とか無事に終わった。質問もたくさん出たし、発表後に個人的に質問をしてくれた人もたくさんいた。エコーチェンバーへの関心の高さを感じる。論文は?と聞かれたので、「今書いているところ」とお茶を濁したが、実はなかなか書けずにに苦労している。
 今日のバンケットではIUのジェイコブズ音楽院の演奏があって、これが素晴らしく良かった。IUにいたときにコンサートに行けなかったのが悔やまれる。
 明日で閉会だが、大いに刺激を受けて日本に帰りたい。

NetSci2017での発表の様子(撮影:Fil)

 

月曜日, 6月 19, 2017

父の日とビール

 先日、Skypeユーザーに一斉送信されたものらしいが、「父の日も忘れないでください」的なメッセージが届いた。母の日ほどの注目されないので、このメッセージには何となく頷ける。
 自分で働いて給料をもらえるようになってからだと記憶しているが、父の日にはビールやおつまみを送ることにしている。母の日ならカーネーションと相場が決まっているが、父の日にはコレというものもないし。風呂上がりに美味しいビールを飲んで寝る、それもいいではないか。
 つい昨日、近所の銭湯でガラガラの抽選をやっていて、うちの子が4等を当てた。その景品がスーパードライ2缶だった。それを冷やしておいて、銭湯に行った後、家でプシューッとやる。これが僕の父の日。今週は国際会議で再びインディアナに行かねばならぬ。発表資料の作成や発表練習、ああ、論文も。しかし 今日は一杯やって寝る。父の日ぐらいいいではないか。

水曜日, 5月 31, 2017

発表、発表、発表

 5月は忙しい月だった。そして、心に余裕がない月だった。ICWSMと人工知能学会、道徳研究会、これら3つの発表準備だけでもかなりの時間を費やした。それに加えて、査読やミーティングなどで、まとまった時間がとれない状況が続いた。今日は日帰り出張で、省庁意見交換会で発表と議論をする。さきがけを取った時から覚悟はしていたが、こんな日常が常態だと思って、忙しくても心に余裕をもてるようにしないと。
 ただ、大変な月だったけど、それぞれの発表では研究の手応えを掴むことができて、有意義ではあった。特に、ICWSMではエコーチェンバー研究の関心度の高さを感じたし、道徳研究会は異分野交流からフィードバックが得られた。エコーチェンバー研究の一部は、日経サイエンスの記事で紹介されている。
 6月のカレンダーをチラ見してみると、どうやらNetSciの発表までは比較的時間がありそうだ。このすきにシミュレーションを終わらせ、論文を完成させる。

 

火曜日, 5月 16, 2017

デジタル・ミスインフォメーション

 国際会議ICWSM-17のワークショップDigital Misinformationに参加するために、モントリオールに来ている。招待参加だったので、当初は発表の予定はなかった。しかし、発表予定者1名が来れなくなったため、急遽、僕がその代役を務めることになった。
 その知らせを受け取ったのが、乗り継ぎ便を待っていたデトロイト空港。事前に知らされていた参考文献を飛行機の中で目を通していたので、ワークショップの文脈は把握していた。
 何だかんだでホテルに着いたのが深夜1時近く。それから発表資料を作り、想定される質問や議論を頭の中でシミュレーションして軽く寝た。
 そして、自分の発表は、デモを見せたおかげで、それに参加者が興味を示してくれて、結果的にいい反応が得られた。パネルディスカッションでは、しばしば英語が怪しくなる場面があったが、自分が得意な質問にはある程度答えることができた。寝不足と突然の代役で大変な学会初日だったが、あとは発表を聞くだけなので、気持ち的には楽だ。
 学会に来ていつも思うことだが、一旦、当たり前の日常を切断して非日常を経験するのはいいことだ。その方が頭が別の刺激を受けてリフレッシュして、結果的に生産性が上がる(ことが少なくない)。

