土曜日, 9月 01, 2012

ソーラー充電

Volcano union inn
 全日程を終え、無事帰国した。UCLAでChuckと議論をした後、4日間で、5号線を北上してMartinのいるボルケーノまで行き、101号線をひた走ってLAに戻った。これだけ長距離のドライブは初めてだ。(写真はボルケーノで泊まった宿 [Link]。雰囲気も料理も素晴らしい。)
 二人と会うのは2年半ぶりだったが、二人ともますますアクティブになっていた。メールではなかなか伝わらないことを議論することができ、また、フィールドにも行けたので有意義だった。次回訪問は来春になると思うが、次の方向性が見えた。
 この後、夏期休暇をとって帰省する。そして、いよいよ2012年度の後期。9月は招待発表や書かなければならない論文を抱えていて、ハードな月になりそうだ。また10月にはニューヨークに行く予定で、これも論文をまとめなければならない。
 カリフォルニアの太陽でたっぷり充電できたので、きっと乗り越えられる。

土曜日, 8月 25, 2012

2年ぶりのLA

 力強い日差しと乾いた風、青い空に伸びるパームツリー。この開放的な場所に住んでいたのだった。およそ2年ぶりにLAにやってきた。
 迎えに来てくれた友人の車から、自転車であちこち出かけていたあの頃の記憶を重ねつつ、変わってしまった場所の情報を上書きしつつ、景色をせわしく眺めていた。しかし、つい先日までここにいたかのように記憶ははっきりとしていて、「久しぶり感」がないことに驚いた。
 今回の出張の目的は、UCLAの共同研究者と今後の研究について議論し、野外調査を実施することだ。残念ながら、この時期はお目当ての鳥のさえずりはあまり聞かれないそうだが、次回に備えて生息地域の下調べをしておく必要がある。また、サウンドスケープの他の住人たちのさえずりも記録しておきたい。
 UCLAでやった最初の仕事がようやく論文になり、それをもとに次の一歩を踏み出そうとしている。ここに来る前は、様々な課題を抱えて頭がパンクしそうだった。しかし、この開放的な空間にいると、そんなことはちっぽけな悩みに思えてくる。答えは単純にして明快。やればいいだけのこと。
UCLAの新しいLife Science Building

日曜日, 8月 19, 2012

徳重でカフェる

 高円寺には素敵なカフェがたくさんあって、休みのたびに出かけていたものだった。名古屋に引っ越すことになり、コメダ珈琲は知っていたものの(今やどんどん東京に進出している)、他にお気に入りのカフェができるかしらと思っていた。しかし、それは杞憂だった。
 以前紹介したカフェ・リリアンを含め、徳重周辺には特徴あるカフェがいろいろある。お盆休みにはカフェ ダウニーに行ってきた。ここはカリフォルニア・スイーツが楽しめるお店で、外観もLAにあってもよさそうな感じ。イチジクのケーキ [写真] を頂いたが、味が日本風にアレンジされていておいしい。実は今週、2年ぶりにLAに行くのだが、よく通っていたアマンディーヌを思い出した。絶対再訪する!
 今日行ったリグノーサカフェもお洒落で良い雰囲気。中二階のソファーの席で、ゆっくりとスイーツとアイスコーヒーを楽しんだ。休日は結構混むようなので、予約をしてから行った方が良いかもしれない。

ダウニーカフェ

リグノーサカフェ





火曜日, 8月 14, 2012

犬山城とお伊勢参り

 義兄が遊びに来たので、車で外出して来た。一日目は犬山城 [写真]。犬山城は現存する国宝の天守4つの中で最古(松本城には去年行った [Link])。それほど大きくないのですぐに最上階に上れ、外に出て景色を眺めることが出来る。ベランダ(とは言わないだろうなw)に傾斜がついていて、滑りそうでちょっと怖い。信長の時代、武将たちもここから濃尾平野を見下ろしていたのかと思うと感慨深い。
 二日目はお伊勢参り。名古屋からだと約120kmなので、高速道路がすいていれば2時間かからないが、この日は帰省ラッシュや事故などで大渋滞になり、4時間かかった。そして刺すような日差しと猛暑。お参りは伊勢神宮の内宮(ないくう)だけにした。シルバーカードが貰えそうな樹齢の杉の木陰の道を歩き、正宮で家族の健康と幸せなどを祈った。帰りにおかげ横町をざっと見て、赤福氷を食べた。今度は秋に訪れて、もっとゆっくりとお参りしたい。
















犬山城から見た木曽川





















おはらい町通り

金曜日, 8月 03, 2012

七度目の正直

いやー、長かった、そして辛かった。UCLAでやった研究の論文がようやく受理されました。2年以上かかってしまいました。さえずりの構造原理をネットワークで定量化する手法の論文で、オオムジツグミモドキ(California Thrasher)の複雑なさえずりにスモールワールド性があることを初めて示しました。
 手法の論文なので、手法のアイディアが査読の焦点になるはずなのですが、解析例が一個体しかなかったため、結果が鮮やかでもデータ不足ということで、問答無用で却下されるのがほとんどでした。そもそも、ネットワークとさえずりの複雑さを関係付けて議論した論文なんて(これまでに)ないので、査読者の選定や査読にすごく時間がかかりました(1年近く音沙汰無しということもあった)。
 最初はNSPを頭文字にもつ有名雑誌に投稿しましたが、即撃沈。これは当然ですが。そして、それに次ぐ雑誌に出して、今度は査読にはまわるものの先程の理由で却下。一誌は、査読者はポジティブなコメントで、直せば通るはずだったのに、副編集長が反対して却下。結局6誌から振られました。そして七度目の正直で、PLoS ONEに受理されました。 今回は幸運にもデータが手に入ったので、解析例を追加できたのが受理に大きく影響しました。もっと早くにデータがあったならば、こんなに苦労しなかったのに。。。
 間違いなくこれまでで一番の難産となった論文ですが、取りあえずはホッとしています。ぜひ多くの人に読んでもらいたいです。

日曜日, 7月 29, 2012

カフェ・リリアン

 先々週の涼しさはどこへやら、先週の名古屋はめちゃめちゃ暑かった。そして、今週も猛暑が続く模様。36℃を超えた土曜はせっかくの休みでしたが、クーラをかけて家でだらだらとしておりました。
 その反省で、今日は午前中に自転車で徳重へ出かけて、カフェ・リリアンというお店でモーニングを食べて来ました(写真はお店の入り口。なぜか塾の看板が店の前に)。
 僕はタマゴサンド、奥さんはハムサンド(何と生ハム!)のモーニングで、ドリンク付きで500円。トーストはもちろん、コーヒーも美味しいし、雰囲気もいいし、とても気に入りました。
 平日は鬼のようにモリモリ研究をして、週末はカフェでモーニングをとりながらゆっくりと過ごす。こういうメリハリのある生活を心掛けたいですね。

日曜日, 7月 22, 2012

有り難くないアリガタバチ

引っ越してからしばしば畳の部屋で蟻のような虫を見かけ、古い官舎だから仕方ないかと思っていた。しかし先々週からこの虫を頻繁に見かけるようになり、それと時を同じくして、体のあちこちに虫に刺されたような跡ができるようになった。そしてこれが結構かゆい。
 妻がネットで調べたところ、どうやらこの虫は蟻ではなくアリガタバチという蜂で、畳に巣食うシバンムシに寄生するそうだLink。シバンムシは畳や食材を食い荒らすので害があるが、人を刺したりはしない。一方、アリガタバチはシバンムシを退治してくれるが、人を刺す。
 バルサンを炊いても効果がまったくなかったので、畳屋さんに寝室と和室のすべての畳を高温乾燥してもらった。これでシバンムシとアリガタバチ、もちろんダニなどは死滅する。全部で25,000円ほどかかったが、それ以後アリガタバチは見なくなり、さされることもなくなった。ただ畳屋さん曰く、アリガタバチは外から飛んでくるので、また発生することもあるそうだ。有り難くない蜂さんにはお引き取り願いたい。

