水曜日, 4月 29, 2009

サンフランシスコ旅行記

 奥さんのお兄さんがLAに遊びに来たため、みんなでサンフランシスコを旅行してきた。寒い寒いとは聞いていたけれども、確かにサンフランシスコ(SF)は寒い。この時期でも、街にはコートを着ている人がいるぐらいで、LAと比べると5℃は寒い。
 今回の旅のメインは、世界遺産にも指定されているヨセミテ国立公園のツアー。SFのダウンタウンから500km強で、バスを飛ばしても片道で4時間半はかかる。フリーウェイとはいえ、道の状態は良くないのですごく揺れるし、この時間はなかなかしんどい。しかし、ガイドのクマさんがユニークな人で、サンフランシスコやヨセミテ公園の情報を上手に紹介してくれ、車中も楽しく過ごせた。バスの中で、「何が世界遺産なのか?」という質問が出て、クマさんが「見ればわかる」とかわしていたが、その言葉通り。見ればわかります。自然を目の当たりにして、己のちっぽけさを悟る瞬間は多々あると思いますが、ヨセミテ公園のそれは格別です。多くは語りません。写真をご覧下さい(機会があればぜひ行かれることをお勧めします)。
 それ以外では、市内を名物のケーブルカーで散策したり、ゴールデンゲートブリッジ(ゴールドラッシュとは無関係だそうだ)やアルカトラズ島(アル・カポネが収容されていた連邦刑務所があった)の周りを巡るツアーに参加したりした。LAとはまた違った良さがある街だった。UC BerkeleyやIT企業が本社を置くサンノゼにも行ってみたいので、またSFに来たい。

ヨセミテ渓谷:中央奥がハーフドーム(The North Faceのロゴになっている)、滝はブライダルベール。何と美しいのだろう。
ヨセミテ滝:すごい迫力。ずいぶん離れたところにいても水しぶきが飛んで来る。

サンフランシスコ市内をケーブルカーで移動:とても楽しい
アルカトラズ(と僕):30分のツアーで10ドル。かなり寒い(鼻汁)。

土曜日, 4月 25, 2009

ポッケになんか負けないだし

 毎日楽しみにしているブログの1つが「ポッケのおなか」[Link]。スコティッシュホールドのポッケ君の日常が写真や動画で紹介されている。くりっとした目と耳垂れがなんともかわいい。文章もセンスがあって面白い。奥さん曰く、「うちのトラちゃんも負けてない!」だそうだ。では、トラオさんの写真を3枚ほど。
其の1:あいーん
其の2:ET
其の3:...。
 LAに来てからあまり野良猫を見かけないのだけど、先日散歩をしていたら、ガレージの車の下で休んでいる野良猫がいました(T本さん、ネコがいましたよ!)。「にゃん!」と声をかけると寄って来ましたが、餌がないことを悟ると「冷やかしか。冗談は顔だけにしてくれよ」と行ってしまいました。ここLAでは、#車 >> #リス >> #犬 > #ハト > #ネコ、という感じです。

月曜日, 4月 20, 2009

珍入者

 我が家では動物が良く話題になる。LAには、日本のハト並みに、どこに行ってもリスがいる。奥さんが「アパートの壁を忍者のようによじ登っているリスがいた」と言っていたので「またまた」と半信半疑だったが、先日、なんとその証拠写真を撮った。確かにリスは壁をよじ登り、アパートに侵入を試みているようだった。そして今日、我が家にもリスがやってきた。これ。
 そして、我が家の朝食を見て、「なーんだ、コーンフレークか。」と帰って行った。
 奥さんのデジカメは、RICOHのCX1。ズームしてもきれいだし、手ぶれ補正もある。一方、僕のGRは玄人志向過ぎて、腕を上げないと動物の写真は難しい。いいなあ、これ。

日曜日, 4月 19, 2009

屈伸

 年度初めの4月は何かと書類が多い。日本での所属が変わり、かつ、留学しているので手続きも煩雑だ。「7日以内に連絡しないと、法律の定める最大の税金が課されます。」なんてメールが予期せず来てびっくりしたりする。それでも、日本のパスポートとJ1ビザのおかげで、手続きは大概スムーズに進む。日本という国が信頼されているのだなと感じる(中には、パスポートやビザがあっても手続きが難しい国もある)。片付けても片付けても書類がやってくる状況はしばらく続くのだろうが、これをきちんとこなさないと研究に集中できないので、今は諦めてしっかり対応することにする。いわば研究前の屈伸。
 最近は、7時過ぎに起床→朝食→自転車通勤→仕事→...→0時過ぎに就寝、という朝型の生活をしてる。日本にいるときは完全に夜型人間だったけど。まだ誰も来ていない静かなラボで、プログラムを書いている時間が好きだ。感覚を研ぎすまし、高いレベルで集中できるので、昨日できなかったことがあっさりできたりする。もちろんコーヒーはお供に欠かせない。散らかっているのはいつでもどこでも同じですが、ラボでは写真のようなデスクで仕事をしてます。

火曜日, 4月 14, 2009

BBBに乗って

 僕が住んでいるアパートからは、サンタモニカ市営のBig Blue Bus(通称BBB)で大学まで行くことができます。乗車時間は15分ぐらい(しかし、バス停までとバス停からがえらく長い)。UCLAの学生証があると、何と25セントで乗ることができます。平日は10分に1本ぐらいの頻度なので不便はないけど、週末になると極端に本数が減ります。30分に1本とか、ひどいときは1時間に1本。なので、週末のお出かけはバスを考慮しておかないといけません(何度も失敗しています(泣))。
 最近確立した僕のBBBの中での過ごし方。
  1. まずテンションを上げて、元気よく運転手さんに「Hi!」と挨拶をします。
  2. UCLAの学生証を提示して、クォーターは使わず、小銭でちまちまと運賃を払います(クォーターは何かと使うので)。
  3. 車イス用の席を避け、真ん中ぐらいの席に座ります。
  4. おもむろにiPod touchを取り出し、Pod Castを聞きます。聴く日経が有料になり、日経一年生も終わってしまったので、最近はもっぱらCNN News UpdateとSience Update Podcastを聞いています。どちらも短いのでさくっと聞けます。
  5. 時間が余ったら、iアプリのStanzaで、OREILLYのEbookを読みます(データ解析に興味のある人は、Programing Collective Intelligence(邦訳:集合知プログラミング)がお勧め。といっても、バスの中で読むとよっちゃうけど。)。
  6. 大学が近づいてきたら、降車を知らせるヒモ勢い良く引っ張り、態度でも降りることをアピールします。
  7. バス停に着いたら、運転手さんに「Thank you!」 と言って、車にひかれないようにバスを降ります。
 こうして最近確立したBBBの過ごし方ですが、自転車を買ったので、実は今日からチャリ通です。カリフォルニアの太陽に負けないように、一所懸命にこぎます。

木曜日, 4月 09, 2009

A Delicious Way

 今日は授業やセミナーに出ずっぱりで、学生に戻ったような1日だった。朝は言語学部でLearnability(学習可能性)の授業 [Link]、昼は生態学・進化生物学の理論教室で、系統樹解析に関するセミナー、午後は工学部でSpeech Recognition(音声認識)の授業、と脳みそがはみ出しそうになった。僕が興味を持つだろうと、Chuckがいろんな先生に声をかけてくれたのだ。とにかくChuckからは頻繁に「和俊、これはおもしろいぞ。あれはおもしろいぞ。」とメールが来る。
 UCLAの授業に出て感心したのが、学生は毎回出る宿題をやってきて、積極的に発言をするところだ(当たり前のことなのかもしれないが)。先生の講義態度もすばらしくて、学生とのコミュニケーションを大事にする。何よりも、真にその道のプロフェッショナルであるのがすばらしい(なーんちゃってプロフェッショナルとか、Google-aided プロフェッショナルというのも最近はいる ...)。Prof. Edward Stabler [Link]はChomskyの弟子。以前、僕の研究にとても良いアドバイスをくれた言語学者。工学部のProf. Abeer Alwan [Link]はとても数学が強くて、直感的な説明がうまい。二人ともMIT出身。授業は週に2回ずつある。週末にちゃんと復習をしよう。ホースで水を飲むがごとき量だけど、踏ん張って一生モンの基礎を身につけたい。僕にとってはこれも1つのDelicious way.