木曜日, 5月 11, 2017

ツイートは元気のバロメーター

 自転車操業の状態が続いてる。いろんなところからお声がかかるようになり、研究者としてはありがたい限りだ。
 ただ、あまり後先考えずに引き受けていたので、気がつくとカレンダーは予定で埋め尽くされて、余白がない。前期だけでも、海外出張4回、国内学会1回、研究会発表2回、省庁意見交換会1回、領域会議1回。Too much.
 カレンダーの余白は心の余白でもある。心の余白がないと、ツイートする余裕も生まれない。したがって、ツイートは元気のバロメーターみたいなものである。B'zを聞いてテンションを上げて乗り切らないと。

火曜日, 5月 02, 2017

遅い

 帰国して1ヶ月がたった。まだ花粉症で、目のかゆみや鼻のムズムズがまだ続いている。4月すぐに依頼したネットの工事はまだ来ず、光回線が使えるようになるのはまだ先。遅い。
 4月中に書き上げるはずの論文原稿もまだかけておらず。そうこうしているうちに、査読に執筆や講演の依頼、学会発表に意見交換会、学会プログラム委員に大学の委員会と、どんどん仕事がやってきた。本来、これらは本業の余力でやるべきことなのだが、比率がおかしなことになっている。さて困った。
 優先順位をつけて、1つ1つ片付けていかないと。まずは、そしてとにかく論文だ。IUの研究成果を今出さないと。5/8から研究補助員の方が週3回来てくれるので、それはすごく助かる。
 

月曜日, 4月 17, 2017

春の嵐

 春の嵐である。何を暗示しているのか。
 今年度前半は怒涛の海外出張が待ち構えている。行きたいと思っていた国際会議に片っ端から応募して、結果的に全部口頭発表で通った。もちろん、それはそれで喜ばしいことなのだが、海外出張となると何日も潰れるので、研究の進捗に影響する。国際会議は本当に行きたいのだけ1つ行けば、十分なのだが。
 実はまだ家のインターネットが使えない。モバイルルーターでホソボトとネットに繋いでいる状態だ。4/2にOCN光に申し込んだが、1週間経っても工事の連絡がないので解約して、IIJ光に申し込んだ。結局それも5/10まで工事を待たされることになり、不便なことこの上ない。
 名古屋に戻って早2週間。ブルーミントンでの暮らしが昔ことのように思えてくる。

木曜日, 4月 06, 2017

名古屋の春

 ブルーミントンに別れを告げ、名古屋に戻ってきた。こちらのアパートはそのままにしていったので、生活を再開するのは1から全部揃える新生活よりはだいぶ楽。ただ、これまで広い家に住んでいたので(家賃もそこそこするけど)、このアパートがとりわけ窮屈で不便に感じる。
 まだ時差ぼけが残っていて、朝早くに目が覚めてしまう。朝起きてまずすることは、子供と妻が起きないように、物音を立てずにコーヒ道具を一式を書斎に運び込み、モーニングコーヒーを作ること。そして、溜まりに溜まった事務作業をしている。
 今週は大学ではオリエンテーションや入学式があり、来週から授業が始まる。今年は研究室に新しく修士の学生が来たので、セミナーの来週から。さて、今年はどんな年になるのだろう。

水曜日, 3月 29, 2017

ブルーミントン最後の夜

 今日がブルーミントン最後の夜だ。先週土曜に日本への荷物を出し、日曜にはソファーとラックと炊飯器を知人に譲り、月曜は車を売ってきた。日毎に物が少なくなり、日毎にもう帰るのだなという実感が湧いてきた。
 長閑ながらも刺激に満ちたブルーミントンでの一年間は、LAとはまた違ったいい生活だった。小さい子どもを連れての外国暮らしは大変ではあったけど、いろいろな人に出会い、助けてもらい、何とか無事にやってこれた。
 いつまでも感傷に浸っている場合ではない。4月には新学期がスタートし、大学の仕事が始まる。また新しい生活が始まる。