火曜日, 7月 10, 2012

椅子

肩こりや腰痛は職業病とはいえ、ここのところの凝り方はひどい。月に一度、鍼灸院で鍼を打ってもらうとしばらくは楽になるが、その効果もずっとは続かない。長時間、猫背でいることが根本的な原因なので、それを改善しないといけない。
 そこで、長い研究人生の苦楽を共にする椅子を2つ購入した。1つは、アーロンチェア。むちゃくちゃ高いがものが違う。自分のしっくりくる高さ、角度、堅さに調節すれば、長時間座っていても疲れない。一日のほとんどはこの椅子で過ごす。
 論文を書いたり、プログラムをしている時は、どうしても前屈みになっていることが多いので(気づくとそうなっている)、それを矯正すべくバランスチェアも買った(まだ届いていない)。先月、大須の家具屋さんで出会ったヴァリエールの赤に一目惚れした。この椅子に座ると自然と背筋が伸びるので、猫背にはなりにくい。
 これで良い仕事がばんばん出来るなら、決して高くはない。


p.s. バランスチェアは現在品薄のため、入荷は8月下旬になるとのこと。



日曜日, 7月 08, 2012

スパムのお詫び

7/6に僕のGoogleのアカウントが一時ハックされ、連絡先に登録されていた方々にスパムメールが出回ってしましました(南アフリカからアクセスした形跡がありました)。すぐにアカウントは凍結され、今は復旧しています。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。スパムメールには返信なさらぬようお願いいたします。
 そもそもの原因は、Googleを装ったメールのリンク先でうっかりとアカウントとパスワードを入力してしまったことです。その画面がGoogleと酷似していたため、気づきませんでした。
 このような事態が発生すると、多くの方にご迷惑をかけ、信用も失いかねません。スパムが出回るのは一瞬ですが、それを訂正するのは容易ではありません。さらに僕の場合、アカウントが復旧してもGmailのデータは完全に消されていました。バックアップがあったので、ある程度は回復できましたが。
 高い勉強代を払ってしまいました。今後は二度とこのようなことがないよう対策し、気をつけます。改めてご迷惑をおかけした皆様にお詫び申し上げます。

木曜日, 7月 05, 2012

種をまこう

論文を再提出し、少し締切りを過ぎてしまったが、行動生物学事典の原稿も提出した。反応が返ってくるのはしばらく先だ。
 やれやれと家に帰って来たら、人工知能学会誌が届いていた。今月号の特集「人と環境に見る高次元データフローの生成と解析」に僕の論文(「大規模データに基づく動物行動学の新展開」)が掲載されている。多くの人に読んでもらいたい。
 学会誌をパラパラと中をめくってみると玉石混交ではあるが、面白い研究もたくさん紹介されている。最近、新しいことに手を出すことにやや臆病になっていたのだが、博士で分野転向したあの頃の勢いを思い出して、今こそ新しいことを吸収かつ批判的に検討し、どんどん表現して行きたい。
 種をまこう。僕の場合、みなさんよりも収穫の時期が遅いようだが、熟した果実が出来ればそれでいい。

土曜日, 6月 23, 2012

休日らしい土曜

同じ講座の鈴木さん一家と晩御飯をご一緒するので、近所で気になっていた「ラミ・ドゥ・バニーユ」というケーキ屋さんにお土産を買いに行った。ショーケースには上品な色使いのケーキやお菓子が並べられていて、一目で当たりだなと思った。お子さんも食べられるものをと思い、スティックケーキの詰め合わせを買った。店内は狭いがイートインスペースもあるので、今度はここでカフェろう。
 晩御飯は、日進市にあるマ・メゾンという洋食屋さんに連れて行っていただいた。とても雰囲気の良いお店で、僕と妻はお店の看板メニューの釜焼きハンバーグを注文した。コースメニューが2000円ぐらいとリーズナブルで、とても美味しかった。このお店は名駅の地下街にもあるそうです。
 鈴木さん一家は、ちょうど僕らと入れ替わりでUCLAに行かれていたので、LAの話で盛り上がった。久しぶりに休日らしい楽しい土曜日を過ごした。

木曜日, 6月 21, 2012

帰り道

すっかりブログの更新が滞ってしまいました。僕は元気にしています。一昨日はすごい台風でしたが、名古屋の地下鉄は止まることなく無事家に帰れました。そして昨日は、27度近くまで気温が上がりましたが、僕の居室は6Fで風通しも良いため、エアコンなしでも過ごせました(昨今の電力事情のため、名大でもエアコンは集中制御され、もうすぐこちらで勝手に温度設定を変えることは出来なくなります)。
 ようやく懸案事項の1つだった解析と論文の修正が終わり、共著者に見てもらうためにメールで送りました。コメントをもらって直せば、何とか締め切りまでには再提出できそうです。さて、後は依頼されていた原稿です。分量はそれほど多くありませんが、いい加減なものを書きたくないので、しっかり文献や資料も調べないと。
 写真は大学から地下鉄の駅に向かう途中。遠くに見えるのが豊田講堂です。

火曜日, 6月 05, 2012

着任しました

6/1付けで名古屋大学大学院情報科学研究科(複雑系科学専攻 創発システム論講座)の助教として着任しました。これまでお世話になった方々に心から感謝いたします。そして、名古屋大学の関係者の皆様、これからお世話になります
 こちらに来たばかりでバタバタとしていて、まだ集中できる感じではありませんが、今週中にはギアをトップに入れたいと思います。ようやく自分の裁量で研究できる身分になり、自分の部屋もいただいたので、納得いく良い仕事をしたいと思います。
 まずは今月末までに再提出しなければならない論文、そして、行動生物学事典の原稿を必ず仕上げます。その後は、前のプロジェクトの論文です。これらが片付けば、また次の展開は自ずと見えてくるはずです。


火曜日, 5月 29, 2012

終わりなき旅

1年2か月お世話になったプロジェクトを離れることになり、昨日が最終出勤日だった(今後も分担研究者として参加するのだが...)。短い間だったが、数理科学のいろいろな研究者から刺激を受けることができて有意義だった。価値観の相違もまた思い知らされた。
 まだプロジェクトの仕事の論文が書けていないので、早くこいつを納得のいくレベルにまでもっていかないと。6月はいろんな締切りが重なっていてかなりきついが、必ず乗り越える。
 最近はミスチルの曲をヘービーローテーションで聞いて勢いをつけている。特に「終わりなき旅」は僕の背中を力強く押してくれる。
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
「きっと きっと」って 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
慣性がついたらこっちのもの。 あとは集中力が続く限り頭をフル稼働させるだけ。

金曜日, 5月 18, 2012

36周

僕が生まれてから地球が太陽の周りを36周しました。気持ちはまだ大学生のつもりなのですが、時が経つのは早いものです。こころところ慌ただしいスケジュールで、時間がどう過ぎたのかもわかりません。今週はプロジェクトの国際会議があったので特にです。比較的余裕があった先月のうちに、もっとがんばるんだったと反省することしきりです。
 さて、来週はもっとハードになるのは必至です。書類もいろんな締め切りもどんどん迫っています。覚悟してこの心臓破りの丘を超えますかね。きっとその向こうには素晴らしい景色が待っているはずです。

土曜日, 5月 12, 2012

茶色いグルメ

2泊3日で名古屋へ行ってきた。旅費を抑えたかったので高速バスも考えたのだが、昨今のバスの事故が不安だったのと、実は新幹線代とホテル代が込みのパックの方が割安だったのでパックにした。ちなみに僕と妻の2人、往復の新幹線代と2泊のホテル代込みで、合計44,000円とかなりお得(新幹線はこだまにしたので、東京−名古屋間が3時間かかったが)。
 用事があったのでほとんど観光はしていないが、名古屋グルメはしっかり堪能してきた。写真は「世界の山ちゃん」の手羽先(このお店は高円寺にもある)、「いば昇」のひつまぶし、「山本屋本店」のかき揚げ入り味噌煮込みうどん。全体的に茶色い。しかし味は抜群。今回はコメダ珈琲には行けなかったが、最近は東京にもあるし、また今度。
 泊まったホテルが錦三丁目にあったので(ここは名古屋最大の歓楽街で東京でいうところの歌舞伎町)、昼は閑散としているが夜は文字通り不夜城だった。景気のいい人たちや訳ありの人たちがたくさんいて、現実と虚構が混じった独特の空気が漂っていた。
 名古屋は程よく都会かつ程よく田舎で、住みやすそうですね。