日曜日, 4月 05, 2009

天使達の春

 ロスアンゼルス(Los Angeles)はスペイン語で「天使達」を意味する。天使達の場所にやってきてから1週間が経とうとしている。海外生活も夫婦生活もどちらも初めてなので、何もかもが新鮮で、刺激に満ちた1週間だった。どうなることかと心配していた生活も、自由で開放的な雰囲気と関係者(もちろん奥さんも)の助力のおかげで、すぐに慣れた。英語も思ったより通じている(でも、事務的な話は苦手)。詳細はまた別の機会に報告することにして、最近撮った写真をアップしたいと思います。
 まずは、ラボのあるUCLAのLife Scienceの建物(僕がいるのは、Department of Ecology (生態学) and Evolutionary Biology (進化生物学))。外装は新しく見えるけど、中は結構古い。
 次の3枚は、我が家のあるUCLA University Apartment。まだ引っ越したばかりなので、ほとんどモノがない。1バス、2ベットルームで、月12万円ぐらい(ガス、水道、インターネット代も込み)。広くてとても快適。近くには(と言ってもかなり歩くが...)、大きなスーパーや日本人街があるので、生活に困ることはない。
 最後はサンタモニカ。海のあるいわき市出身なので、やはり海が近いのはうれしい(あまり泳げないけど)。サンタモニカの風景は絵になります。
遠き落日。この向こうに日本があるのですね。おーい。

火曜日, 3月 31, 2009

LA初日

 33,000円という激安航空券だったので、内心大丈夫かなと思っていた大韓航空ですが、機内食もおいしいし(夕食はビビンバがお勧め)、サービスもまずまずでした。昨日、無事、ロスアンゼルスに到着しました。LAXからUCLAのあるウェストウッドまでは、Flay Awayというバスで20分ぐらい(料金は$5)。引っ越しまでは、UCLAのゲストハウスTiverton houseに滞在しています。ここに滞在するのは3度目で、いつ来ても快適です。
 昨日はチェックインまで時間があったので、フライトの疲れと時差ぼけでへろへろになりながら、近くのスーパーに行ったり、UCLAのキャンパス内を散歩しました。奥さんは、噂に聞いていた緑色の毒々しいスイーツや、ガロン単位で売っている牛乳が珍しかったらしく、ばしばし写真を撮っていました。休日のため、キャンパスにはいつもほど人はいませんでしたが、腹をすかせたリスたちが、私たちの昼食のご相伴にあずかるべく、替わるがわるやって来ました。キャンパスにリスがいるのっていいですね。ゲストハウスに戻ってからは、疲れていたのでぐっすりと寝ました。朝日とともに目覚め、今日はLAの2日目です。事務的なことを片付け、アパートを見に行って来ます。写真はUCLAのロイスホール(と写真を撮っている奥さん)。

日曜日, 3月 29, 2009

サムライLEGO海を渡る

 先日、4年ぶりに駒場キャンパスで時間を過ごし、学生気分に戻った。16号館近くの桜はまだ三部咲きだったが、春を待ちきれない学生達が生協の前でダンスを踊ったりして(サークルかな)、春に特有のウキウキ感がキャンパスに満ちていた。ラボの人たちは物理学会の準備で、みんなもくもくと作業をしていた。僕も事務仕事を片付け、もくもくとプログラムを書いた。久しぶりに良い集中力で作業ができた。次に来るのは夏休みかな。
 いよいよ今日は渡米の日。昨日とおとといは、荷造り作業でてんやわんやだった。100円均一の店で必要になるであろうものを大人買い。小物類、生活雑貨、食品。それでも数千円だけど。悩んだ末、持って行く本は段ボール2箱分にした。なので、蔵書の8割以上はお留守番です。これからはロサンゼルスから、たそがれコーヒー学をお届けします。行ってきます。

木曜日, 3月 26, 2009

花發多風雨 人生足別離

花發多風雨(花ニアラシノタトヘモアルゾ)
人生足別離(「サヨナラ」ダケガ人生ダ)

 これは井伏鱒二による「勧酒」という詩の訳(の一部)。3月は別れや旅立ちの季節。最後のゼミでは、ゴーギャンの1枚の絵(我々はどこから来たのか。我々は何者か。我々はどこに行くのか[Link])から初めて、この4年間の研究について駆け足で発表した。通奏低音は動的なモノの分かり方。研究者として何をどうこだわっているのか、ただそれを伝えたかった。最後に、お世話になったラボへの感謝の気持ちを述べた。そして、昨日は理研最後の日。次のコンピュータ管理者への引き継ぎの仕事をし、チームでの役割を終えた。一抹の寂しさを感じながら、咲き始めた桜を見ながら、理研を後にした。
 この数週間、いろんな出来事があった。妹が母になった。それに伴い僕はおじさんになった。下赤塚から高円寺に移動した。サムライJapanが悲願のV2を達成した(すばらしい試合だった!)。鈴木さん家のイチローは羨望の的になり、小沢さん家のイチローは捜査の的になった。29日の渡米まで、まだまだ何かが起きそうだ。

月曜日, 3月 23, 2009

さらば下赤塚

 3月19日晴天。5度目の引っ越し(注)。レンタカーで全ての荷物を奥さんの実家に移動し、約4年住んだ下赤塚(アパートの住所は田柄)を後にした。住めば都と言うが、下赤塚も静かで良い街だった。大きなスーパーはないが、味のある商店街があるし、三大大仏の1つ東京大仏やカステラのおいしい鉢の木がある。 七不思議の1つだが、なぜか接骨院がいたるところにある。よく食べたのがY'sラーメンの白ネギラーメン(たまごトッピング)と芝蘭の五目おこげ。理研に通う道すがら、成増と光が丘の図書館にもお世話になった。アパートも新築できれいだったし、この4年間、とても快適に過ごさせてもらった。一人暮らし最後の地でもあるので、きっと懐かしく思うことが度々あるだろう。
 3月29日に渡米し、4月1日に6度目の引っ越しをする。UCLAのUniversity Apartmentなので、以前住んでいた国際交流間みたいに留学生がたくさんいるのだろう。生活しやすい環境だといいなあ。

注:いわき市→川崎市生田(潮学生寮)→南大沢(都立大の近く)→お台場(国際交流館)→練馬区田柄(理研の近く)→中野区(奥さんの実家)

水曜日, 3月 18, 2009

ジャーマンドックな日々

 少し寒い夜風にも春の訪れを感じるようになってきた。研究の追い込み、渡米&引っ越しの準備ですっかりバテ気味。花粉症のせいもあるのだろうが。ここ2週間は完全に昼夜逆転の生活をしていた。朝までプログラムを書き、帰宅してめざにゅーを見てから、眠りに着く。昼過ぎに目を覚まし、ドトールでジャーマンドックとコーヒーで遅いブランチ。唯一、落ち着いて読書が出来る時間。そしてラボに行き、朝まで研究。シミュレーションにしろ、解析にしろ、やらざるを得ない外圧とやり遂げたいという内圧で、無我夢中になるとどうしてもこのサイクルになる。何とかプログラムの骨格は完成した。そして、今日はラボの送別会。明後日は引っ越しで、29日には渡米する。33回目の春は、ナイキのシューズを履いて、すごい勢いでやって来る。