木曜日, 3月 23, 2017

日常が非日常に変わる日

 研究室での最後のセミナー発表を終えた。Echo Chambers and Food Identityと題して、IUに来てから始めた研究の成果を発表した。NaNミーティングに参加するのはこれが最後なので、Filがケーキを用意してくれて、みんなで集合写真をとった。アクティブな研究者に囲まれて過ごしたこの1年間は、本当に刺激的で有意義な時間だった。
 その日の夜、買い物がてらに車を走らせていたら、いつも見慣れた風景が別の風景に見えて来た。それは、「もうすぐブルーミントンでの生活が終わるのだな」という寂しさ、「この花が咲いていた頃に家族3人でやってきたんだな」という記憶、「でも、名古屋に戻れば新生活が始まるんだな」という期待、いろんなものが複雑に入り混じった心象風景とでもいうべきものだった。
 こちらに来たばかりの頃、子どもの夜泣きで目が覚めてしまって眠れず、よく朝活をしていた。早朝のブルーミントンでは、鳥たちがきれいな声でさえずっていた。今日はなぜが目が覚めてしまって、やはり朝活をしている。今日も鳥たちがきれいな声でさえずっている。僕はそれを忘れないだろう。
CNetSの人々














Filと僕

月曜日, 3月 20, 2017

名古屋出張

 3/16〜3/19の日程で日本(名古屋)に一時帰国し、情報処理学会で発表をしてきた。「メタサイエンスとしての情報学をつくる」というセッションは二部構成で、前半は情報学の定義や名大に新設された情報学部の話。後半は、名大の情報学系の研究の話。普段聞けないようなことが聞けて楽しかった。
 自分の発表はというと、1つ質問が出たものの、いまいち会場の反応がなくてちょっと残念だった。前半を詳しめに説明して、後半が駆け足になってしまったことも一因かもしれない。ニコ生でもストリーミングされたようで、妻の話ではいろいろ批判的なコメントもあったようだ。全然気にしないけど。同研究科のM先生が帰り際に「とてもおもしろかったです。」とおっしゃってくれたので、それだけでも発表した甲斐があった。
 今週NaNミーティングで発表し、査読を1つ終わらせたら、僕の中では一区切りである。あとは急いで本帰国の準備をしないと間に合わない。今週末には日本に送る荷物を日通に引き渡し、車やテレビをはじめ、売れるものは売らないといけない。ばたばたと毎日が過ぎていくなあ。
 
 

木曜日, 3月 02, 2017

ぼちぼち

 気がつくともう3月。ぼちぼち本帰国の準備を始めないといけない。ブルーミントンでの穏やかな、しかし刺激に満ちた生活もあと僅か。今回の在外研究の成果をまとめる段階に来ている。
 読破してやると船便で送ったダンボール一箱分の本だが、結局読破できず。ただ、参考書的には役立ったので、なくては困ったのだが。特に、さきがけの申請書を書いている時は、社会心理学や社会学の本がとても参考になった。惜しむらくは、もう少し機械学習の教科書を熟読したかった。
 IC2S2にはアブストラクト2本投稿し、NetSciに投稿したアブストラクトは口頭発表が決まった。人工知能学会の原稿も提出し、査読コメントも送った。もう少しするとIC2S2の査読がはじまる。
 今がちょうど時間的に余裕があるので、やれなかったことをやっておかないと。名古屋に帰ってから後悔したくないので。