金曜日, 5月 04, 2012

GW GW GW

大事なことは三回言います的なタイトルだが、今年のGWは休まず仕事をする。論文という二文字が漬物石のように重い。今のプロジェクトの仕事をまず論文にしなければならないし、major revision(大幅修正)で帰ってきた論文も60日以内に再提出しなければならない。どちらも更なるデータ解析が必要だ。ああ...orz。
 ここまで切羽詰まると、唯一の楽しみはおいしい食事と珈琲。今日の晩ご飯は、高円寺B級グルメの王者「天王」で、キクラゲ・ニラ卵の炒め物定食だった。650円とは思えぬ味とボリュームで大満足。生姜醤油ラーメンもうまい。
 この年季の入った看板を見ると、店に入るのがためらわれるかもしれないが、味は見かけによらない。研究者もまたしかり。

日曜日, 4月 15, 2012

石神井公園

石神井公園へ初めて行ってきた。近くにこんなに自然が豊かで素敵な公園があったなんて、今まで行かなかったのがもったいないくらいだ。写真は野鳥や生態系が保護されている三宝寺池。
 もう桜はほとんど散ってしまっていたけど、BBQや花見をする団体、写真をとる人、絵を描く人、遊具で遊ぶ親子、犬や猫の散歩をしている人、午後の公園にはたくさんの人がいて賑わっていた。暑すぎず寒すぎず、散策にはちょうどいい季節だ。(花粉が飛んでいることを除けば)
 僕らは上井草駅から徒歩だったのでかなり歩いたが、駅からバスも出ているようだ。ただそのおかげで、途中でたまたまケーキの有名店を発見して(お菓子の家ノアというお店)、お茶をした。妻が食べたチョコのケーキも、僕が食べたモンブランも絶品。道草をするのもまた散策の楽しみ。


火曜日, 4月 10, 2012

夜桜

落ち着いて桜を見ることができるのは本当に何年ぶりだろう。気がついたら花粉症になっていて、ばたばたしているうちに桜が咲いてあっという間に散ってしまっていた、というのが僕の例年の春だった。
 明日は雨が降るというので、今晩が今年の桜の見納めかなと思い、散歩がてら近くの公園とその付近の夜桜を見てきた。自宅の桜をライトアップしている家があって、とてもきれだった(写真)。日本人にとって桜は特別な花なのだなとつくづく思う。
 公園に行く途中、お気に入りのカフェ、サントが閉店したことを知ってがっかりした。そして公園近くで、耳の小さい野良猫に再会してほっこりした。春というのは複雑に感情が交差する。


木曜日, 4月 05, 2012

若手B

この2年はやることなすことまったくうまく行かず、本当に辛い時間だった。何度も心が折れかけた。それでもくさらずに諦めずに自分を信じてやってきた。たとえ人が何と言おうとも。
 そんながんばりが報われるような出来事が今日また1つ。若手Bという科学研究費助成金の内定通知が届いた。3年間で350万円、申請課題を遂行するには十分な額だ。もちろんこれは税金から出ているお金なので、研究のために有効に使わせていただく。何よりも、申請課題が研究補助に値すると評価されたことが嬉しい。
 優れた研究計画をたて、研究資金を自前で調達し、自らの責任において研究を遂行して成果を論文として発表する。これは自立した研究者が回すべきサイクル。久しぶりにそのサイクルの中にいる。

火曜日, 3月 27, 2012

春よ2

自転車を飛ばしてラボへ向かう途中、遠くからシジュウカラの歌声が聞こえてきた。「ツピツピツピツピ...」春が来たのだなと感じる瞬間だ。
 例年この時期になると、期待と不安が入り交じった複雑な気持ちになる。「今年はあれがしたい、これがしたい」というやる気が冬眠から目を覚ますのと同時に、「昨年はあれができなかった、これもできなかった」という後悔の木枯らしが吹く。スーパーマンじゃないので、自分を信じて1つ1つ丁寧にこなしていくしかない。
 ここ2年ぐらい自分に自信を失いかけていたが、ここに来てようやく事態が好転しつつある。目に見える形で。今こそJobsのこの言葉を胸に前に進もう。
And most important, have the courage to follow your heart and intuition.
(そして一番大切なこと、自分の心や直感に従う勇気をもとう。)
Everything else is secondary.
(そのほかのことは二の次でいい。)


火曜日, 3月 20, 2012

Evolangで京都へ

Evolangという国際会議で発表するため(有休をとって)京都へ行って来た。口頭発表が2つあったので準備が大変だったが、なんとか無事発表を終えた。手応えとしては、モデル研究の方がちゃんと聞いてもらえたかなと思う。鳥の歌ネットワークの話は、そもそも聴衆が少なくてちょっとがっかりだった。今回は招待講演がとても豪華だったので、学会自体はとても面白かった。次回は2年後で、場所はウィーン。
 学会後、妻が合流して2日ほど京都を散策した。京都駅からバスで1時間ほどの所にある、通称「鈴虫寺」と呼ばれる華厳寺に行ってきた。屋内にはその名の通り鈴虫が飼育されていて、「りーん、りーん」という声がひっきりなしに聞こえる。そしてここには、わらじを履いた珍しいお地蔵さんがあって、1つだけ願うと、それを叶えにお地蔵さんがやって来てくれるそうだ。願いよ叶え!小さいけれどとても見応えのある良いお寺だった。
 あとは、清水寺三十三間堂などを駆け足で巡った。久しぶりにとにかく歩いた。夜行バスでの移動はしんどかったけれど、良い思い出がまた1つ増えた。また紅葉の季節に来たい。


金曜日, 3月 09, 2012

進化言語学の構築

「進化言語学の構築」が出版されました。[Link] 僕は12章の「言語進化の動的理解-生物言語学と構成論的モデルによるアプローチ」を書きました。この原稿を必死に書いていたのが3.11のあたりでした。震災後の何とも言えない不安を抱えながら、自分にはっぱをかけて書き上げたのを覚えています。だから感慨深いものがあります。
 そして来週からはいよいよEvolang9。僕は、ワークショップと本大会で口頭発表が1件ずつあります。もっと早めに準備を始めたかったのだけれど、結局これからです。良い緊張感で望みたいと思います。楽しい学会になるといいな。
 学会後は妻も合流して、久しぶりに京都を散策する予定です(もちろん有休)。





金曜日, 3月 02, 2012

雨の日のカフェ

人生は思うにまかせない。昨日、スッキりす1位の運勢だった僕に、ガッカりすなメールが届いていた。うっ(泣)。
 先週からずっと働き詰めだったので、今日は休暇をとった。そして、重い腰を上げて確定申告をして来た。印税やら義援金やらを報告したところ、4000円ぐらい帰ってくるようだ。少しすっきり。申告はお早めに。
 その後、前回行ってすっかり気に入った、中野にある「small deli lab」というカフェに行った。こじんまりとしたお店ながら、屋内のデザインや雰囲気が素敵で、とても居心地が良い。お店の方もとても素敵。おすすめは本日のマフィンで、クリームを2種類選べる。今日は、サツマイモのマフィンにアイスクリームとヨーグルトのクリームにした。珈琲もすっきりとしたブレンドで僕は好きだ。
 珈琲をすすり、マフィンをほじほじしながら、共著者の論文をチェックした。確実に内容が良くなっている。感心しつつ、自分の論文も何とかせねばと思った。
 ポジティブ・シンキングとは、臭いものに蓋をして楽観視することではなくて、臭いものと対峙してその原因を探り、乗り越えていくことだと思う。そういうマッチョりすになりたい。