金曜日, 3月 13, 2009

日本人なら必ず誤訳する英文

 先週、共同研究者とSkypeミーティングをしました。ニューヨークと東京は時差が14時間あるので、向こうが昼間ならこちらは深夜。その夜は頭が英語モードに切り替わらず、相手の顔が見えないことも変なプレッシャーになり、自分でもびっくりするほど言いたいことが言えませんでした。散々な議論に、悔しさを一人噛み締めた夜でした。まだまだ未熟です。
 さて、あちこちのBlog(例えばここ)で評判になっていた「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文」を購入しました。著者はダ・ヴィンチコードの翻訳家で、本の内容は「誤訳をなくすシリーズ」という翻訳学校での講義がもとになっています。
  • 基礎編
    1. 文の構造
    2. 時制・態
    3. 否定
    4. 助動詞・不定詞
    5. 動名詞・分詞
    6. 比較
    7. 関係詞
    8. 仮定法
    9. 相関構文・特殊構文
    10. その他
  • 難問編
  • 超難問編
  • ちょっとひと息
    わたしは英語をこうして勉強した
 例文がまず与えられ、その後に、誤訳の例と解説が続きます。試しに数問やってみましたが、見事に誤訳の例の通りに訳してしまいました。こんな風に、正解だけでなく、誤訳から学ぶというのはなかなか良いアイディアだと思います。その方が記憶の定着も良いし。これから、雰囲気で英語を読んでしまう癖を直そうと思います。あくまで基本に忠実に。

土曜日, 3月 07, 2009

眠られぬ夜のために

 先週末、サークルの人たちに壮行会を開いていただいた(ありがとうございました)。みんな元気そうで変わってなかったけど、実は全員既婚で、あれから10年たったのだなとつくづく感じた。このブログのタイトルは、サークルの文集に初めて書いたエッセイから来ているのだが(Link)、今日、部屋を片付けていたら、もう1つ文章(の様なもの)が出てきた。今読むと恥ずかしいけど、このまま捨てるのも何なので、ここに載せたいと思います(ひっとしたら、これで全部じゃないかもしれない)。当時の僕(22歳)は、どんな気持ちでこれを書いたのだろうか?

眠られぬ夜のために

●
 お気に入りの毛布にくるまっても、羊を1000匹数えても、眠れない夜ってあるものです。心の中のひとりごとが止まらない、そんなときはホットミルクをすすりながら、こんなものを読んでみてはどうでしょう。とりとめのない言葉(フレーズ)たち。

●●

大丈夫じゃない今は、中丈夫。
君の笑顔は 引力
サンタクロース はじめました。
タウンページで比較、検討の結果 はらたいらに3000点。
かあちゃんが洗濯した パンツのにおい
いぬのごんべいに 落書き。
悪ぶらないで。君のやさしさはとっくにバレている。
ボーリングのたま と ハゲあたま
等身大のキティーちゃん マジ切れ。
101匹ワンちゃんの 77匹め。
笑わなきゃ えくぼ はできないよ。
こぶたの平八郎。トンカツには目がない。
服部(はっとり)君のハッタリ。
深く悲しむことを知る君のやさしさ
元気予報。晴れのち曇り。ときどきバナナ。
誰も傷付けないウソ。
よろずや商店のすっぱい肉まん。
時速300kmの回転寿司。 遠心力がきいている。
人のせいにしない。自分のせいにしない。誰のせいにもしない。
アップルπ
鏡の前でアホな顔をする。
ゲレンデにシュプールを描く かぶと虫。
近所のネコに ごあいさつ。
何度挫折したって、継続は力なり。
カフェ・ラテにとけた ため息。
イツモソバニイルヨ。
ありのままを受け入れるということ。
モザイクをかけたい 成績表。
うそつき少年が言った。 「いや〜、うそはよくないよ。」

金曜日, 3月 06, 2009

祝・侍ジャパン1勝

 相変わらずの夜型人間で、たった今、ラボから帰ってきた。昨夜は夜通しプログラムを作っていたので、WBCの日本対中国を見逃してしまった。めざにゅーのスポーツコーナーで、遅ればせながら侍達の活躍を見た。ダルの力投にイチローのガッツあるプレー(スランプ気味だけどきっと大丈夫)。これだけの重圧の中、よくがんばった。32になっても野球少年の血が騒ぐ。
フェアプレーはファインプレーよりも美しい
 これはベースボールマガジンにあった見出しで、今でも好きな言葉の1つ。野球は9人(ベンチを守っている選手も含めれば15人)で力を合わせて1つの物語を作る。それを思うと、研究とは何と個人的な営みであることか(もっと言うと、何と自慰行為的な研究の多いことか)。野球と比べても仕方がないのかもしれないけど。早朝に侍達からもらった熱をどこへ向けるべきか。うーん。まず、寝ます。

水曜日, 3月 04, 2009

立つ鳥

 いよいよ3月になりました。理研からの帰り道、珍しく雪が降っていました。慌てん坊の冬将軍が、忘れ物をとりに戻ったかのような寒さです。
 ここ数日は、渡米の準備でばたばたしていました。大学事務の不手際でだいぶ遅れてしまいましたが、先週、ビザをとるための面接をアメリカ大使館で受けて来ました。面接といっても、「どこに行くの?」とか、「誰がお金を出すの?」とか、質問はほとんど形式的なものです。Jビザの場合、受け入れ先に発行してもらうDS-2019を手に入れるのに時間がかかりますが(3ヶ月以上かかった!)、あとは所定の書類を揃えて手数料を払い(これも結構面倒だけど)、面接をパスすれば、1週間ほどでビザは手元に届きます(たぶん今日)。僕と妻は、朝早くアメリカ大使館に行ったので、比較的スムームに面接を受けることができました。しかし、僕らの後の人達は、雪の降る中、大使館前の坂道で長蛇の列になっていました。予約時間と実際の受付時間はあまり関係ないようなので、ビザをとられる方は早朝に行くことをおすすめします。
 もう1つの懸案事項だったLAの家も無事決まりました [ここ]。Chuckの助力があり、Universityアパートメントに住むことができそうです。2ベットルーム家具付き&水道ガス代込みで、家賃は$1,197です。LAでこのクオリティーでこの値段ですから、リーズナブルだと思います。UCLAのあるLA西側は高級住宅街なので、$1,300をきる物件など単身用のアパートでもなかなかありません。ラッキーでした。
 航空券も手配し、引っ越しや荷物の海外配送の手配も一応終わったので、しばらくは研究に集中できそうです。この4年間の研究は、自分の力不足もあり、決して満足のいくものではありませんでした。しかし、「立つ鳥跡を濁さず」という言葉にもあるように、今自分のやるべきことをきちんとやり、「お世話になりました」と感謝をして、気持ち良く巣立つのが筋というもの。そうがんばろう。今晩は、OferとのSkypeミーティングだ。

火曜日, 2月 24, 2009

衝動

禍福は糾える縄のごとし
 良いことと悪いことは表裏一体の関係にあり、入れ替わり立ち替わり流転する様を表現した言葉。昔の人はうまいことを言ったものだ。このところ研究が行き詰まり、完全にグロッキーな状態だった。「禍」の状態。あれもしなきゃ、これもしゃなきゃが大きなプレッシャーとなり、悪循環を生む。
 それでも、悪あがきをしていると、どこからともなく幸運が舞い降りることがある。いや、それは僕の努力とは無関係に、ある日突然空から降って来る。そうして、心のひだが平静を取り戻し、凪が訪れる。「福」の状態。スーパーマンじゃないんだから、何でもかんでもは出来ない。わからないことはわからないし、できないことはできない。
 等身大で行く覚悟ができたらしめたもの。「しゃなきゃ」は自ずと「したい」に変わる。そいつを動かしているのは、衝動。