土曜日, 2月 25, 2017

ディープワーク

 ここ数日、ブルーミンは春の訪れを感じさせる暖かさである。そんな中、旅行中の失態や風邪がなかなかなおらず、気分はやや下降気味である。加えて締め切りの山...orz。
 このところ気分転換も兼ねて行きも帰りもバスを使わずに、ポッドキャストを聞きながら通勤・帰宅している。最近よく聞いているのはRebuildという番組で、サンフランシスコやシリコンバレーのプログラマーの生の声が聞けて面白い。もし研究者をやっていなかったら、そういうところでプログラマーになっていたかもしれない(日本では絶対に嫌だけど)。
 Rebuildで紹介していた本で、Deep Workというのが面白そうだった。いろんなものがコンピュータ化されてネットでつながったおかげで、本当は人間はもっと生産的になっても良さそうなものだが、SNSやネットのせいでかえって生産性が落ちて、頭を使う本当に大事な仕事(Deep Work)がしづらくなっている、というものだ。
 研究者の場合もShallow Work(浅い仕事、要するに雑用)ばかりが増えて、鉛筆を持って紙とにらめっこするような頭を使う時間はどんどん減っている。気がつくと、おそらく誰も読まないであろう(しかも、WordやExcelでフォーマットされた)レポートを書いたり、なんだかよくわからないメールを書いていたりする。Deep Workこそが大事で、あとは瑣末なこと。

 

土曜日, 2月 11, 2017

集合知

 CNetSの有志でやっているジャーナルクラブで以下の論文を紹介した。多数決をとったり、確信度で重み付けをするような単純な民主主義的やり方では失敗するような問題にも使える、かなり画期的な方法だと思う。

Prelec, D., Seung, H. S., & McCoy, J. (2017). A solution to the single-question crowd wisdom problem. Nature, 541(7638), 532–535.

 Yes/No問題を与えた時に被験者に次の2つの質問をする。1はその人の信念を聞いているのに対して、2は他者の信念を推論させている。
  1. 正解はどっちだと思いますか?
  2. 他の人たちの答えの分布はどうなっていると思いますか?
 例えば、「フィラデルフィアはペンシルバニア州の州都である。YesかNoか?」という質問をした場合、Yesと答える人がNoよりは多い。なぜならば、フィラデルフィアは大都市であるという事前知識を持っている人が多いからだ。ところが正解はNoである。だから、単純に多数決をとると集合知は間違った答えを導く。
 ところが大勢にこの質問をすると、中にはペンシルバニア州都がハリスバーグだということを知っている人もいる。そしてその人たちは、確実な知識を持っている上に、たくさんの人がフィラデルフィアが州都だと勘違いするだろうという予測もできる。もちろん、Yesを選んだ人たちは他の人もYesと答えるだろうと予測する。だから、予測値としてはYesが圧倒的に多いということになるのだが、実際にYesと答えた人の数は予測値ほどではない。逆に言うと、Noが「意外に多い」ということなる。
 このような「意外に多い」答えを選ぶと、集合知の精度が上がるというのだ。簡潔に言うと、集合の中の優れた部分知をいかに活用するかがポイント。おもしろいな。

p.s. スマートな人たちに混じって議論するのは本当に楽しい。ジャーナルクラブに参加できるのもあとわずかか...。

金曜日, 2月 03, 2017

領域会議

 さきがけの領域会議に参加し、今日ブルーミントンに戻ってきた。領域会議の内容は部外秘なので書くことはできないが、自分が感じたことを書いてみたい。
 僕が入っている領域は「社会と調和した情報基盤技術の構築」で、「新しい情報技術で社会をより良くしましょう」というスローガンのもとに様々な分野の研究者が集まっている。ずばり新しい機械やシステムを作っている人も、基礎研究から新しい技術のアイデアを生み出そうとしている人もどちらもいる。僕は後者でかなり抽象的な類。
 普段は聞けない異分野のしかもレベルの高い話が聞けてとても刺激になった。ただ、何がポイントなのか消化不良になった発表もあった。もちろん自分の勉強不足によるところが大きいが、分野によって発表スタイルが違うことも理由の1つだ。「あれもやってます、これもやってます」というストーリーのない発表や、「これが知りたい」というのが見えない発表が個人的に苦手なのだ。
 なるほどエコーチェンバーから出るというのはこういうことかと身をもって体験した。これからがますます楽しみだ。