月曜日, 2月 27, 2012

春よ

暖かくなったなと思ったら、ここ数日のように寒さが戻り、春は足踏みをしているようだ。しかし、太陽の日差しからも目のかゆみからも、春はすぐそこまでやって来ているのだなと感じる。
 宣言通り、人工知能学会誌の原稿は仕上げた。いつも通り産みの苦しみを感じながら言葉をひねり出した。コンパクトだけど我ながら良いできに仕上がったと思う。翻訳の分担分も終わり、懸案事項は2つ減った。
 もうすぐ怒濤の3月だ。まずEvolangに向けてSimulationをやり直し、発表資料も作り、準備を万端に整える。今回のEvolangはワークショップでも発表することになったので、2つ口頭発表がある。(残念ながらチョムスキーの招待講演はドタキャンされてしまったようだ。)
 そして、プロジェクトの仕事もそろそろアウトプットを出さなければならない。「今年度になってから始めたばかりの研究です」なんて言い訳はもう通用しない。"Publish or Perish"(論文か死か)、これは雇われポスドクの宿命だ。ここでもう一踏ん張りできるかが勝負だ。春よ来い。

月曜日, 2月 20, 2012

書いて表現するということ

「書いて表現すること」について考えさせられることが多々ある。思想地図βや進化言語学の構築の原稿を書いたり、翻訳を手伝ったり、もちろん研究者なので論文を書いたりする。最近では、円城塔さんが芥川賞をとるというニュースもあった。
 文字が発明されて、書いて何かを伝えるという文化が始まり、グーテンベルグの活版印刷の発明以降にこの文化は爆発的に広がり、Webの普及で表現のインフレが起きた。もはや読み手をはるかに上回る書き手がいて、顧みられもチラ見もされない表現が溢れている。
 論文を書いているときも、ブログを書いているときもそうだが、少なくない時間と労力をかけて書いているこの表現は、誰の目にも留まらず、世界に一ミリの痕跡も残さないのではないかという不安に駆られる。文字を使っているのか、文字に使われているのかわからなくなる。
 しかし、そこでやめてしまったら負けなので、それでも書く。そして、今週はぜったいに、人工知能学会の論文を書き上げる。本物の人が読んだときにそれとわかるものを。

日曜日, 2月 05, 2012

鬼子母神散策

鬼子母神を散策してきた。(「きしもじん」と読む。実際は鬼のツノがない。)目白駅から徒歩10分程度で、明治通や目白通りなど交通量の多い道路から少し入った住宅地の中にある。ここだけ時代からとり残され、ゆっくりと時間が流れているのかしらと不思議な感じがした。そして、樹齢700年のイチョウの木に圧倒された。
 10円の賽銭では足りなかったかもしれないが、家族の健康、就職と子宝の祈願、福島の復興などなど、頼めるものは全て頼んできた。1つ願いが叶うたびに、追加のお賽銭をはずみますんで、なにとぞよろしく。
近くにキアズマ珈琲という良さげなお店があったけど、今回は満席で行けなかった。また今度。

木曜日, 1月 26, 2012

カフェ ネスカフェ

一昨年、書き物をするためにしばしば渋谷図書館を利用していた。ちょっと休憩しようとカフェを探したのだが、原宿駅周辺には落ち着ける店がなく、結局、若者に囲まれながらマックでコーヒーを飲んでいた。
 その当時はまだなかったのだが、久しぶりに原宿にいったら、Cafe NESCAFEができていた。開放的な雰囲気とおしゃれな内装がカリフォルニアっぽくてなかなよかった。電源もWIFIも無料で使え、長居するなら渋谷図書館よりだんぜんここがいい。
 ただ残念なことに、食べ物やコーヒーはあまり美味しくない。エビかつバーガーはまあまあですが、オムライスはお勧めしません。居心地の良さとの食べ物とのギャップがここまで大きかったカフェは珍しい。でも雰囲気は最高。
 煮詰まったらここまで来て仕事しようかな。

日曜日, 1月 15, 2012

A-NE CAFE

この寒さのため、最近はなかなか布団から出られません。特に週末は。昨日も昼ぐらいにもそもそと起き出して、午後になってからカフェ散策に出かけました。
 今回おじゃましたお店は、新高円寺にあるA-NE CAFE(アーネカフェ)というカフェで、もともと阿佐ヶ谷にあった評判のベーグルのお店がここに移ってきたそうです。[Link]
 スペースは広くありませんが、とても雰囲気が良く、書道アートの掛け軸などがセンスよくかけられています。カフェスペースには、おいしそうなパンやケーキ、サンドウィッチや焼き菓子などがあり、一階と二階に席にがあります。
 僕はレモンケーキとコーヒーをいただきました。このレモンケーキが甘酸っぱくて美味しくて、奥さんもはまったようです。また一つ高円寺のお気に入りカフェが増えました。

水曜日, 1月 04, 2012

あけおめ2012

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 昨年は大震災と原発の事故(人災!)があり、東北そして故郷の福島にとって大変な一年でした。しかし、先日訪れたアクアマリン福島ららミュウは活気を取り戻し、スパリゾートハワイアンズもこの2月に復活し、いわきの観光の要所は少ずつ回復しています。
 福島にぽっかりとあいてしまっ た「穴」は、塞がるのに長い年月がかかるのでしょうが、必ずや元通りに、いやそれ以上になると確信しています。
 今年はいい年にしたい!






















写真:ららミュウで出会ったアルパカちゃん

月曜日, 12月 26, 2011

寒い仙台で熱い議論

12/22, 23と2012年度第二回目の社会的知能発生学研究会が仙台で開かれた。今回は幹事補佐を仰せつかったので、スケジュール調整や講師打診、報告書の作成などの仕事をした。講師の選定には難儀したが、粘菌の研究でイグノーベル賞をとられた中垣先生など、ユニークな研究をしておられる方々に講演していただくことができた。僕も「情報生態系としてのTwitterネットワーク」というタイトルで話題提供をした。「知能」に興味をもつ様々な分野の研究者が一同に会して、ざっくばらんに議論できるのでとても有意義だ
 クローズドな会なので研究内容を詳細に書くわけにはきませんが、中垣先生の研究は既に論文と本になっているので、その一部を以下に記したい。(以下は、僕がまとめた報告書からの抜粋)

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 粘菌は神経系のない単細胞でありながら、不確定な環境でも適応的な行動を示すことが知られている。中垣氏らのグループは、真正粘菌モジホコリの変形体をモデル生物として、その適応的なアメーバ運動に関する情報処理の性質やメカニズムについて一連の実験を行っている。実験結果から、粘菌は迷路の最短経路を探す計算能力があることや、ダイクストラ法などのアルゴリズムとは別の形で多目的最適化を実現できることが示された。また粘菌は、周期的な環境変動を学習し予測することができ、迷いや個性と呼べるような性質をもつことが示された。さらに、それぞれの振舞いをもたらすメカニズムを解明するために、細胞生理学の実験事実に立脚した数理モデルが導入され、エサの輸送の流れに関する比較的単純なダイナミクスから、適応的な振舞いが生み出される様子が示された。
 このような単純な生物が示す適応的な振舞いは、知性の起源を考える上でとても重要であるとの議論がされた。また、粘菌のように物理運動が処理過程を担うよう情報表現とビット列による情報表現の違いは何か、複雑な生物の示す高次の知性(特に、社会的知性)とのつながりをどう考えるか、などの議論がなされた。


日曜日, 12月 25, 2011

クリスマス 2011

2011年のクリスマスがあっという間に過ぎようとしている。今年も奥さんが腕を振るい、キッシュとサラダ、クラムチャウダー、焼きたてのパンと鳥の丸焼き(これは生協)というディナーメニューだった。特に焼きたてパンが、香ばしくてほんのり甘くて美味しかった。
 そしてクリスマスケーキは昨年に続きラブリコチエ。少々お値段はするが、このボリュームとクオリティー。3層になっていて、甘過ぎない生クリームとイチゴがぎっしりで、とても美味しかった。
 クリスマスイブが終わると、一気に年越しムードになる。店の店頭にはサトウの鏡餅と正月飾りが山積みになっている。今年に別れを告げる前にできることをっと。