水曜日, 2月 18, 2009

谷中銀座で猫日和

 奥さんと谷中銀座を散歩してきた。日暮里の駅から5分ぐらい歩くと、夕焼けダンダンという眺めの良い階段に着く。ここから下に情緒あるお店が続いている。一歩足を踏み入れると、不思議と懐かしい空気に包まれる。竹細工の店、お茶屋さん、お惣菜屋さん(肉のサトーのメンチカツ、最高です!)、喫茶店、八百屋さん、そして、猫、ねこ、ネコ、にゃー。商店街の人達にかわいがられているので、どの猫もまったく物怖じしない。人とお店と猫が融和する温かい商店街だった。
 今日もにゃんこセンサーはびんびん。出会った猫達を紹介します。

マタタビ風の棒に夢中の猫。
八百屋のアイドル、りんごちゃん。
僕のつくねを平らげて、「あれっ、もう終わり!?」という顔をしている黒ちゃん。そして、
「ネコと関係ないじゃん!」って。実は大ありなんです。
 ここ満満堂では、とても珍しいコピ・ルアク(別名 ジャコウネココーヒー)がいただけるのです。コピ・ルアクとは、ジャコウネコがコーヒーの実を食べ、未消化のまま糞に出てきたコーヒー豆からとれるコーヒーです。あることは知っていたけど、まさかここで会えるとは。値段は1800円と超高いのですが(銀座なら6000円だそうです)、一生に一回だからと思ってチャレンジ。店主が、生豆や焙煎豆のにおい、コーヒーサーバに残った匂いなどをかがせて、説明してくれます。コピ・ルアクは生豆の段階から、チョコ(の包み紙)のような甘い匂いがしました。そして、口に運んでからの香りの残り方が、他のコーヒーとは全然違いました。寝る間際まで香りを感じる人もいるそうです。確かにこれは飲む価値があります。
 居間で寝ている猫を見て、ニヤリとしたあなた。駄目です。それはいけません。そんなあなたにはこれ。

月曜日, 2月 16, 2009

脳は奇跡を起こす

 久しぶりに面白い脳科学の本を読んだ。本書は、ノーマン・ドイジ著「The Brain That Changes Itself」の抄訳(たぶんオリジナルの10章が訳されてないのと、参考文献がカットされている)。著者は精神科医(かつ作家)で、脳の可塑性にまつわるエピソードを集め、わかりやすく解説している。1つも絵がないのに、文章を読むだけで内容がすっと頭に入って来るのだから、この腕前はたいしたものだ(訳が読みやすいのも良い)。専門用語もきちんと説明されているので、消化不良になることはない。目次は以下の通り。
  1. ひっきりなしに転ぶ女性—平衡感覚を失った患者の物語
  2. 脳と体が「非対称」の女性—自力の訓練で学習障害を克服する
  3. 脳の地図を書きかえる—可塑性研究の第一人者、マーゼニック
  4. 性的な嗜好と愛—ネットポルノ中毒に苦悩する男たち
  5. 絶望の淵からの復活—脳卒中患者たちを救ったCI療法
  6. 脳の“ロック”を解錠する—シュウォーツと強迫性障害の患者たち
  7. 腕がない男の消えない痛み—「幻肢痛」を絶ったラマチャンドラン
  8. 想像が脳の構造を変える—パスカル‐レオーネと脳内訓練の威力
  9. 記憶の“亡霊”と決別する—記憶と感情をなくした男性の物語
  10. 脳は「部分の集合体」を超える—脳が半分しかない女性の物語
 脳機能については、局在派 vs. 可塑性派という構図をとることが多い。前者は、脳の1つの場所にはただ1つの機能があり、それは固定的だと考える。この立場をとると、例えば、事故で言語野を損傷したら、言葉を回復させるのは一生不可能ということになる。後者は、脳はみずからの経験に基づいて常に再構成され、子供はもちろん、大人でさえもそれは起きると考える。この立場では、事故で言語野を失ったとしても、トレーニングを積むことで、他の脳部位が言語機能を代替しうるということになる。そして実際は、後者を支持する事例はたくさんある。
 ラマ・チャンドランが、ミラーボックスを用いて幻肢(事故などでなくした足や腕に痛みを感じる)を治療した話(7)は有名だ(cf. 脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)
)。その他にも、アブノーマルな性的嗜好の話(4)、脳梗塞から見事に復活した人の話(5)、半分しか脳が無かった人の話(10)など、興味深い臨床例が紹介されている。脳の可塑性がなければ、いづれも起こりえないことだ。
 たくさんの脳のデータを持ってきて、それを平均値と分散で語ろうとすると本質を見失う。むしろ、こういった特異と思われる事象をきちんとみることこそ、脳をわかる近道なのではないか。

木曜日, 2月 12, 2009

揺れる思い

 毎日少しずつ蔵書の整理をしている。来月中旬にはアパートを引き払うので、必要最小限の物を残して、残りは処分しなくてはならない。生活用品や衣類は、要不要がすぐに判断できるが、本は思い入れがあるので簡単にはいかない。大学時代、神保町の古本屋でなけなしの金をはたいて買った本や、絶版の学術書、勉強の軌跡のある演習書は絶対捨てられない。今の研究に関係する本ももちろん捨てられない。どれもそれなりに存在理由があるので、なかなか整理ができない。これらの本は、僕の中に取り込まれ、血となり肉となり、僕の「僕らしさ」の骨格となっている。捨てるべきか、捨てざるべきか。
 そこで、学術書を除き、図書館でも借りることができる本は、売るなり捨てるなりし、どうしても未練が残るものは「読んでから手放す」ことにした。その中から、再発掘した2冊の本を紹介したい。
 一冊目は、五木寛之の「生きるヒント」(僕がもっているのは文庫版ですが、デラックス版は文庫版全てを収録してる)。平易な言葉と等身大の目線で書かれた素敵なエッセイ集です。


マーク・トウェインの「ユーモアの源泉は哀愁である」という深い言葉に出会ったのがこの本でした。物事の表裏を意識できるようになったのはそれからです。五木寛之の「青春の門」もお勧めです。
 二冊目は、神谷美恵子の「生きがいについて」。著者は、ハンセン病患者の治療に人生を捧げた精神科医で、その経験から生きがいについて考察している。ゆったりと書かれた文章は、豊かな教養に基づく洞察と深い慈愛に満ちている。こんな時代だからこそ価値ある一冊。

月曜日, 2月 09, 2009

来た道、行く道

 Chuck (来年行く研究室のボス)が学会のために来日したので、久しぶりに再会した。Chuckの専門は集団ゲノム科学(Population genomics)で、マラリアを媒体する蚊の集団の遺伝子情報を研究していた。その後、人工生命(Artificial Life)の立ち上げに貢献し、現在は、鳥の生態学を中心に研究している。とても博学で頭の回転が早く、60歳を過ぎたおじいさんにはとても見えない。
 昼過ぎに駅で待ち合わせをして理研に行き、生物言語チームの研究をざっと紹介した。説明を聞く表情はとても真剣で、鋭い質問が次から次へと飛んで来た。鳥の歌の「意味構造」に関しては、なかなか議論が噛み合なかった。たぶん、互いがもっている前提と「意味」の定義がずれているのだ。理研を見学した後、東大でセミナーをしてもらった。内容は、彼のチームがメキシコで行っている野外調査とモデルを使った解析結果。生物系の院生たちも話を聞きに来ていたが、途中からシンボルグラウンディングだの、チョムスキー階層だのが出て来て、面食らったに違いない。あれじゃわからないよ。
 Chuckは、僕をメキシコの野外調査に行かせるつもりでいるようだ。調査地はメキシコシティーから車で8時間、さらにボートで2時間行ったジャングルだそうだ。orz。どうなることやら(一回は行ってみたいんだけどね)。それから、Edと解析手法について共同研究をする。EdはUCLAの言語学科の教授で、チョムスキーの弟子。昨年末に受理された論文にとても良いコメントをくれたのが彼だ。
 振り返ってみると、学部では素粒子理論と天文学を勉強し、修士で素粒子実験、博士で人工生命をやった。研究員になってからは、動物行動学と計算言語学をやってきた。そしてUCLAで新たに生態学をやり、帰ってきたら東大でカオス力学系をやる。最近では自分の専門がよくわからない状況なのだが(申請書には計算生物学(Computational Biology)と書くようにしている)、やるからには極めたい。そして、これらの経験と知識を生かして、新しい人工生命にアプローチしたい。