月曜日, 1月 23, 2017

メール

 メールのやり取りをしていて不愉快な気持ちになることがある。同じような思いをされている方も多いと思う。
 まず、返信がないのが一番困る。キャッチボールをしていて、投げたボールが返ってこないのと同じ状況だ。最近の学生に連絡をメールですると、「スルー」されることが多々ある。ある学生など、論文を添削してあげてそれをメールで送ったら、「ありがとうございます」の一言もなく一週間も放置されて、開いた口が塞がらなかった。
 個人的なメールであればFYI的なものあっても、「参考にします。」ぐらいの返信をするのが常識だと思うが。でも、いちいちそれを説教するのも何か違うと思うし。
 しかし、学生だけではない。研究者でも返信がないか極端に遅い人はいる。さすがに何度もスルーをやられると、その人は信用ならないと判断して距離を置くようにする。一方、異様に返信が早いが適当な返事か、必要以上にうやうやしい(心のこもっていない)返信をする人も、(返信がないよりはましだが)嫌な感じがする。
 人のふり見て我がふり直せである。

p.s. ちなみに、研究の情報共有にはメールは全く向いてないとつくづく感じたので、それはSlackに移行した。

金曜日, 1月 20, 2017

外は雨

 雨がしとしと降っている。ずっと聞いていたい音である。時より通る車がそれの邪魔をする。
 年が明けてから、あれよあれよという間に1月も残すところ10日ほど。月末にはさきがけの領域会議で一時帰国しなければならない。会議は2日間だか、国際線での移動と時差があるので5日はゆうに潰れる。これは痛い。
 ちょうどこの一時帰国の間に、NHKの取材が来るようだ。このところ大問題となっている偽ニュースがらみのことだろう。Filにラボにいてほしいと言われたが、僕は領域会議で日本にいるのでテレビに映ることはない。
 3月にも一時帰国の予定があり、そのあとは完全帰国の準備で潰れるので、実質あと2ヶ月もないぐらい。ようやくいろんなことが軌道に乗ってきたところなので、万難を排して研究に集中したい。
 
 

金曜日, 1月 13, 2017

研究室訪問

 しばしば、研究室訪問の依頼が来る。大体は、研究室のホームページを見て興味をもちましたとか、稀に論文を読んで興味をもちましたという者もいる。
 これまでの経験だと、研究室訪問で会った時の印象はあまり当てにならない。研究の説明をウンウン聞いているので、よく理解しているなとつい勘違いしてしまう。しかし、高々1時間ぐらいの面談だと、「やる気のある学生」と「やる気のあるフリをするのがうまい学生」が案外見抜けない。わざわざコンタクトを取って来るのだから、やる気があるのだろうという性善説的バイアスが働くからかもしれない。一方、メールの文面と受け答えから、やる気のない学生はすぐに見抜ける。
 今年度は在外研究中なので、希望者にはSkypeで面談をした。本当にいろんなタイプの学生がいた。さて、来年度の研究室のメンバーになる学生はいるだろうか。

p.s. 第一志望での受験を検討中かどうかは予め確認した方がよい。そうでないのに面談の時間を割くのは教員にとっても学生にとってもメリットがない。

水曜日, 1月 04, 2017

あけおめ2017

 今年はフロリダのディズニーワールドで正月を迎えました。この時期のフロリダは初夏のブルーミントンぐらいの気候で暖かく、日中は半袖でも暑いぐらいでした。
 ディズニーに行くのはこれが3度目で、最初は小学校の修学旅行、2回目はUCLAにいた頃にカリフォルニアのディズニーランド。今回は年末年始ということもあって、どこに行っても人、人、人。FastPass+で予約をしたもの以外はほとんど入れませんでした。
 しかし、ミッキーはなぜこんなに人を惹きつけるのでしょうか?うちの子もミッキーが大好きで、お土産屋さんにあったぬいぐるみを手渡したらとても嬉しそうにするので、ついつい買ってしまいました。
 ほんの束の間の夢の国でしたが、家族のいい思い出になりました。明日から現実に戻って研究です。