土曜日, 12月 17, 2011

区切り

今月の進捗状況報告が終わり、何となく自分の中では区切りがついた観がする。ここ2か月ぐらい研究の進む方向がぼんやりとしていたが、うんうんと悩んだ結果、少し頭が整理された。論文になりそうなテーマを3つ抱えているのだが、3月までにはそのうちの1つを形にしたい。
 Chuckたちとの論文は今週月曜に再投稿し、現在、審査中。レフェリーのコメントには全て答えられたし、だいぶ内容も洗練されたので、受理の吉報がほしい。理研時代からの宿題になっている論文も何とかせねば。
 ひつじ書房から出版される「進化言語学の構築」のために執筆した「言語進化の動的理解ー生物言語学と構成論的モデルによるアプローチ」は一回目の校正を終え、こちらは問題がなさそう。ああ、人工知能学会誌にも記事を書かねばならないのだった...。
 One thing at a time. 一歩一歩前へ進んで行こう。

木曜日, 12月 08, 2011

東京モーターショー2011

今年のモーターショーは幕張メッセではなく、東京ビックサイトで開催されている。義兄からチケットを安く買ったので、久しぶりに行ってきた(このために有給休暇をとった)。院生の頃、東京国際交流館に住んでいたので、実は、このあたりをよく自転車でサイクリングしていた。それ以来なので、懐かしい感じがした。
 平日とはいえ、企業の人、暇な大学生、コアなカーマニア、コンパニオン目当ての人など、来客数はとても多かった。きっと土日は混雑しすぎて、車を見るどころではないだろう。
 新生フェアレディーZがお目見えした頃と比べると、自動車に求めるものが随分と様変わりした。ショーの規模はだいぶ縮小され、全体的にエコカーの出典が多かった。特に、どの企業も電気自動車に力を入れているようだ。それから、きわどい衣装の女性コンパニオンが減り、かわってイケメンの男性コンパニオンが増えていた(いろいろな嗜好があるのだろう)。
 当然、例年よりスポーツカーの数が少なかったが、トヨタの86、マツダのTAKERI、スバルのBRZは、熱心に見入るファンが多く、僕も格好いいなと思った。スポーツカー以外では、SUZUKIのQ−Conceptという二人乗りの小型車がよくできるなと思った。
 今後、自動車という乗り物はどのように進化/深化していくのだろう。


ビックサイト入り口

トヨタの86


スズキのQ-Concept

金曜日, 12月 02, 2011

英語版

先日、思想地図βに掲載された僕の論考の英語版がWebで公開されました[Link]。こちらは無料でご覧になれます。鳥の音声は聞けないので、興味のある方はぜひGenron Assortというアプリをダウンロードして、package 001をお買い求め下さい。デザインもシンプルで素敵です。  12月。今年も残すところあとわずかです。懸案事項の論文を再投稿し(締切があるので来週中!)、ラボと研究会での発表を乗り切り、ばんばん研究も進め、悔いは出来るだけ残さず年を越したいものです。今年も我慢の年となりましたが、少しずつですが運は上向きになってきていると思います。

火曜日, 11月 22, 2011

研究室見学

高校生が研究室見学に来るということで、説明員の一人に選ばれ、自分の研究の話を10分にまとめて話した。理研にいた時は毎月のようにやっていたので、説明はもはや慣れっこだ。
 今日来たのは静岡の県立高校の学生で、みんな熱心にメモを取りながら話を聞いていた。僕が高校生の頃は、研究室訪問のようなイベントはなかったので、正直うらやましい。多感な時代に最先端の研究、特に数理モデルのことを知っていたら、もう少しまじめに数学を勉強したのに。
 研究者の前で発表するのとは違い、素直に関心を顔に出してくれるので、真面目な高校生の前で発表するのは楽しい。

木曜日, 11月 10, 2011

久々のオーラル

来年の3月に京都で開催される国際学会Evolang9に、口頭発表として採択された。タイトルは「Evolution of Small-world Birdsong Syntax: An Implication for Language Evolution」。ちなみこの学会の参加成績は次のような感じ。
  • Evolang5(ライプツィヒ)
    参加できず(投稿論文はリジェクト)
  • Evolang6(ローマ)
    口頭発表(若気の至り的なほろ苦いデビュー)
  • Evolang7(バルセロナ)
    参加のみ(提出論文はリジェクトされた)
  • Evolang8(ユトレヒト)
    ポスター発表(提出論文は1つポスターでアクセプト、もう1つはリジェクト。大会のプログラムがまずく、あまりポスターを見に来る人はいなかった。このときアイスランドの火山が噴火して、帰国できないのではとひやひやした。)
 今回はノーム・チョムスキーが招待講演でやってくる。その他の招待講演も豪華だ。彼の前で発表できたら嬉しいが、めっちゃ緊張しそうだ。僕の発表はUCLAでやっていた研究で、思想地図β vol.1の論考になったもの。
 まだこの研究内容と言語進化の関わりがちゃんと言えてないので、どのぐらい説得力のある考察ができるかが勝負だ。

水曜日, 11月 09, 2011

がんばれ、とらお!

 妻の実家で飼っている猫のとらちゃんが先週から具合が悪い。他の2匹の餌まで食べてしまうほどの食欲だったのに、今はなかなかご飯を食べてくれない。獣医さんに最初は糖尿病と診断されたのだが、糖尿病特有の食欲の旺盛さはない。心配だ。
 余談を許さない状況だが、昨日から少しずつ食欲が回復しているようなので、このまま順調に行ってほしい。
 男嫌いで、僕を見ると逃げ回っていた元気なとらちゃんに戻ってほしい。下の写真はまどろむとら。がんばれ、とら!病気になど負けるでない。






日曜日, 10月 30, 2011

テクノロジーとイノベーション

 久々に骨太の面白い本に出会えた。著者はテクノロジーの進化において収穫逓増(しゅうかくていぞう)というメカニズムが働いていることを指摘し、複雑系経済学の先駆けとなったブライアン・アーサー。
 テクノロジーとは何か。そして、それはどのように進化するのか。テクノロジーの進化理論を作るべく、著者の深い思索が展開されていく。
 大量データに圧倒される毎日を過ごしていると忘れがちだが、自分もこういう研究がしたくて複雑系に転じたのだった。読破しよう。



日曜日, 10月 23, 2011

そわそわ

 いつもこの時期はそわそわと落ち着きがない。科研費や論文の締め切りがあったり、がんばりも空しく悪い知らせが届いたりもする。腐っても何も良いことはない。
 ここまで何とかやってきたのだから、これからも何とかなるだろう。そう自分に言い聞かせて、眼前のことに集中することにする。さあ、明日からまた頑張るぞ。
 
 
 
 

土曜日, 10月 15, 2011

電子書籍になりました

 思想地図β vol.1に掲載された「鳥の複雑なツイートとその進化的デザイン」が電子書籍化されました。genron assortというアプリをダウンロードすれば、iPadやiPhoneで読めるようになります [Link]。package 001(350円)に浅子さんの論考とともに入っています。
 電子書籍版では、オオムジツグミモドキのさえずりを聞くことが出来ます。また、グラフがカラーになっています。アプリもシンプルで使いやすく、デザインが素敵です。
 この論考が多くの人にいろんなかたちで読まれることになり、著者としては幸せです。コンテクチュアズの皆様ありがとうございました。


木曜日, 10月 06, 2011

ジョブズ逝く

 彼の遺作となるiPhone4Sの発表の翌々日、ジョブズが亡くなった。今日のIT系のニュースではその話題で持ちきりだ。Appleの製品の魅力は彼の強烈な個性とセンスの賜物だ。これからのAppleはどうなるのだろうか。彼の意志を引き継ぎつつ新しい方向性を見せてほしい。
 以前ブログにも載せた彼がスタンフォード大学で行ったスピーチを再び載せたい。彼のトークには独特の魅力がある。Stay Hungry, Stay Foolish。

月曜日, 9月 26, 2011

検証 東日本大震災 そのときソーシャルメディアは何を伝えたか?