火曜日, 2月 03, 2009

ご縁

 忙しくて郵便物をほったらかしにしていた。たまたまエイブルの字が目に留まり、何だろうと思って郵便物を開けてみたら、アパートの契約更新の書類だ。契約終了日が、平成21年2月28日と書いてある。にがつにじゅうはちにち、ネ。
 エーーー!!!
今月じゃん! 3月20日までに、引っ越せばいいやと思っていたら、青天の霹靂(いやいや本当に)。ということは、渡米するまでどこに住めばいいんだorz。慌てて書類を何度も何度も読み直し、入居できそうなマンスリーマンションをネットで調べた。その結果、僕の脳が導いた選択肢は2つ:

1. 契約通り2月28日までに退去
:急遽引っ越し + マンスリーマンション + 退去1ヶ月前報告を破った違反金
2. 1ヶ月住むためだけに契約更新
:契約更新料(家賃1ヶ月分)+ 3月分の家賃

どちらもほぼ同額だが、1はあまりにも急過ぎて研究どころではない。それから、2のような短期の更新は通常成立しない。万事休す。
 翌日、駄目もとでエイブルに2を提案してみた。案の定、契約更新は難しいだろうとのことだったが、外国に行くのでそこを何とかとお願いして、大家さんと交渉してもらった。そして、5分後かかってきた電話が告げた案は、

3.「これもきっと何かのご縁ですから、3月分の家賃だけで結構ですよ。」(大家さん)

そう。僕らはご縁という見えない糸で繋がっている。ありがとう、大家さん。

日曜日, 2月 01, 2009

オネムジャー

 ついさっきラボから帰って来た。テレビをつけると戦隊モノがやっていた。今の子供たちのヒーローは、炎神戦隊ゴーオンジャーというらしい(僕が幼稚園の頃は、太陽戦隊サンバルカン)。懐かしいなあと思って見ていたら、昔の戦隊モノと全然違うことに気づいた。まず、登場するお兄さんがみんなイケメン。そして、胸元がちらり、お色気的な要素もある。日曜日の朝は子供だけでなく、お父さんもお母さんも(そして研究員も)釘付けだ。正義の味方も時代とともに変わるんだなあ。
 一晩で学生のレポートを採点して成績をつけた。情報処理実習Bの授業では、全部で10回レポートを出した。受講者は約70人いるので、1人1分で採点したとしても12時間近くかかる。もちろん実際はそれ以上かかった。なんとか締め切りには間に合った。ふう。
 実はもう一つ締め切りがあって、赤ちゃん学会から頼まれたコメント論文を書いていた。なぜ僕?と思ったら、赤ちゃん学会では、積極的に異分野との交流を目指しているそうだ。発達心理学の人はもちろん、脳科学、教育学、ロボットなど、様々な分野の人がこれまでにコメントを書いていた。とても良いことだと思う。僕が読んだ論文は、乳児の音声発達に関するもので、とても興味深い内容だった [Link]。こちらもなんとか無事終わった。はふう。徹夜続きでオネムジャー。

木曜日, 1月 29, 2009

GTD再考

 周りを見渡してみると、軽やかに仕事をしてかつ最大限の効果を上げている、実に器用な人たちがいる。自分もああなりたいものだと思うのだが、なかなかそうはイカの塩辛。常に、やりたいことからやらなくてはいけないことまで、びっちりと頭に懸案事項が詰まっている。これでは創造的なアイディアなんて湧いて来るはずもない。そういう状態をなくす技術がGTD (Getting Things Done)[wikipedia]。
 GTDは次の5つのプロセスからなる:
  1. 収集:懸案事項は大小に関わらず全て書き出す(これで頭がすっきり)
  2. 処理:書き出したものを重要度に応じて分類(懸案事項のソート)
  3. 整理:分類したものを具他的な作業内容に分割(これを手帳やPCなどで一括管理)
  4. 評価:こまめに見直す
  5. 実行:整理した作業内容の中から今すべきことを実行する
「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ」を頭から追い出し、これらを実行可能で具体的な5つのプロセスに置き換える。これによって、やりかけの仕事を抱えているストレスをなくそうというのがGTDの肝。下の本はとても参考になりました。ここにわかりやすい解説があります。頭を物入れにしない、というのが大事。

月曜日, 1月 26, 2009

新しい生命の形

 テオ・ヤンセン展 - 新しい生命の形 に行って来た。テレビ番組で彼の作品を知って、実物をぜひ見たいと思っていたところ、ちょうど日比谷で展覧会をやっていた [Link]。テオ・ヤンセン(Theo Jansen)[Link] はオランダの芸術家で、Strandbeest(砂浜生物)という風力で動く人工生命を創作している。その動きは、人工物であることを忘れさせるくらい自然で生命力に満ちている。ただの人工物であれば、どんなに美しくてもやがて飽きるだろう。しかし、ヤンセンの作品が見せる「動き」は、僕の生命に対する妄想を掻き立ててやまない。DNAがあることは生命の必要条件でも十分条件でもない。
 彼の作品はBMWのCMにも登場した。格好いいのでご覧あれ。

 彼は大学で物理学を専攻して、のちに画家に転向したそうだ。科学とアートがみごとに融合・昇華している。僕もこういう人工生命を目指さなくては(絵心は母のお腹の中に忘れてきましたが...)。テオ・ヤンセン展は会場が狭く、実際に動く作品が2つしかなかったのは残念だった。でも一見の価値はあった。

日曜日, 1月 25, 2009

最終講義

 博士課程の3年間と研究員になってからの1年、大妻女子大学社会情報学部(写真はキャンパス)でティーチング・アシスタント(TA)を勤めた。その後3年間、非常勤講師として画像処理論及び演習(3年生選択科目)と情報処理実習(1年生必修科目)を担当した。1/23の補講が大妻女子大での(とりあえずの)最終講義となった。「レポートを出すよ」と告知していたからだろう、いつもよりたくさんの学生が来て、情報とコミュニケーションの科学(後編)[pdf]と題した講義を(普段よりはまじめに)聞いていた。一年を通してこうだと良かったんだけどね。
 振り返ってみると、だいたい徹夜で資料作成をしたので、講義後は燃え尽きた矢吹ジョーみたいになっていた。そして、まっすぐ家に帰れず、苦めのコーヒーを飲みながら喫茶店で一人反省会をしたものだ。どうしたら学生は興味を持つか?どう教えたら学生は飲み込みやすいか?などなど。だから学生がA-ha顔を見せると、心の中で小さくガッツポーズをした。7年間お世話になりました。帰国したらまたここで教える機会があるかもしれないけど、Bye for now!