 東日本大震災の際、電話や携帯はほとんど機能しなかったのに対して、インターネットは比較的安定して機能し、特にソーシャルメディアが大きな役割をしたことがその後の調査で明らかになっている。「大震災とソーシャルメディア」をテーマとした本は様々があるが、本書は在外邦人からの視点で書かれているのがおもしろい。著者は僕も1年ほど通ったUCLA出身のブロガーで、ソーシャルメディア革命という本も書いている。海外でどのような反応があったのかが興味深かった。
 先日の台風の際も都心ではやはりTwitterが有効だった。鉄道会社のホームページを見るよりも早く電車の運行状況がTwitterのタイムラインに流れた。車掌さんが気の利いたツイートをして乗客なごませたということもあった [Link]。これからますますソーシャルメディアはリアルを変えていくのだろうなあ。



 こちらもお勧めです。


火曜日, 9月 20, 2011

自炊

 念願のスキャナ付きのプリンタを購入した。自宅にある大量の雑誌や本を裁断してスキャンしてPDFにしたかったので(いわゆる”自炊”)、ADF付きの機種を探していてEPSONのEP-904AとbrotherのDCP-J925Nで迷ったが、店員さんの説明を聞いてコストパフォーマンスのよいbrotherに決めた。
 さっそく自宅のMacを無線LANで繋いでみたが、トラブルもなく順調に動いている。スキャナの使い心地もまずまず。試しに今年の物理学会誌の記事を片っ端からPDFにしている。
 写真印刷のきれいさが売りの6色インクのプリンタもあるが、よくよく考えてみると、きれいな写真を印刷するのは年に数えるほどで、ちょっとしたものを普通紙に印刷することがほとんどだ。「必要充分な高画質を最低限のコストで実現できるプリンター」というborherの宣伝文句は最もだと思う。DCP-J925Nはヨドバシカメラで22,000円だった。一体型も安くなったものだ。




水曜日, 9月 07, 2011

国宝松本城

 学会に参加した後、市内を散歩しつつ松本城を見学してきた。すっかり秋めいてきた青い空に天守閣がきれいに映えていた(Link)。現存する城のうち天守閣が残っているものは少なく、国宝は松本城を含め4つしかない。
 天守閣の中の階段の傾斜はかなり急で、最上階の6階まで上るのは結構体力がいる。最上階から市内を見渡すと、かつてはここが一番高い場所だったのだろうが、今ではもっと高いのっぽの建物が見える。お殿様が現代にタイムスリップしたら何と言うだろうか。ちなみに松本藩の初代藩主は石川数正だそうだ。徳川から豊臣に謎の寝返りをした知将だ。



 散歩の仕上げは旧開智学校。町民の寄付によって出来た町民のための学校で、こちらは重要文化財に指定されている。和洋折衷の古くて美しい建物だ。かつての学び舎の雰囲気が伝わってくる。
 松本市内は倉を改装したお店があったり古い街並が残っていて、散策するのが楽しい。


月曜日, 9月 05, 2011

ソーシャルメディア炎上事件簿

 最近ではTwitterは馬鹿発見器と呼ばれている。つい先週も製薬会社のある女性が、睡眠導入剤のハルシオンを飲み会で上司の酒に入れたなどとTwitterに書き込み大問題となった [Link]。
 この本はこのようなソーシャルメディアでの不注意な言動が原因となって炎上し、社会的問題にまで発展した事例をパターンに分けて紹介している。また、個人や企業が炎上を防止するための対策についても述べている。なかなか面白かった。
 TwitterやFacebookなどは簡単に利用できるだけに、ついその拡散力のことを失念し不用意につぶやいてしまう。対面のコミュニケーションと違い、後になってから「言い過ぎました」とか「言葉が足りませんでした」などと謝っても受け入れられづらい。ソーシャルメディアのおける一語の重さを念頭に置くべきだろう。

日曜日, 8月 28, 2011

パンダづくし

 ぱんだ珈琲店なるこのお店は何から何までパンダ一色だ。店内の装飾、グッズ、オムライスやカフェオレの模様、ランプ、そしてトイレの芳香剤まで。パンダ好きにはたまらないカフェだ。
 僕は水出しコーヒーをいただいたが、程よい苦みで美味しかった(レトロなグラスだ)。手の込んだパンダの装飾があるので、食べ物も飲み物もそれなりにお値段がするが、見かけだけではなく味はおいしい。
 途切れることなくお客さんが来ていて、常連さんや雑誌を見て来ている人がいるようだった。そして、今年パンダが来日してからお客さんが増えたそうだ(Link)。
 徹頭徹尾パンダ。何事も極めるのは大事だ。

火曜日, 8月 23, 2011

カフェ放浪

 休日は毎度カフェを巡っているのだが、先日はついてなかった。久しぶりにアンリ・ファーブルに行ったら、この日は高円寺ビアテラスのイベントや渡辺えりさんの劇団の演劇があり、大勢の人で満席
 仕方なく、前回行ったときにピザがおいしくて雰囲気が良かったAll C's Cafeに移動した。しかしこちらもお客さんが多く、窓際のソファー席はすでにうまっていて、奥のテーブル席に通された。
 店内には何かのコラボ企画でTシャツなどいろいろなグッズが飾られていて、その関係の人が数人お店にいた。この人たちが感じ悪かった。となりの席でタバコを吸いだしたので、他のお客さんが帰ったときにすかさず席を移動した。そしたらこの人たちも隣の席に移ってきて、すぱすぱやり出した。たまらなくなってお店をでた。赤ちゃんを連れたお客さんもいたのだから遠慮してい欲しいものだ。
 このまま家に帰るのもなんなので、前から気になっていた日本茶房ひとときに行った。二階の和室でちょっとした和菓子と日本茶や紅茶をいただくことができる。実家にいるみたいでとても落ち着けた。最初からここにくれば良かった。このお店をブログに書いてる方がいました [Link]。
 

火曜日, 8月 16, 2011

がれき座の向こうの"きぼう"

 帰省中、アクアマリンふくしまのある小名浜に行ってきた。ここには二度訪れたことがあるが、展示の質・量ともに日本屈指の素晴らしい水族館だ。今回の震災で津波の被害に遭い、魚や多くの生き物が命を失った。入り口の消えたままの信号機や壊れたままの倉庫がその惨状を物語っている。しかし、アクアマリンの建物は耐え残った。
 避難先の鴨川でアザラシの赤ちゃんが生まれたことがニュースにもなった(”きぼう”と名付けられた)。7/15にアクアマリンは再オープンした。この日も県内だけでなく県外からも多くのお客さんが訪れていた(観光客ではなく帰省した人たちなのだろう)。
 がれきで作ったステージの向こうに、いわき復興のシンボルとして、福島の希望として、アクアマリンは立っている。

月曜日, 8月 08, 2011

カブトムシの頃

 学校はもう夏休み。僕が小学生の3,4年生頃は、夏休みと言えば昆虫採集に明け暮れたものだった。お盆休みになると浪江の祖父母のところへ泊まりにいき、いわきではあまり見かけない珍しいトンボや蝶蝶を四六時中追っかけていた。
 ある時どうしてもカブトムシがほしくて朝5時にいとこの兄ちゃんを起こしに行ったら、「カブトムシはまだ寝てる」と言われ、「そうか」と納得していったん帰り、6時に二人で山へ出かけたら結局小クワガタしか残っていなかった、なんて思い出もある。とにかく僕は夏休みが大好きだった。
 カブトムシ、蝶蝶、桃、トマト、チューペット、花火、甲子園、プール、盆踊り、お泊まり、キャンプ、海 ...。夏をワクワクさせるキーワードはたくさんある。夏を真正面から楽しめないのは損だ。最近の自分を見て、そう思ったのでした。
 

日曜日, 7月 31, 2011

cafe apartment

 また1つ高円寺のお気に入りカフェが増えた。お店の名前はcafe apartment。ずっと気になっていたのだが、以前訪れたときは満席で断念したのだった。今回はたまたますいていたので、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。
 店の中はおしゃれなアパートの一室といった感じで、テーブと座布団があったりして自分の家のようにくつろげる。(残念ながら店内の撮影はNG。食べ物などの写真はOK。)僕が好きなブラックベアのぬいぐるみがあった。
 写真は妻が食べたスコーンで、焼きたてのものを出してくれる。ほんのりと甘く、ジャムを付けて食べると程よい。コーヒーも深煎りで僕の好みの味。2時間ぐらい長居して、ネットをしたり本を読んだりしてリラックスして過ごした。
 平日は比較的すいているので狙い目だけど、水曜日は定休日なので注意。

月曜日, 7月 25, 2011

らいおん

 Mac OS X Lionが先週発売になり、早速アップデートしてみた。価格は2,600円で、今回はパッケージ販売はせず、App Storeからのダウンロードのみとなる。あまり推奨されない方法だが、Lionの起動ディスクを作ることもできるようだ[Link]。
 Macbook ProとAirにインストールしてみたところ、Proの方は動作が少し緩慢になったが、SSDに取り替えた初代Airの方はさくさく動いた。今のところ目立った違いは感じないが、細かいところが改善されている。ただ、前回Snow Leopardにアップデートしたときもそうだったが、周辺機器やソフトがまだLionに対応していないものが多く、アップデートを早まった観はある。少なくとも一か月は様子を見るべきだったか。
 今回、パッケージ管理はMac PortsからHomebrewに乗り換えた。emacsとscipy以外はすべてインストールできた。道具は一通りそろったので研究するのだー。

追記: 下の本によるとLionは同一アカウントなら複数台インストール可能だそうだ。

木曜日, 7月 21, 2011

ラブホルモン

 今年度から社会知能発生学研究会のメンバーとなり、先日、第一回目があった。たまに違う研究の話を聞くのは楽しい。
 一番興味深かったのは東田陽博先生の「オキシトシンと自閉症」の話だ。自閉症はコミュニケーション能力に困難が生じる障害で、脳機能の異常が関係しているとされるが発生原因は分かっておらず、治療方法も確立していない。しかし近年、オキシトシンというホルモンを投与すると自閉症の症状が劇的に改善される例が報告されてきているそうだ。
 最初にオキシトシンが注目されたのはハタネズミの研究で、一夫一婦制をとる平原ハタネズミの方が一夫一婦制をとらない山岳ハタネズミよりも優位に血中のオキシトシン濃度が高いことから、オキシトシンは社会性と関係があると考えられるようになった。
 その後、人間でもオキシトシンの投与で他者への信頼が増すことや、夫婦喧嘩を鎮める効果があることなどが実験的に検証されてきた。そのためオキシトシンはラブホルモンと呼ばれることもある。今のところオキシトシン投与による深刻な副作用は知られていないので、自閉症の治療薬として期待されている。
 血中にほんのわずかに存在するホルモンががらりと人や動物の行動を変化させる、というのは考えてみれば不思議だし、怖さすら感じる。生命はまだまだわからないことが多い。

火曜日, 7月 12, 2011

世界をみよう

 座・高円寺で「みにくいあひるのこ」人形劇を観てきた。この建物の二階にあるアンリ・ファーブルには頻繁に行くのだが、ここでお芝居を観るのは初めて。7/8から19日まで「世界をみよう」と称した演劇フェスティバルが開催されていて、デンマークやドイツのグループがやってきてパフォーマンスしている。
 みにくいあひるのこは小さい頃に絵本で読んだきりで、久しぶりにどんな内容だったのか思い出した。劇は二人の女性がパペットを繊細に操り、言葉は一切用いず、動きで感情を表現する。また音楽がそこにいい具合に絡んでくる。テレビやネットに刺激的な表現が溢れるこんな時代だからこそ、新鮮で懐かしい感じがした。
 8月からは渡辺えりさんの劇団による「ゲゲゲのゲ」が講演される。これも楽しみだ。演劇にはまる予感大。

日曜日, 7月 10, 2011

今日は休日?

 休日分散のため2日連続の休みがなくなり、その替わり「2, 3日働くと休み」という生活リズムができた。ただ平日が休日だと正直休んだ気がしない。平日の変な緊張感を引きずり、体が違和感を覚えるからだ。5日がっつり働いて、2日がっつり遊ぶ、というのがやはり僕には合っている。
 休みの日はもっぱらカフェでまったりとして時間を過ごしている。高円寺の"鉄板カフェ"は何度か紹介しているアンリ・ファーブルバーボン・タコスカフェ。アンリ・ファーブルは結婚パーティーのときにもお世話になり、僕ら夫婦のNo.1カフェだ。先週水曜に久しぶりにおじゃました。
 バーボン・タコスカフェは極うまのタコスやタコライス(写真)がいただける。こちらには昨日行ってきた。
 どちらのカフェも落ち着いた雰囲気で長居できる。高円寺にはたくさんいいカフェがあるのだが、結局、この2つを超えるカフェにはなかなか出会えない。今年の夏は(も)頻繁にお世話になりそうだ。
 さて今日は日曜だから出勤日...。変な感じ。

火曜日, 6月 28, 2011

猛暑の予感

 猛暑が始まった。ラボの僕の席は窓際で午後は強烈な西日がさす。今日はブラインドを下し、遮熱カーテンをしても、モニターの前は33℃まで上昇した。当然、冷房はつけていない。頭がのぼせた状態でプログラムを組み、走らせ、そうするとPCの熱でさらに温度が上昇する。
 ちょっとでも体を冷やそうと新アイテム「ウォータークールベルト」を導入した。首に巻く布状のもので中にジェルが入っている。水を含ませて首に巻くとしばらくの間ひんやりとする。今日は1時間に1回は水を含ませなおした。
 こんな暑さとの格闘があと数ヶ月は続きそうだ。今週から生研は消費電力を分散させるため、土日のどちらかが出勤日になり、平日のうち1日が休みになる。

月曜日, 6月 27, 2011

豚ヒコ

 渋谷でカフェと言えば以前ブログにも書いたMame-Hicoだが、今回は三号店、その名もMame-Hico Part IIIに行ってきた。
 お店の中に入ると大きなカウンターがあるだけで、テーブル席はない。そして不思議なことにメニューにとんかつがある。といってもキッチンの後ろに別の部屋があって、そこがとんかつ屋さんになっている。店の中に店があるおもしろい作りだ。
 読書のお供にアイスコーヒーとフルーツケーキをいただいた。ちょっとお高いがおいしいし、店内の雰囲気がいい。渋谷の一号店よりも落ち着ける。食べログの評価が高いのもうなづける。今度はとんかつをいただいてみたい。

水曜日, 6月 22, 2011

アウトバックステーキ

 妻の誕生日に渋谷のアウトバックステーキに久しぶりに行ってきた。初めてここのステーキを食べたのは南大沢に住んでいる頃で、肉厚のステーキに感激したものだった。今は南大沢店はなくなってしまったようだ。
 この日は平日にも関わらず渋谷店にはお客さんがたくさんいて、特に外国人が多かった。きっと日本のステーキには物足りないのだろう。
 妻は会員登録すると誕生日の人はアウトバックスペシャルが無料になるとの情報を手に入れ、さっそく登録してクーポンをゲットした。
 写真は僕が食べたリブアイステーキでこのボリュームだ。ソフトドリンクを頼むと大きなジョッキで出てくる。パンはお変わりしほうだいで、ほんのり甘いポイップバタークリームを付けて食べるとおいしい。誕生日ケーキも用意してくれた(アメリカンなのでガツンと甘いけど...)。これだけ食べて飲んで4,000円ちょっと。誕生日の人と一緒に行くとかなりお得です。
 店内のアメリカンな雰囲気にカリフォルニアの生活が恋しくなりました。

水曜日, 6月 15, 2011

ヴィレッジヴァンガードでつい

 先日、高円寺のヴィレッジヴァンガードにふらりと入って思わず買ってしまったものが2つある。一つ目の品は、tenohira no hanaと名付けられたiPhone4Gのケースで、紋様作家の佐々木瞬さんがデザインしたものだ。どれも個性的で魅力的だ。これまであまりグッとくるiPhoneケースがなくてラバーケースを付けていたのだが、ようやくお気に入りのケースに出会えた。
 もう一つの品は、今はやりのソーラー式充電器だ。携帯電話やiPod、DSやPSPなど各種コネクターがついていて、これ一台で全部に対応できる。さらにライトが付いていたり、USBでPCにさすとmicro SDリーダーにもなる。さすがに太陽光だけでは充電に時間がかかりすぎるが、USBで充電することもできる。キーホルダーとしては大きすぎるが、持ち運ぶのには十分。特に出張のときや緊急時に重宝しそうだ。楽天でも購入できる。