水曜日, 1月 21, 2009

44番目と92番目の親分

 オバマ大統領(第44代)の就任演説をリアルタイムで観た。式典には200万人の観衆が詰めかけたそうだ。相変わらず情熱的(しかし慎重に言葉を選んだ)な演説だった。主語は「私」ではなく、「私たち」や「アメリカ合衆国」だったのが印象的だ。どんな困難があろうとも、それに打つ勝つアイディアを探すのだ、という姿勢はとても共感する。しかし、アイディアは行動が伴ってなんぼ(「飛ばない豚はただの豚」(ポルコ))です。ぜひ初心のまま突っ走ってほしい。今年はアメリカで一年を過ごすので、Changeを肌で感じることになるでしょう。
 一方、日出ずる国の親分(第92代)はどうしてこうなんだろう。今日は政策遂行(すいこう)を「ついこう」と言い間違えたそうだ。 原稿を棒読みする時は、仮名を振ってもらいましょう。

日曜日, 1月 18, 2009

表参道日和

 散歩がてら、表参道にあるMoMAデザインストアに行って来た。場所は表参道ヒルズの反対側にあるGYREの3階。ニューヨーク53番街にある本店よりは狭いが、機能的かつお洒落で使い心地の良いアイテムが揃っている。今一番欲しいのがSky Umbrella。「雨の日でも晴れ」という逆転の発想が素晴らしい。

 僕がMacbook Airを入れているのがBUILT NYのPCバック。ニューヨークのMoMAデザインストアで購入した。斜めのポケット3つにUSBメモリ、ACアダプタ、ケーブル類がすっきり入り、デザインもグー。

 表参道を散歩してると、とてもお洒落で格好の良い人たちが多い。洋服や高級食材を躊躇なく購入している様を見ていると、本当に不景気なのかしらと思うぐらいだ。

 表参道ヒルズの近くには、新潟館ネスパスがあって物産販売や観光案内をしている。今日は出店で、岩海苔の味噌汁とアンコウの唐揚げを売っていた。寒いし小腹も空いていたので、早速試食した。具は岩海苔とネギだけなのだがこれがうまい。アンコウの唐揚げもプリプリで美味。ネスパスでは各種お酒を試飲して、新潟銘醸 本醸造にごり酒  冬将軍720mlを購入した。甘酒のように甘いが味がしっかりしていておいしい。良い仕事をした日は、これでプチお祝いをしよう。今日は一杯だけ。

木曜日, 1月 15, 2009

小川珈琲@板橋


 以前、小川珈琲を2回ほど紹介した([ここ]と[ここ])。その中でも、東武練馬のSATYにある小川珈琲はすこぶる変な店なので、改めて写真付きで紹介する。ご覧のように、このお店、レジの後ろの通路にある。売り場はこの写真に収まっている範囲しかなく、席は小さいテーブル席が4つだけある。カラフルで素敵な珈琲カップが並んでいる前の席では、おじさんたちが競馬の勝ち負け話で盛り上がっている。
 のべつ幕なく買い物客やカート、泣きべそをかいたちびっ子たちが往来する、何とも落ち着かないカフェだ。しかし、コーヒーの味はすばらしい。オーガニックブレンドは、スッキリとしてマイルドな味わい。お米のロールケーキにとても合う。600円で買える幸せ、ここにあります。


京都西京極 小川珈琲店☆有機栽培ブレンド

金曜日, 1月 09, 2009

Make the world a better place

「世界をより良い場所へ」。梅田望夫さんの「ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!」で出会って以来、のどに刺さった魚の小骨のようにこの言葉が気になっている([link])。研究者としてどんな社会貢献が出来るだろうか?
 僕が研究しているのは、自分の興味を探求したいからで、普段、何か(誰か)のために研究しているつもりはない。しかし、(自分の努力で獲得したとはいえ)研究費をじゃんじゃん使ったあげく、「この研究は何の役にも立ちません」と悪びれもせずに言うのはどうかと思う。やはり、何かの役に立てばいいなと思う。オープンソースやWeb2.0を活用して何かできないだろうか、そういう気持ちもあって、自分が考えたモデルやアルゴリズムは、第三者が自由に利用できる形で公表したいと思っている。EUREKAもその一貫だ。そういうオープンでフェアな姿勢が、研究にも社会貢献にも繋がればうれしい。
 近年は、研究者が中心となって開発されている優れたオープンソースが次々と出ていている。例えば、僕が注目しているSageは、MathematicaやMatlabのような科学計算のためのシステム(cf. [blog] [wikipedia][video])。一言で言えば、既存の主要な科学計算ライブラリをPythonのインターフェイスのもとに統合したもの。Pythonの書式で全てのライブラリを利用でき、Pythonを使っていくらでも拡張が出来る。このプロジェクトを率いているのは数学者で、趣旨に賛同したボランティア(研究者)が協力して開発を進めている。やる気さえあれば、小学生だってSageを使ってグラフを描くことが出来る(何十万もするソフトはいらない)。これも1つの、Make the world a better place.

火曜日, 1月 06, 2009

お正月の風景2009

 今年のお正月に撮った写真を掲載します。全てGRで撮りました。

波立(はったち)海岸
僕が一番好きないわきの海岸。荘厳な景観です。このすぐ近くに波立薬師があります(旅行記を書いている方がいて、素敵な写真があったので、下にブログパーツを掲載させて頂きました)。僕のじいちゃんが瓦を葺いたそうです。歴史に残る仕事をしたじいちゃん、誇らしいです。

白水阿弥陀堂
この阿弥陀堂は平安末期に建てられたもので国宝に指定されている(こんなを格好したらバチが当たるかもしれない)。小学校の頃に遠足や写生大会でよく来ました。僕の実家からも歩いて行けます(こちらも旅行記がありました [Link])。


強く儚い者たち
昔々、気が遠くなるような昔、こんな恐竜たちが本当にいたんですね。一番手前はT.rex。何で滅んじゃったのかな?小学校以来、久しぶりにいわき市石炭化石館に行ってきました。ここも実家の近くにある。

マーコ漬け
奥さんの実家で飼っているにゃんこ。二度目の登場。袋をカサカサさせると、案の定、袋の猫になってしまいました。マーコは若干興奮気味です。


参考(tsunetaさん@4travel.jpより)

日曜日, 1月 04, 2009

Akeome-Kotoyoro

 明けましておめでとうございます。昨年は多くの方々に大変お世話になりました。そして今年もお世話になります。どうぞよろしくお願いします。
 2009年は公私ともに大きく変わる年になりそうです。研究環境が変わったり、アメリカに行ったり、パートナーができたり。原点回帰、方向確認、再起動。あとは、内燃機関にまかせて思いっきり走りたいと思います。やりたくないことをやらないようにがんばるのではない。やりたいことをやるのだ。これが僕のmotto。
 おみくじは小吉でしたが、お茶はハート形になりました(加工ではありません)。きっといいこと、あると思います。

火曜日, 12月 30, 2008

論文が出版されました

 この手の理論としては異例の早さで、僕らの論文「Ethological Data Mining: an automata-based approach to extract behavioral units and rules」が出版されました[link]。最初に論文を提出したのが7月20日で、9月18日に一発で受理。その後手直しをして、正式受理が11月11日(奇しくも結婚記念日)で、12月27日にOnline Firstに出た。約5ヶ月。編集責任者はカリフォルニア大学(リバーサイド)の先生だった[link]。ホームページを見ると、この人なかなか面白そう。アメリカに行ったら会ってみたいな。
 この論文では、決定論的有限オートマトンを使って、行動系列データから単位と規則を抽出する手法を提案した(EUREKAを使えば、誰でもこの論文の内容を体感できます)。背景知識、動作原理、具体的な解析例を、出来る限り丁寧にストーリーを意識して書いた。査読者の1人はこんな賛辞をくれた。
I think this is a significant ground-breaking paper, and is important for bringing some new theoretical advances in computational linguistics to the wider audience it deserves. The data mining community should find this an interesting, useful and important technique.
 これだから研究は辞められない。自分の理想と限界、生き物と機械、アカデミックとは無関係なしかし僕を悩ませる諸事情、いろんなものの間に立ち、踏ん張って書いた論文なので、この言葉がどれだけうれしいことか(そもそも、他の研究をここまで気持ちよく褒める研究者がいるんだ。あまのじゃくはよく見かけるけど)。教科書から逸脱することを厭わない好奇心旺盛な研究者に、ぜひこの論文を読んでもらいたい。