追記:使ってみた感想ですが、このソーラー式充電器はバッテリーの容量が小さく、思っていたほど充電ができませんでした。あまりお勧めはできません。(2011/7/3)



日曜日, 6月 12, 2011

 今日はいろいろな人の「怒り」を見聞きした日だった。まずは朝。近頃は暑くなって来たので窓を開けて寝るのだが、そうすると近所からいろんな声が聞こえてくる。子供たちの遊び声ならばいいのだが、母親が子供を叱りつけ、子供が泣き出して、それが延々続くことがある。子供は意地になって泣くために泣いている。そうするとますます母親の怒声がひどくなり、子供の泣き声もヒステリックになる。これは困りもんだ。夜には別の家から、母親が子供を叱りつける罵声が聞こえて来た。
 それからカフェでの出来事。新しく開拓したカフェでケーキをほうばりながら、1Q84 BOOK 3を読んでいた。すると一人の女性が入って来て、彼氏の愚痴をカフェの店員さんにこぼし始めた。狭い店内なので聞く気がなくてもまる聞こえだ。しばらくすると彼氏と思われる男性が入ってきて、何やらもめ始めた。「彼氏の家の風呂を洗うか洗わないか」でもめているようだった。
「どっちでもいいよ(ガォ!)」
 カフェの居心地が悪くなったので読書を途中にして店を出てしまった。
 誰かを怒る前に、幼稚園で習ったことを思い出しましょう。

木曜日, 6月 02, 2011

JSAI2011

 人工知能学会で発表するため盛岡に来ている。オーガナイズドセッション「人と環境にみる高次元のデータフローの生成と解析」で発表とパネリストをする。この学会に参加するのは実は初めてで、これまでの主戦場である物理学会や進化学会、動物行動学会とはずいぶん違うなあと感じた。質疑応答の仕方が物理学会よりも上品で大人な感じがする。
 今回は大震災に関するセッションが多く組まれていて、「人工知能研究者として一体何ができるか?」という問いかけが多く聞かれた。人工知能の研究は短期間で実用化されるようなものばかりではないが、このような問いかけはとても大事だと思う。震災時に情報通信技術や地域SNS(例えばモリオネット)がどのように活用されたかという事例報告はとても興味深かった。
 基礎研究からこのような応用研究まで、この幅の広さは人工知能学会の魅力だ。発表内容が玉石混淆なのは他の学会と同じだが。
 さて、明日は発表だ。

金曜日, 5月 27, 2011

がたガタ

 ここ1ヶ月でいろいろな物が壊れた。何の前触れもなく壊れたのがAppleのTime Capsule。無線LANとハードディスク(HD)を一体化した優れものだが、寄る年波には勝てず約4年で駄目になった。幸いにも中に入っていたHD自体はまだ生きていたので、さっそくデータをサルベージ(写真)。大事なデータはすべて救い出して事なきを得た。
 熱の問題もあり、無線LANとHDはやはり別々の方が良いという結論に至り、BuffaloのNAS対応の外付けHD(2TB)を購入した。これは値段も手頃でTime Machineの保存用にも使えて非常に良い。
 次に壊れたのが初代Macbook Airのファンとハードディスク。これらは完全に壊れたわけではなく、ファンはへたった音がうるさくなり、HDは次第に遅くなってきて挙動があやしいので、やばくなる前に先手を打った。ファンの交換はアップルストアで一週間の入院で治療費は8033円。HDは純正の物ではなく、128GBのSSDを購入して自分で取り替えた(参考)。結果として全く別人のように速くなった。あと2,3年もつならばよしとしよう。



木曜日, 5月 19, 2011

またひとつ

 またひとつ年をとった。昨日は丸一日グループ会議で夜は打ち上げの予定が入っていたので、前日に妻が誕生日料理を作ってくれた。メニューはクリスマスのときと同じ、カニピラフとローストビーフ。リーズナブルなお値段だけどおいしい。
 誕生日の度にブログに書いている気がするけど、ほんと時間がたつのはあっという間だ。しかしこう思うことにしよう。またひとつ経験を重ねた。レベルアップの音が聞こえるのもそんなに遠くはないと言い聞かせ。

日曜日, 5月 08, 2011

哲学堂公園

 天気がよかったのでサイクリングして来ました。早稲田通りと中野通りをえんやこら北上し、哲学堂公園へ。桜の名所ですが、今はツツジが見頃です。東洋大学の創設者で哲学者の井上円了が、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀った四聖堂を作ったのが公園の始まりだそうです。ここで誰もが突っ込みたくなることが...。
この4人の組み合わせおかしくない?
 人種もジャンルもばらばら。要するには、井上円了が好きな哲学者トップ4ということですよね。一番下の写真は妙正寺側の入り口付近にあるブロンズ像で、アブラハム、エクナトン、キリスト、釈迦、老子の5人。なぜこの組み合わせ?この近くにはガンジーも。何となくちぐはぐな感じもしますが、緑も池もグラウンドもある素敵な公園です。
 この後、新井薬師まで足を伸ばし、お昼を食べて、コトラcafeでコーヒーを飲んできました。暑すぎず寒すぎず、風の気持ちよいサイクリング日和でした。








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金曜日, 5月 06, 2011

5月5日は大人の日

 世間的に5/5はこどもの日ですが、今日は久しぶりの大人の休日でした。寝坊して、遅めの朝食を食べ、吉祥寺へ。チャリ通を始めたこともあり、動きやすいズボンと半袖のシャツをユニクロでまとめ買いしました。ヨドバシカメラの中のユニクロに行ったのですが、品揃えがすごいですね。発汗性に優れた機能的なシャツがあるかと思えば、デザインがユニークな企業とのコラボTシャツもあって購買意欲を刺激します。
 刺激次いでに、たまたま本屋さんの雑誌(下の表紙)で紹介されていたリトルスパイスというカレー屋さんに行ったら、これが激ウマでした。僕はポークカレー(左写真)を妻はチキンクリームカレーを食べました。ポークカレーはちょい辛め、チキンクリームカレーはマイルドだけどこくがある感じ。量もお昼に食べるにはちょうどいい感じです。
 その後は恒例のカフェ探しで、多奈加亭武蔵野文庫も混んでて駄目でした(武蔵野文庫には大竹まことさんがいました)。そこでたまたま見つけた珈琲散歩というお店に行きました。店内で珈琲豆を自家焙煎していて香りがよく、ブレンドコーヒーも美味しかったです。珈琲豆を買いにきているお客さんもひっきりなしにいました。なるほど吉祥寺が住みたい町ランキングの1位になるのも納得です。美猫にも出会えたし、いい休日でした。

火曜日, 5月 03, 2011

原稿書いたどー

3月末だった原稿の締切が4月末に伸び、余裕もって取り組めると思っていたけど、やはりそうはならず、今日の早朝になんとか原稿を提出した。来年、言語進化の国際学会EVOLANGが日本で開催されるのに絡んで、進化言語学の構築という論文集が今年の12月に発売される。そのための原稿だった。
 タイトルは「言語進化の生物学的基礎言語進化の動的理解ー生物言語学と構成論的モデルによるアプローチ」。鳥の歌(さえずり)を題材として、その構造原理、発達と進化のダイナミクスについて書いた。紙面の都合もあり詳細は省かざるをえなかった部分もあるけど、論文としては読みやすく書けたのではないかと思う。ちょっと推敲にかける時間が少なかったのが気がかりだけど。修正する機会はまだあるだろう。ところで、このタイトルはレネバーグの「言語の生物学的基礎」のオマージュになっている。(諸事情によりタイトルを変更)
 さて、ChuckとMartinとの論文は先月末に再投稿した。本の原稿も遅ればせながら書いた。次はOferたちとの論文だ。そして今の研究も...。うがー、時間がいくらあっても足りない。