月曜日, 12月 29, 2008

マーフィーの法則

If it can happen, it will happen.
(起こる可能性のあることは、いつか必ず起こる)
 マーフィーの法則とはこういうこと。そして、起こる可能性のあることが起きた。まもなく今年も終わるというのこの時期に、ラボのコンピュータが2台立て続けに壊れた。よくフリーズしたり動作が緩慢だったりしていたのが、突然うんともすんとも言わなくなった。どちらもHD(ハードディスク)が逝ってしまったようだ。HDは消耗品と心得て、日頃からバックアップを取っておかないと本当に怖い(僕は人生で二度、ハードディスクのクラッシュに泣かされている)。大事なデータはバックアップがとれたので、最悪の事態は免れた。結局朝までかかった。ふう。コンピュータの管理者って大変。

金曜日, 12月 26, 2008

Remember the milk

 ツリーの出番が終わり、門松がスタンバっている今日この頃。まもなく2008年が終わろうとしています。あれもしなきゃこれもしなきゃと焦る一方で、時間はサラサラと何の抵抗もなく過ぎて行きます。部屋とPCの大掃除が済んだら、ここらで頭の大掃除をしてみる必要がありそうです。
  • 何がしたいのか・したくないのか
  • 何ができるのか・できないのか
  • 何をしなければならないのか・しなくてもよいのか
 ラップトップを閉じ、白紙を前に自分の正直な声に耳を傾け、目標から逆算して計画を建てます。特にこの先の三ヶ月とアメリカに行ってからの一年。ぜひとも有意義な時間にしたい。それから心の大掃除も必要だ。
  • 多忙で注意散漫になっていないか
  • 尊大で嫌な奴になっていないか
  • 謙虚さと感謝を忘れていないか
 幼稚園で学んだことを心掛けよう(cf. 新・人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ)。そんなに難しいことではないはず。
 頭や心を整理したら、あとは具体的な目標とそれに至る手順をTODOにまとめる。TODOの管理はRemember the milkがシンプルで良いです。ネーミングのセンスも良い。一事が万事。「牛乳を買い忘れない」人は、1つ1つの物事を疎かにしない人。

水曜日, 12月 24, 2008

メリークリスマス

 アルタの近くにある喫茶店「凡」に行って来た[Link]。新宿の中では一番好きな喫茶店。コーヒーをポットで出すので、値段は少々高めだ。ブルーマウンテンは1日に8杯限定というこだわりよう。今日は終了していたので、ブラジルとココアのシフォンケーキを注文した。すっきりとしたブラジルの味わいと、しっとりしたシフォンがマッチした。
 焙煎の香のする店内はレトロな雰囲気で、カウンターと大きなテーブル席がある。トイレのドアが本棚で、まるで隠し部屋みたいになっているのが面白い。それから電脳会計という名前で古いMacがレジで活躍している(おつりは電卓で勘定するんだけど:-)。コーヒー通にはお勧めのお店。
 足早に交差点を渡る人たちの顔はみんな幸せそうでした。新前・ベテランのカップル、夫婦や家族連れ、お父さんサンタ、サンタライダーズ、ワケアリの...。今晩は42型の靴下をぶら下げて寝ます(サンタさん液晶テレビをお願いします)。


土曜日, 12月 20, 2008

この木何の木、気になる木

 昨日の忘年会で、ラボのみなさんから結婚のお祝いを頂きました。手前に写っているのは頂いた色紙。とても感動しました。皆さんからのお祝いのメッセージ。そして、開くと中心に生命力溢れる木がにょっきりと姿を現します。何と手作りだそうです(U様、ありがとうございました)。この木をからさぬよう、大切にしたいと思います。

ここで、豆うんちく。小学校の先生が言っていた人生に大切な4つの木:
1. 元気
2. やる気
3. 本気
4. 猪木、じゃなかった、根気
 後ろに写っているのは頂いた電気ケトル(と通りすがりのアシモ)。僕はコーヒー好きなので、早速使わせていただきます。ラボのみなさん、本当にありがとうございました。

木曜日, 12月 18, 2008

凹む

ついてない。盗んだバイクが盗まれるぐらいついてない。
 1限の講義直前、準備でばたばたしていたらMacbook Airを床に落とした。ごちん。ケースに入っていたので幸い壊れはしなかったが、開閉部の真ん中あたりが凹んだ。
 教室に入ると学生が数名しかおらず、閑古鳥が鳴いている。しばらくして遅刻組が合流したが、こんな足並みの揃っていない状態では予定通りに講義が進まない。あー。「がんばって準備したのに!」とか「何故、学生たちやる気がないのだろう?」とか、複雑な感情が混じり合い、僕が凹んだ。
 2008年の講義は今日でひとまず終了。僕と学生との温度差を強く感じる年だった。どうしたら現在のような状況を変えることが出来るのか?「最近の学生は...」と言いたくなる気持ちもあるが、一方で、やっぱり学生と向き合っていたいとも思う。諦めや忌避は何も生み出さない。目の前の失敗から学ぼう。

金曜日, 12月 12, 2008

プロ野球戦力外通告クビを宣告された男達

 深夜テレビをつけると番宣が流れていた。この番組を何度か見たことがある[Link]。球団から戦力外通告を受け、トライアウトに望むプロ野球選手とその家族に密着するドキュメント。別の球団から声がかかり野球を継続できる者もいれば、諦めざるを得ない者もいる。
 よくよく考えてみると、ポスドクもプロ野球選手に似ている。僕の場合、バットをPCに持ち替え、過去の実績を引っさげて、研究機関のトライアウトを受ける。受かれば数年のチャンスが与えられる。当然、実績が全て。実績とは論文の数だったり、インパクトファクター(悪習!)だったり。実績があがらなければ赤紙である。野球にしろ学問にしろプロと呼ばれる人たちは、そういうぎりぎりの緊張感の中でがんばっている。だからこそ、ファイン・プレー(良い論文)が生まれたときの快感は何物にも代え難い。
 今週、論文のドラフトを書き上げた。うまく書けただろうかと心配だったが、共著者のJJが「Good work!」と言ってくれたのでホッとした。産みの苦しみが報われた瞬間。あと3つ論文を抱えていて、次の論文は自分の真価が問われる一本になる。がんばって書きます。そうでないと、壮絶人生ドキュメントプロ野球選手の妻たち[Link]の研究者版にうちの奥さんが出ることになってしまう!?論文、ええ、書きますとも。

水曜日, 12月 10, 2008

おいしいコーヒーの真実

 コーヒーが1杯330円だとして、そのうち農家が手にするお金がどのくらいかご存知だろうか?
わずか3~9円だ
 330円の内訳は次のようになる(数字はDVDのパンフレットに基づいているが、日本経済評論社2004年の概算(コーヒーと南北問題―「キリマンジャロ」のフードシステム)によると、コーヒー農家の取り分はさらに少なく1.7円(全体のわずか0.4%))。
  • 298円 カフェ/小売業者、焙煎業者、輸入業者(90%)
  • 23円 輸出業者、地元の貿易会社(7%)
  • 3~9円 コーヒー農家(3%)
 コーヒー発祥の地エチオピアでは、朝から晩まで8時間、身を粉にしてコーヒー豆の選別作業に従事しても、もらえる賃金は0.5ドルにも満たない。そして、ネスレなどの多国籍企業が市場を牛耳り、手塩にかけて生産したコーヒー豆も言い値で取引される。グローバリゼーション、搾取、貧困。これが、世界で1日に20億杯以上も消費される身近なコーヒーの知られざる真実だ。これはコーヒーだけの問題ではない。深く考えさせられる作品だ。


Link:

火曜日, 12月 09, 2008

アフロサムライ

アフロヘアーの侍が最強の座を求めて旅する物語 [Link]。それ以上の内容はない。しかし、映像と音楽、リズム、その世界観は、超格好いい!という言葉以外見つからない。作品のクオリティーはかなり高い。アクションものはあまり見ないのだけど、アフロサムライは楽しめた(国際線の中で観たカンフー・パンダは飽きてしまって駄目だった)。
 原作は岡崎能士の自費出版による漫画だそうで(僕は残念ながら知らない)、監督は幽★遊★白書や攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXで作画監督を勤めた木崎文智。制作会社はデジタルアニメで注目されているGONZO。お勧めのDVDですが、暴力シーンがリアルなので、小さなお子様の前では観ない方が良いでしょう。

水曜日, 12月 03, 2008

脳がほぐれる言語学

 展開の速い(悪く言えば落ち着きのない)楽しいエッセイだ。言語において、記号と内容の結びつきは緩やで相対的に決まることを理解し、時にはそれをずらして脱構築する(一旦ご破算にして一から新しく作り直す)ことが、常識の袋小路から抜け出だすための鍵だとく。例えば、「ただの甘栗」も「むいた甘栗」も商品としてはどちらも「甘栗」だ。しかし、後者を「甘栗むいちゃいました」とすることで大ヒットが生まれた。では、前者を若者にも売るためにはどうしたら良いか?僕の意見はこう。「甘栗むいちゃうぞ♡」として、かわいい栗剥き付きで売る。甘栗の脱構築の出来上がり。
 著者は大変な読書家で(広く薄くという感じも否めないが)、この本には言い得て妙な表現が詰まっている。思考のツールとしての言語を疑ってみる上で有用なヒントがある本だと思う。


 言語による思考は一次元的な制約を受けがちなので、僕はアイディアを練る時にはマインドマップを良く利用している。マインドマップとは、簡単に言うと、考えを木構造(中心から外延方向へ放射状に)にマップして可視化する方法(構造とはすなわち関係性のこと)。最近の脳ブームと相まって、教育やビジネスでも広く取り入れられている。今日の講義でも取り上げた [Link]。僕が思うところの桃太郎を描いてみたらこうなった。どうだろう。


月曜日, 12月 01, 2008

ブラジルヌーボー

 今日から師走です。うかうかしてると、ゆく年くる年の時間になってしまいそうです。2008年に別れを告げる前に、もうひと頑張りしましょう。
 最近、ドトールでお昼を食べることが多かったのですが、お店で見かけて気になった「ブラジルヌーボー」を購入しました [Link]。ブラジル移民船が日本を出航してから100年たったことを記念して企画されたそうです。ブラジルというとサントスが有名で、苦みが少なくすっきりとした味わいです。ブラックで飲むのが苦手な女性でも、大丈夫だと思います。日系農園からとれたサントスの初摘豆だから、ブラジルヌーボーなのでしょう。肝心のお味はというと、ほんのりと甘さを感じるさわやかな味でした。ラボ用に買ったのに2杯も飲んでしまいました。11月1日発売の限定品らしいので、もし興味があればお早めにお試しあれ。
  • 香り:☆☆☆
  • 酸味:☆
  • 甘み:☆
  • 苦み:☆

日曜日, 11月 30, 2008

模倣とオリジナル

 怠惰な自分に火をつけるときのカンフル剤はいつもB'z(2007年、ハリウッド・ロックウォークの殿堂入りを果たした[Link])。稲葉の突き抜けるような高音と松本のメロディアスなリフが絶妙に絡んだ時、アドレナ汁は止まらなくなる。先日眠れなくて、YouTubeでB'zのミュージックビデオを見ていたら、ギターのコピーを100本以上載せている人がいた。これがまた相当うまい!おそらくバンドをやっているのだろうし、ひょっとしたらギターの先生なのかもしれないが、指の運びがとても美しい。これだけの質と量をすべて耳コピーしたのならば脱帽ものだ。かつて(なーんちゃって)ギター小僧だった僕は、彼のギタープレーにすっかり見せられた。
 しかしなぜだろう、彼のプレーが完璧であればあるほど物足りなさを感じてしまう。何かが足りない。松本のギターにはあって、彼のギターにはないもの?それはある種の“遊び”だ。形式は(がんばれば)模倣できる。しかし、形式を生み出した精神までは模倣できない。オリジナルのゆるぎない精神が遊びを生む。模倣すら出来ない僕が言う資格はないのだが。
 写真は、高校2年生の夏休み全てを注ぎ込みバイトして手に入れたヤマハのストラト(B'z初期の作品で使われていた)。青のあおさに惚れて買った。Pythonとストラトを表現手段に出来る研究者になりたい。

水曜日, 11月 26, 2008

秋の素描

最近GRで撮ったお気に入りの写真を載せます。

「Always 唐木田の夕雲」
 大妻女子大での講義を終えて、駅へと向かう道すがらに撮ったもの。ススキの向こうに見える飛行機雲がきれいです。紅葉の季節なので写真をばんばん撮りたいところなのですが、大学の周辺でカメラを構えていると不審者に思われるので、なかなかそうはいきません。パシャ、パシャしてると、「カシャ」(えっ)。「詳しい話は署で聞く」(あ"ー)。なんて、こともあり得るので注意。

「サイケデリックな秋」
 撮影場所は池袋。街灯と木々の紅葉が、不思議な緑の風合いを作り出しています。何の加工も施していません。偶然が生んだサイケな秋の質感。

「クールなにゃんこ」
 最近 Natureにクールな歌という論文が載りました(鳥の脳を冷やすと、歌のリズムが遅くなるという実験 [Link])。こちらもクールさでは負けていません。4℃ですから。そんなことを知ってか知らずか、まーこは袋に入ってご満悦。ちなみに、水の密度が最大になる温度が4℃でしたね。

「七つ森」
 気になる喫茶店があると、妻に連れられて来たのが高円寺にあるこのお店 [地図]。店内は昭和の雰囲気がするレトロで素敵な喫茶店。炭焼焼珈琲はおいしいし、目の前で作っていたハンバーグもおいしそうだった。中央線沿線には結構良さげな喫茶店が多い。阿佐ヶ谷にはヴィオロンというかなり通向け喫茶店がある。おっと、写真。いいでしょ、この懐かしい感じ。

土曜日, 11月 22, 2008

いい夫婦の日

 11月22日はいい夫婦の日なのだそうです。こういう記念日があると、夫婦になろうと決意した日のことを思い出し、二人でいることの大切さを考え直すきっかけになって良いと思います。
 昨日、結婚指輪が出来上がり、今日から指輪をはめることになりました。オシャレでも指輪的なアクセサリーをつけたことはないので、何となくまだ違和感があります(肉球についた小物を気にするにゃんこのように)。物理的にはわずか十数グラムですが、実際にはずっしりと重さを感じます。良く言われるように、楽しみも喜びも2倍(お小遣いは1/2?)になるように、共に歩んで行きたいと思います。えっ、アシモの手の向きが若干おかしい?いえいえ、気のせいです。

新種のアザラシ!?

 アザラシ(海豹)は、アシカ亜目アザラシ科に属する海棲哺乳類の総称である。日本近海には、ゴマフアザラシ、ワモンアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、アゴヒゲアザラシの5種が生息する。この度、新種のアザラシが杉並区高円寺で発見され、その驚くべき生態が明らかになった。
その名は、トラヒゲアザラシ。
  • 形態:もこもこ&ぷよぷよ、猫耳と肉球がある
  • 繁殖:手術済み
  • 食物:カリカリが好きです。でも缶々の方がもっと好きです。
  • 習性:袋を見てそわそわ、気になって入ってみる。確認、異常なーし。
       その5分後、袋を見てそわそわ、気になって入ってみる。確認、異常なーし。...
新種発見と思ったら、その後、猫(とらおさん)であることが判明しました。